スーパーで栗毛蟹という蟹が安く売られていました。毛蟹は知っているけど栗毛蟹は聞いたことありません。
調べてみると毛蟹の仲間に栗蟹(クリガニ科)という蟹の種類があるようで、恐らく栗毛蟹もこの類の蟹なのではないかと推察します。
ちなみに、栗蟹は青森などでは春から初夏の風物詩と言われており、ミソが美味しいことで有名です。
値段は毛蟹の半額以下で購入できる蟹で、今回私が手に入れた蟹も破格の値段で売られていたのでこの種類の蟹ではないかと思っております。
それではこの栗毛蟹を捌いて調理してみたので、簡単に食べられる方法などを検証していきます。
目次
この記事の目次
栗毛蟹を観察してみよう
栗毛蟹の食べ方
もし栗毛蟹が毛蟹の仲間なのであればミソが美味しい蟹なので蒸すよりも茹でる方が甘味が増して美味しいとされています。
ということで試しに塩ゆでしていきたいと思います。
下ごしらえ
用意するものは水4リットルと4%の塩なので140㏄の塩を用意します。
これを使って塩ゆでしていきましょう。
美味しいかに酢の作り方
用意するものは米酢、昆布つゆ(3倍濃縮)、酒、白だしです。
2:2:1:1の割合で混ぜ合わせて小鍋で熱して酸味を飛ばしたら出来上がりです。
感想
難易度
とても簡単です。蟹の殻が比較的柔らかいので包丁を使わなくとも手で捌くことが出来ました。
蟹初心者でも簡単に捌くことが出来るでしょう。
但し、身がとても柔らかいので殻から取り出しづらいと感じるかもしれません。
味
甘味のある蟹で全くクセがありません。ミソがたくさん入っていることを期待しましたが、そこまででした。
ミソは緑色になっている部分がある場合は少し苦みを感じました。
白いミソの場合はとても甘く濃厚で美味しかったのですが驚くほど美味しい!というわけではなく、適度に美味しいミソといった印象です。
身がとても柔らかいので殻から外しづらいと感じました。吸い込むように食べると出汁がとても美味しいので蟹の甘味と旨味を同時に感じられるでしょう。
☆を4点にしたのは、個人的に身が締まっている蟹の方が好きだからです。少し柔らかすぎると感じました。
冷凍しているものをそのまま茹でたせいかもしれませんが、もう少し締まりがあったら美味しいだろうと思いました。
卵も食べてみましたが、卵は塩辛く漬けたとびっこといった感じで、とびっこほどプチプチはしていないものの、卵らしい食感を味わうことができました。
身よりも塩辛く茹で上がっているのでご飯のお供に最適です。
魚嫌いの旦那の感想
見た目からアウトでした。魚に関してもそうなのですが、青魚の皮が付いたものを見た瞬間に食欲をなくしてしまう人なので、
蟹の甲羅や毛、全てが彼の食欲を失わせてしまったようです。
蟹が苦手な場合は身を取り出し、ほぐしてから炊き込みご飯などにしてバレないように出してあげたら食べてくれたのかな~?とも思いますが、
エビの場合は出汁で気づいて食べてくれないため、蟹に関してももう少し研究が必要そうです。
リピートしたい?
とにかく安く手に入る蟹なのでリピートは間違いないでしょう。
また、殻が柔らかい蟹なのでとても捌きやすかったです。
今度見つけた時はミソがもう少し多く入っていたら嬉しいな~♡
また、旦那が蟹を克服できるように何か調理法も考案していきたいですね。
皆さんの参考になっていたら嬉しいです♡