まくわうりの食べ方・切り方!メロンとの違いや味の特徴とは?

まくわうりといえば、ウリ科の仲間で夏になると市場に出てくる野菜です。

 

メロンに似ている印象からフルーツとしても認識されることもあります。

 

このブログではまくわうりの切り方や美味しい食べ方を紹介していけたらと思います。

まくわうりの食べ方

まくわうりは野菜に分類されますが、食べ方は人それぞれです。

 

野菜としてサラダにしたり、生でそのままルーツ感覚で食べられる方もいます。

 

一番簡単にまくわうりを食べたい場合は『生で食べる』ことをお勧めします。また、これが一般的に周知されている食べ方だと思います。

 

野菜として食べる場合は、千切りにしてパパイヤサラダ(タイ料理のソムタム)のようにしたり、細切りにしてピクルスや、糠漬けにして食べても美味しいです。

 

また、ウリ科の特徴を生かし、生ハムを巻いて食べると、ハムの塩気と甜瓜のほんのりとした甘さとの相性が抜群です。おつまみとして出てくると嬉しい1品です。

果物として食べる場合は、生で食べるのが一番適しています。果物といってもメロンのように糖度が高いわけではありません。

 

甘味が少ないのでゼリーなどに調理して食べるよりはそのまま食べるのが美味しいと感じました。

切り方

まくわうりの切り方は2つあります。

 

一般的なのがゴーヤを切るときと同じように、縦半分に切って、中の種をスプーンでくりぬき、皮を包丁で剥いて、U字になるように横に切っていくというものです。

 

もう1つの方法は、一番簡単な食べ方です。

 

それは、横半分に切って実と種の部分をスプーンでくりぬくという方法です。

 

キウイを食べるときのように食べます。

 

種も一緒に食べられますので食感が気にならない方は試してみてください。

 

種のまわりにあるジェリーがまくわうりの実の部分よりも甘みがあるので、この部分も一緒に食べることを私はお勧めします。

味の特徴

まくわうりは皮に近づくにつれて味も薄れて、硬くなります。

 

食べる際は皮を厚めに剥いて食べるのがお勧めです。

基本的な味は、メロンと梨の中間といったところです。

 

メロンほど甘くなくさっぱりとした味わいのため野菜として食べる方もいることが容易に理解できます。

 

また食感がシャキシャキとしている点と水分が多い点で梨に似ていると感じました。

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メロンとの違いとは?


まくわうりはメロンの一変種です。

 

種としてのメロンは北アフリカや中近東地方が原産になります。

 

栽培が始まり、特に西方に伝わった品種群をメロンと呼び、東方に伝わった品種群を瓜(ウリ)と呼ぶと考えられています。

 

このウリの中にまくわうりが含まれます。まくわうりの名前は、当時美濃国(岐阜県南部)の真桑村からきています。

 

それはこの地域が良質なうりをつくれる産地であったためです。

古くから日本で食用にされているのが「うり」。そしてウリと言えばマクワウリを指すものでした。

 

しかし温室栽培が発達し日本でもメロンが市場に流通し始めるようになります。

 

当初はメロンは高級品であり、庶民はウリを食べていたと言われています。つまり日本ではウリの方が馴染みのある食品だったんですね。

栄養面で比較

黄金まくわうりを今回買ってきたのですが、その際に八百屋さんで「黄金まくわうりはカリウムを多く含んでおり高血圧に効果が期待できる。また、ミカンと同じ位ビタミンCを含むので風邪予防にもなります」と記載されていました。

 

ビタミンC豊富と書いてあるとどうしても手が伸びてしまう性分の私です。

 

実際に、厚生労働省の食品成分データベースで栄養素を調べてみたところ、あまり変わりませんでした。

 

(比較したのはまくわうり黄肉腫/生とメロン緑肉腫/生の成分データ)メロンの方が甘い分やはり糖質は少し多いようです。

 

まくわうりは炭水化物100gあたり7.8gのところ、メロンは10.4gでした。

 

メロンの方が多い栄養成分:カリウム、リン、ビタミンB6、ビタミンB1

まくわうりの方が多い栄養成分:マンガン、a-カロテン、ビタミンC、食物繊維、葉酸2

 

他にも栄養素はたくさんありますが、知名度の高い栄養成分で比較してみました。

 

特に葉酸はまくわうりの方が多く、100gあたり50g含まれています。メロンは100gあたり24gでした。

まとめ&感想

いかがでしたか。

 

メロンもまくわうりも大して変わりませんが、果物として食べるならメロンを選びたいかな~。野菜として漬物などにする場合はまくわうりも食べたいです。

 

また値段で比較するとまくわうりの方が安いですし(※販売されている店舗によって異なります)、スプーンですくって食べられるお手軽さもあります。

 

炒めて調理等しなかったので今後まくわうりを手に入れられる機会があったら加熱調理にもチャレンジしてみたいです。

 

皆さんの参考になっていたら嬉しいです♡

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