ルバーブジャムの作り方!味は?下ごしらえは必要?実際に作ってみた!

ルバーブとはタデ科ダイオウ属の栽培品種で葉柄(ようへい)の部分を食用とする野菜ですが、その甘さと酸味を活かしてジャムにするなど果物同様の調理で食すことが多い食品です。

私が通う八百屋さんでも野菜コーナーではなく果物が置かれているセクションに陳列されていました。果物とは思えないその見た目が目を引き早速調理してみることにしました。

このブログではルバーブを食べたことがない方、どんな味か気になる方、美味しいルバーブジャムの作り方を知りたい方へ、すべての疑問が解決できるようルバーブの食べ方に関して紹介していきたいと思います。

目次

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ルバーブは下ごしらえが必要?

生で食べられる?

ルバーブの葉柄部分は生で食べることができるという意見があり、サラダなどに入れて食べている方もいるという情報がありました。

しかし、よく調べてみると注意する点もあるようです。

食品安全委員会が発表する『ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)、 ルバーブの葉の毒性及びその毒性に及ぼす加熱調理の影響に関する科学委員会の意見書を公表』によると、

ルバーブの茎は、ジャム、デザート及び菓子に使用され、何の問題もなく安心して摂取できる。一方でルバーブの葉は、海外の複数の機関が有毒とみなしている。(中略)ルバーブの葉を摂取した後に複数の急性中毒症例が報告され、そのなかには死亡例もあった。子供が庭でルバーブの葉を生で摂取し、また菜食主義者がルバーブの葉が入ったサラダを摂取したことにより、中毒を起こした事例が報告されている。(中略)加熱の有無にかかわらず、ルバーブの葉の毒性について情報が不足していることから、ルバーブの葉を摂取しないよう勧告する。」

この報告によるとまだ情報が不足してはいるものの、ルバーブの葉の部分に毒が含まる可能性があることを指摘おり、葉は摂取しないことをおすすめしています。一方茎の部分に関してはジャムやデザートおよび菓子に使用することができるということです。

今回このブログで紹介しているルバーブの葉柄はその『茎』に当たる部分なので安心して摂取することができるということになります。

葉柄とはこの部分です。茎のような部分になります。

 

食品安全委員会では葉柄に関してはジャムやお菓子などといった加熱して調理することは安全と記述されているように思います(デザートの定義が広範囲の為生も含まれる可能性はありますが)。生で食べられるかということまでは書かれていません。

 

しかし、生で食べている方もいるようなので私も生のものを早速齧って(かじって)食べてみました。

酸っぱっっ!リンゴのようにリンゴ酸を含む果物に似た酸味を強く感じました。また、ほんのりとした甘みもあり、その中に苦みも含まれとても複雑な味わいです。率直な感想は、りんごとグアバを足して2で割ったような味です。

生で食べるとそのえぐみを直に感じるため口の中が少し渋くなるのが気になります。

個人的には生で食べるルバーブの味は好きではありませんでした。また、前述したように葉に毒が含まれる食材なので万が一に備えて加熱はしておきたいかな、と思います。

香りはキイチゴの香りと答える方もいるようですが、私には東南アジアのフルーツにありそうな香り(グアバよりな香り)がしました。

 

『生で食べられるのか』という疑問に対する答えの結論から申し上げると、今の時点は自分次第といったところにつきるのではないでしょうか。

八百屋などで売られているルバーブの葉柄の部分は食用の部分として販売されていますので、食べることができるのは間違いないと思いますが、生で食べることに対するリスクは自分で判断ってところでしょう。
葉の部分は毒性があるようなので決して食べないようにしましょう。特に家庭で栽培されている方は注意が必要です。

ということで、加熱して食べるのが無難かと思います。

下ごしらえですが、皮を剥く必要はありません。シュウ酸が含まれる野菜なのでほうれん草のようにアク抜きが必要なのかと思いましたが、そのまま調理しても美味しく食べることができます

それではルバーブの調理法の中で一番一般的でポピュラーなジャムを早速作っていこうと思います。

ルバーブジャムの作り方

材料

 

・ルバーブ 250g
・三温糖 150g
・レモン汁 大さじ1

作り方

1.ルバーブを水で洗います。
2.1~2㎝幅にカットします。皮はそのままで大丈夫です。
3.2と砂糖をボウルにいれて揉みこみます。
4.ラップをして冷蔵庫に入れ2~3時間置きます。
加熱します。8~10分たったころに形が崩れ始めるのでお玉を使って潰していきます。
6.レモン汁を加えて計13~15分加熱したら出来上がり!

生で食べた時のえぐみが信じられないほどなくなり甘くてほんのりと酸味のきいた美味しいジャムになりました。
私は普段砂糖を控えているのでジャムなどは作らないのですが、こんなにも簡単で美味しくジャムを作れることに驚きました。アメリカ人の旦那も「これ、手作りなの?プロが作った味に思える」と称賛してくれました。外国でよく食べられる野菜のようなので外国人の口にも合うのでしょう。私は日本人ですが日本人も好んで食べられる味です。ブルーベリーやイチゴとミックスしてジャムにすることもあるようなので他の果物が値上がりしている時にルバーブを使って節約も出来そうです(私が購入したものは1袋200円程度でした)。いい具合に酸味が加わるのでさっぱりとした仕上がりになると思います。

ルバーブジャムを使ってみた

ヨーグルトにかけて食べてみました。結構甘いのでかけすぎになりました。笑 ヨーグルトとの相性はばっちりです。※ピンぼけすみません。
ライ麦パンに塗ってみました。
甘酸っぱい味が得意な方やトーストはジャム派の方にはたまらない組み合わせ。見た目とは裏腹に甘くておいしいジャムです。朝食に出てきたらお子さんも喜んでくれること間違いなしです。

いかがでしたか。皆さんの参考になっていたら嬉しいです♡

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