栗毛蟹の食べ方!下ごしらえや美味しいレシピを紹介!

スーパーで栗毛蟹という蟹が安く売られていました。毛蟹は知っているけど栗毛蟹は聞いたことありません。

 

調べてみると毛蟹の仲間に栗蟹(クリガニ科)という蟹の種類があるようで、恐らく栗毛蟹もこの類の蟹なのではないかと推察します。

 

ちなみに、栗蟹は青森などでは春から初夏の風物詩と言われており、ミソが美味しいことで有名です。

 

値段は毛蟹の半額以下で購入できる蟹で、今回私が手に入れた蟹も破格の値段で売られていたのでこの種類の蟹ではないかと思っております。

 

それではこの栗毛蟹を捌いて調理してみたので、簡単に食べられる方法などを検証していきます。

目次

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栗毛蟹を観察してみよう

毛蟹と言われるだけあって甲羅はごつごつしておりたくさんの毛に覆われています。

お腹側を見ると毛の付き具合がよくわかるかと思います。もさもさしていますね。8本の脚と2本のはさみを持っています。

お顔はこんな感じ。目がくりっとしていて可愛らしい。胴体がふっくら丸々としている蟹です。

栗毛蟹の食べ方

もし栗毛蟹が毛蟹の仲間なのであればミソが美味しい蟹なので蒸すよりも茹でる方が甘味が増して美味しいとされています。

 

ということで試しに塩ゆでしていきたいと思います。

下ごしらえ

用意するものは水4リットルと4%の塩なので140㏄の塩を用意します。

これを使って塩ゆでしていきましょう。

水4リットルに対して塩4%=140㏄を加えて沸騰させます。

2.たわしで表面を洗った蟹を沸騰した鍋に入れます。

3.約25分茹でましょう。

4.蟹を茹でている間に蟹酢を作ります。レシピは後述しています。

卵をたくさん持っている蟹さんでした。

5.茹で上がったら蟹をバットに取り出します。ゆで汁は薄めて出汁として使えるので私は冷蔵保存しておきます。(塩が濃いので必ず水などで薄めてからお使いください。)

綺麗に茹で上がりました~!栗毛蟹は本当にまんっまるとしていて可愛い。

6.ふんどしをまず取り外します。

7.ふんどしを取り外した蟹の底の部分に親指を入れてパカっと甲羅を外します。

8.親指で押さえている茶色い部分はエラになり、食べられない部分なので手でむしり取ります。

9.指で押さえている関節の部分からポキッと折る感じで脚を胴体から外します。

これで脚、胴体、甲羅に分けることができました。

10.→の部分に親指を入れて半分に胴体を割ります。

11.ミソを綺麗にします。白い膜のようなものは食べることができますが好き嫌いがあるので苦手な方は取り除きます。甲羅の端にミソがあるのでスプーンでかきだしましょう。矢印で指している部分は蟹の口なので気になる方はここも食べられない箇所なので取り外してしまっても構いません。

12.卵が付いている場合は卵も取り外します。スプーンよりも手で取り外した方が簡単でした。

これで完成!美味しそう~!カニ酢につけて召し上がれ~♡

脚の身の取り出し方は、脚の関節の部分のすぐ隣を写真のように手で割り、

写真のように押し出してあげると身が出てきます。この方法がやりづらいと感じる場合ははさみを使って縦半分にカットして中身を取り出しても良いでしょう。私はこちらのやり方の方が楽だと感じました。

美味しいかに酢の作り方

用意するものは米酢、昆布つゆ(3倍濃縮)、酒、白だしです。

2:2:1:1の割合で混ぜ合わせて小鍋で熱して酸味を飛ばしたら出来上がりです。

感想

難易度

 

とても簡単です。蟹の殻が比較的柔らかいので包丁を使わなくとも手で捌くことが出来ました

 

蟹初心者でも簡単に捌くことが出来るでしょう。

 

但し、身がとても柔らかいので殻から取り出しづらいと感じるかもしれません。

 

甘味のある蟹で全くクセがありません。ミソがたくさん入っていることを期待しましたが、そこまででした。

 

ミソは緑色になっている部分がある場合は少し苦みを感じました。

 

白いミソの場合はとても甘く濃厚で美味しかったのですが驚くほど美味しい!というわけではなく、適度に美味しいミソといった印象です。

 

身がとても柔らかいので殻から外しづらいと感じました。吸い込むように食べると出汁がとても美味しいので蟹の甘味と旨味を同時に感じられるでしょう。

 

☆を4点にしたのは、個人的に身が締まっている蟹の方が好きだからです。少し柔らかすぎると感じました。

 

冷凍しているものをそのまま茹でたせいかもしれませんが、もう少し締まりがあったら美味しいだろうと思いました。

 

卵も食べてみましたが、卵は塩辛く漬けたとびっこといった感じで、とびっこほどプチプチはしていないものの、卵らしい食感を味わうことができました。

 

身よりも塩辛く茹で上がっているのでご飯のお供に最適です。

魚嫌いの旦那の感想

 

見た目からアウトでした。魚に関してもそうなのですが、青魚の皮が付いたものを見た瞬間に食欲をなくしてしまう人なので、

 

蟹の甲羅や毛、全てが彼の食欲を失わせてしまったようです。

 

蟹が苦手な場合は身を取り出し、ほぐしてから炊き込みご飯などにしてバレないように出してあげたら食べてくれたのかな~?とも思いますが、

 

エビの場合は出汁で気づいて食べてくれないため、蟹に関してももう少し研究が必要そうです。

リピートしたい?

 

とにかく安く手に入る蟹なのでリピートは間違いないでしょう。

 

また、殻が柔らかい蟹なのでとても捌きやすかったです。

 

今度見つけた時はミソがもう少し多く入っていたら嬉しいな~♡

 

また、旦那が蟹を克服できるように何か調理法も考案していきたいですね。

 

皆さんの参考になっていたら嬉しいです♡

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