2019/8/21に放送されたテレビ東京系テレビ番組『ソレダメ! ~あなたの常識は非常識!?』では炊飯器を使った超簡単ローストビーフの作り方を紹介されていました。通常ローストビーフを作るとなると火加減がとても難しく失敗してしまいやすい料理ですよね。それが炊飯器に入れておくだけという超簡単な方法で作れてしまうのです。そのレシピとは?
一般的なローストビーフの作り方
この記事の目次
材料
・牛モモ肉の塊 500g
・塩・胡椒 適量
作り方・レシピ
- 冷蔵庫からお肉を出汁常温にします。500gの塊であれば30分ほど置いておきます。
- お肉に塩コショウを適量ふりかけます。
- フライパンで表面全体に焼き目をつけます。
- 180度に温めたオーブンで40分焼きます
- 焼き上がったら取り出しカットしたら完成
これが通常の作り方ですが、火加減がとても難しく、お肉をカットした際に生のままだったり、火が通りすぎて焼きすぎになってしまったりすることがよくあります。理想的なローストビーフの焼き加減は中が赤いけどちゃんと火が通っているしっかりとした状態です。
ちなみに、ここで気になるのがローストビーフは生肉の状態か火が通っている状態か見分ける方法です。
ローストビーフは生食?大丈夫?火が通っているか確認する方法とは?
牛肉を生で食べると細菌がついていて危ないってよく聞きますよね。食中毒の原因となるO157なんかは有名です。そこで生の状態か火が通っている状態か見分ける方法をはてなスッキリさんが紹介されていました。その方法というのがこちら☟☟
1つ目は、
焼きたてを金串で刺してみる方法です。焼きたてのローストビーフの中心あたりに金串を突き刺し、反対側まで金串の先を出します。
すぐさま中心まで金串を戻し、そのまま10秒待って引き抜きます。その金串を唇に当ててみましょう。ロゼなら、温かく感じるはずです。焼き過ぎると熱く感じます。生なら、冷たいままです。
金串で調べるのが不安な人は、料理用の温度計を使ってみましょう。
ロゼなら、54度から57度くらいのはずです。60度を超えると、焼き過ぎになります。
2つ目は、
切った時の色で判別します。薄いピンク色をしていれば、ロゼだということになります。
ロゼという状態が火が通っている状態を表すようです。唇に当てるとありますが、生肉で細菌がついた状態の串を唇に当てるのは少し抵抗があります。串を当てた部分を舐めてしまうと細菌が体内に入り込んでくる可能性がありますよね。その為、料理用の温度計を使うのが無難かと思います。または、色で判断されるのが安全のように思います。しかしこの色というのも料理の経験がないと難しいものです。生のお肉の色、そして市販で販売されているローストビーフの色を覚えて頭に焼き付けておくと良いでしょう。
また、食中毒がどうしても心配という場合には、こんな説も紹介されています。
サルモネラ、病原性大腸菌、カンピロバクターなどの食中毒菌の多くは、75℃以上1分間の加熱でほとんど死滅する(ノロウイルスは85℃以上1分間)。食肉で汚染されやすい部位は、肉の表面。牛肉などのブロックでは、肉の中まで菌が侵入している可能性は少なく、健康な大人なら、表面を十分焼いて食べれば問題ない。
つまり、表面を先にしっかりと焼いているローストビーフであれば中のお肉は食中毒菌に汚染されていることが少ないということになります。これは心強い情報ですね。しっかりとお肉の表面を焼いてロゼの状態を作ることで自分で作ったローストビーフでも安心して食卓に運ぶことが出来ます。
それダメで紹介された炊飯器を使ったローストビーフレシピ
それでは本題です。『それダメ』で料理研究家のあまこようこさんが紹介していた炊飯器を使ったローストビーフレシピとは?
あまこさんによると「厚みや形に個体差があるので温度や時間の調整がとても難しい」と話されていました。
作り方・レシピ
- 冷蔵庫から肉を出し、常温にします
- 肉に塩・胡椒を適量振りかけます
- フライパンで表面全体に焼き目を付けます
- 給湯器の温度を60度まで上げて蛇口からお湯を用意します。そのお湯を炊飯器に入れます
- お肉を密閉袋に入れて空気をしっかり抜きます
- 空気の抜き方はお肉を袋に入れて水中に浸し軽く押すと真空状態になります
- しっかりと真空状態にしたお肉を60度のお湯が入った炊飯器にいれて保温ボタンを押します
- 1時間保温状態で加熱したら、取り出し30分ほど寝かします。
- 適度な大きさにカットしたら完成です
ソースの作り方
余った肉汁に酒(大さじ1)、醤油(大さじ2)、はちみつ(大さじ1)粒マスタード(小さじ1)をいれてフライパンで炒めます。お肉を寝かしている間にサッと作れます。
あまこようこさんの他レシピ
まとめ&感想
いかがでしたか。実際に私も番組を見ていて生の状態と火が通っている状態の見分け方がとても気になったので自分なりに調べてみました。調理して家族に提供するときは食の安全が最優先ですよね。ローストビーフを作る際に是非火が通っているかも確かめてみてください。炊飯器で作る方法はクリスマスシーズンなど他の調理をするのに忙しいときなどにもかなり役立ちます。下処理をして後は炊飯器に入れておくだけなので場所も取りません。是非試してみてはいかがでしょうか。