ピーマンの苦みを取る・栄養を逃さない切り方とは?【教えてもらう前と後】

2019/7/23に放送されたTBS系テレビ番組『教えてもらう前と後』では夏野菜の得する選び方と題して、代表的な夏野菜の選び方を紹介されていました。その中でピーマンの栄養を逃さない切り方そして苦み成分を抑える方法も紹介していきます。

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ピーマンの栄養を逃さない切り方


シミ・ソバカス対策などに効果的といわれるピーマン。ピーマンと言えばその苦みが苦手で食べらない方も多くいらっしゃいます。特にお子さんでぴーまんが食べらない子は多いですよね。そんな方に朗報です。ピーマンの苦み成分を取る切り方があります。しかもその切り方は他の切り方に比べてもピーマンの栄養を逃さない切り方なのです。

それはピザにのせるような輪切りでしょうか。それとも繊維に反った縦切りでしょうか。答えは『縦切り』です。
ピーマンの繊維は縦状に入っており、この繊維の中に栄養素や苦み成分が含まれています。その為繊維にそって切った方がこの栄養素を残すことが出来ます。縦きりにすると繊維が壊れにくく、栄養が残ります
一方輪切りをした場合は、繊維を断ち切るので栄養が流れやすくなってしまいます。同時に苦み成分も外に出てきてしまう為、食べた時にピーマンの苦みを感じやすくなってしまいます。この苦味が苦手な方は縦切りの方がお勧めです。

それでもどうしても苦味が嫌だ!という方は赤ピーマン


最近スーパーで見かける赤ピーマン。これは緑のピーマンと全く同じ品種のモノです。緑のピーマンが完熟した状態です。緑のピーマンから赤いピーマンに変わるにつれて苦み成分も減少していきます。その為緑のモノに比べて甘くなります。また栄養素も緑のピーマンより赤ピーマンの方が高いのです。

緑ピーマン 赤ピーマン
ビタミンC 76㎎ 170㎎
ビタミンE 0.8mg 4.3mg
βカロテン 400㎍ 940㎍

出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)

なんと、赤ピーマンの栄養素は緑のものに比べて倍以上!これは驚きです。苦み成分を含んでいた方が体に良いのかと思いきや甘くておいしい方が栄養価が高いのです。『良薬は口に苦し』という言葉が覆されます。
また糖度を比較すると緑のピーマンは4.3%に対し、赤ピーマンは8.1%と糖度も倍以上あります。

また、2019/8/7に放送された『ソレダメ! ~あなたの常識は非常識!?~:テレビ東京』では美味しいピーマンの見分け方として『薄い緑のピーマン」と紹介されています。その理由は緑が濃くなると苦み成分が出てくるためです。苦みを抑えたい場合は色の薄いものを選ぶようにしましょう。これは太陽が当たりすぎるとストレスで色が濃くなり苦みが強くなると考えられています。

また氷水につけたピーマンを一晩おいて食べる冷やしピーマンも苦みが減るのでお勧めです。

教えてもらう前と後

『教えてもらう前と後』は、毎日放送の制作でTBS系列にて2017年10月17日から毎週火曜20:00 - 20:54に放送されている教養バラエティ番組である。

まとめ&感想

いかがでしたか。赤ピーマンは栄養価も高く、また甘いのが特徴です。ピーマンの苦みが苦手で、ピーマンの栄養素をなるべく摂取したいという方にはお勧めです。赤ピーマンを見つけた際は是非試してみてはいかがでしょうか。

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