エルバステラという野菜はご存じですか。
近所にある野菜無人直売所で見つけたので早速私が思うエルバステラに合いそうな料理を作ってみました。
そのレシピと感想を紹介していきます。おすすめしない食べ方も併せて紹介していきますので、
皆さんの参考になれれば嬉しいです。
この記事はプロモーションを含みます。
目次
この記事の目次
エルバステラとは?どんな味がするの?
エルバステラとは?
おいしい 野菜の新品種開発に取り組んでいるトキタ種苗株式会社の品種カタログによると、
イタリアではサラダ野菜として利用されています。ほのかな甘みと苦味が特徴で、食感はサクサクしており、ナッツのような芳香を感じます。どんな料理にもよく合い、浅漬けや鍋、さっと炒めてパスタの具に利用します。
と紹介されていました。
野菜無人直売所も同じように、
「エルバステラはイタリア語で「星の草」と呼ばれイタリアで親しまれている野菜です。サラダ、浅漬け、和え物、鍋に適しています」
野菜無人直売所のメモ書き
とメモ書きが貼ってありました。
つまり、イタリアの野菜で、生、漬物、炒め物、汁物、どれにでも適しているということのようです。
味はというと、、、、
食感は新鮮なニラのように歯ごたえのあるサクサクとした食感で、甘味よりも苦みの強い野菜だと感じました。
噛めば噛むほどに渋みが出てくるのでサラダにこれが向いているのか?と正直疑問に思いました。
しかし、おすすめのレシピとしてサラダが挙げられていますので、実際に作って検証していきたいと思います。
エルバステラ食べ方1:生で食べる
材料 (3~4人前)
・エルバステラ 1/2束
・お好きな海鮮(私は水だこの刺身と海鮮ちらしをチョイス) 好きなだけ
・★レモン1/4かけ
・★オリーブオイル 適量
・★シークヮーサーぽんず(通常のポン酢でもOK) 大さじ1程度
・★さしみ醤油 小さじ1
PR【私が愛用しているシークヮーサーぽんず】
シークヮーサーのさっぱりとした味わいと塩味の角が取れた口当たりの優しいポン酢です。
宮古島で一度味わってから手放せなくなった商品の1つです。
レシピ:エルバステラのカルパッチョ風サラダ
評価
難易度 |
|
味 |
2
|
---|---|---|---|
見た目 |
5
|
おすすめ度 |
1
|
【難易度】簡単
エルバステラをカットして飾りつけしていくのみなので、料理初心者でも簡単に作ることができます。
【味】
イタリアのサラダといえば、カルパッチョのイメージだったので作ってみたのですが、、、、想像していた通りでした。
エルバステラを噛んだ時のファーストインプレッションはサクサクとしていて少し甘みを感じられるので、
初めは美味しいかも?と思うのですが、その後に苦みを感じ、噛んでいくごとに口の中で渋みが広がっていきます。
アクのような渋みがあるので私は個人的に生のサラダで食べることはおすすめしません。
口の中に渋みが数分残っていたのもあまり好きではありませんでした。
★2にしたのは、イタリアではサラダとして食べられているようなので、私が知りえないポテンシャルがありそうなのと、
人によってはこの苦みが好き!という方もいるかもしれないので、★2にしています。
【見た目】
サラダにはうってつけの見た目をしていますし、色鮮やかな野菜なので美しく仕上がりました。
【おすすめ度】
正直生ではもう食べないと思います。
今年はイタリアに行く機会があるので、
もし本場のエルバステラのサラダを味わえるお店があったら試してみたいです。
美味しかったら見様見真似でレシピを研究してまた追記します。
エルバステラ食べ方2:炒め物
材料
・鎌揚げシラス 30g
・カニカマ 4~6本
・★レモン 1/4個
・★トマトペースト 大さじ1 ※なければケチャップでもOK
・★マジックソルト(緑) 適量
・オリーブオイル適量
・いりごま 適量
PR【私が愛用しているトマトペースト】
トマト缶や通常のトマトは水分量が多く、炒め物には適さないことがあります。
トマトペーストであれば水分量を抑えることができ、トマトの風味を調理に加えることができます。
炒め物のみならずパスタなどにも使えるので気になる方は一度味わってみてはいかがでしょうか。
レシピ:エルバステラとカニカマで作るお腹が膨れる和え物
評価
難易度 |
2
|
味 |
3
|
---|
見た目 |
3
|
おすすめ度 |
3
|
---|
【難易度】普通
料理の難易度は普通適度です。簡単でもなく難しくもないといったところでしょう。
全ての食材がそのままでも食べられるものなので加熱の加減も難しくはありません。
【味】
可もなく不可もなくといったところです。
生のエルバステラに比べると苦みやえぐみが抑えられて美味しく頂くことができました。
食感がニラに似ていたのでニラのように加熱することによって香ばしい味わいが出てくるかと期待しましたが、
油と加熱によって美味しさが引き立つ食材ではなさそうです。
しかし生の時に気になった苦みやえぐみは軽減されていたので、
私が次回エルバステラを食べる場合は火を通した調理法にすると思いました。
エルバステラの味の主張は強くはないので色味を少し足したいスープに入れて食べるのも良いのかも?と思いました。
【見た目】
炒めるとしんなりとします。見た目は生の時の方が緑が綺麗に映えます。
【おすすめ度】
イタリアの野菜なので魚介との相性が良いのかと思いカニカマとシラスという食材をピックアップしてみましたが、
魚介と調和して美味しくなるといったことは特にありませんでした。
元々えぐみが強めの野菜なので、臭みのある魚介よりも卵などマイルドな食材と組み合わせるといいのかもしれません。
エルバステラ食べ方3:茹でる
材料
・エルバステラ 好きなだけ
・めんつゆ 適量
サラダにしたエルバステラが渋くて全て食べきれなかったので、余ったエルバステラを茹でてお浸しにしてみました。
その為、正確な量をお伝え出来ず申し訳ございません。
めんつゆは昆布出汁のものを使用しました。
普段のお浸しを作る要領でお好みの塩分濃度に調整してみてください。
レシピ:エルバステラのお浸し
評価
難易度 |
1
|
味 |
3
|
---|---|---|---|
見た目 |
2
|
おすすめ度 |
3
|
【難易度】簡単
茹でてめんつゆと絡めるだけなのでとても簡単です。
【味】
生、炒め、茹での中で私は茹でたエルバステラが一番食べやすいと感じました。
苦みやえぐみが取れてとても食べやすくなっています。
口の中に感じたえぐみも茹でることがかなり軽減されていると感じました。
但し、この調理法にしたからエルバステラの良さを存分に楽しめるわけではなかったので、今後も研究は必要そうです。
【見た目】
普通のお浸しです。特に映えるわけでもありませんが、茹でても綺麗な緑色は残りました。
【おすすめ度】
普通に美味しく食べられます。
しかし、エルバステラだからお浸しにしたい!といった願望が生まれるほどの美味しさではありません。
今回調理した中では一番美味しく食べられました。
最後に
エルバステラは生で食べると食感は楽しめますが、苦みが強いのであまりおすすめできる食べ方とは言えませんでした。
しかし、茹でてから調理することでえぐみや渋みが軽減されるため、一番食べやすい方法だと今回の検証でわかりました。
茹でる調理法の欠点はエルバステラのサクサクとした食感が全て失われてしまうことです。
エルバステラの良さを引き立てられる調理法まで今回はありつけなかったので、また購入できる機会があればより美味しい調理法を研究してみたいです。