ニンニクの蕾の食べ方!花蕾の簡単レシピ3選!美味しい調理法を検証!

にんにくの芽は知っているものの、にんにくの蕾が食用で販売されていることを知っている方は少ないのではないでしょうか。私も八百屋さんでニンニクの蕾を見つけた時には驚きました。一見山菜の1種にありそうな感じの野菜。蕾の部分もにんにくの味がするの?どんな調理法が適しているの?と色々気になったので実際に3種の料理を作ってみましたのでそのレビューをしていきたいと思います。

目次

にんにくの蕾の食べ方


にんにくの花蕾(からい)は主に5月に収穫され限定的に食べられる野菜です。花を咲かせ子孫を残すためにエネルギーを蓄えた花蕾。八百屋さんでは、「素揚げ、てんぷら、炒め物、煮物、汁物などとしてお召し上がりください」と記載されていました。

にんにくの蕾を使った調理法で特に人気のあるものは天ぷらのようです。確かに見た目からして天ぷらにしたら美味しい気がしますね。また、パスタの具材として使用するのも美味しいようです。
なので無難に調理したいという方は天ぷらやパスタとして食べるのが良いかと思います。

私は通年ダイエッターなので揚げ物や炭水化物は極力控えた調理を取り入れています。そのため天ぷらやパスタ以外に美味しそうだと思った調理法を試してみることにしました。
今回試した調理内容は、アヒージョ、煮物、炒め物の3つです。

にんにくの蕾は特に下ごしらえは必要ありません。そのままのものを洗ってカットし加熱調理していきましょう。

にんにくの蕾レシピ1:鶏ささみと蕾のアヒージョ


【材料】
・鶏ささみ(塩こうじに着けたもの) 2本
・オリーブオイル たくさん
・にんにく 1かけ
・にんにくの蕾 4~5個
・パプリカ(黄色) 半個
・鷹の爪 一つまみ程度
【作り方】

1.鶏のささみは1口大に、パプリカは角切り、ニンニクはつぶして細切りに、蕾は半分にカットします。フライパンにオリーブオイル、鷹の爪、にんにく、にんにくの蕾をいれて油ににおい付けをします。
2.焦げる前に弱火にして、パプリカ、鶏をいれて蓋をして約5~10分加熱します。お肉に火が通ったら出来上がり!

アヒージョにすることにより、外の葉はカリカリで中はホクホクした食感になります。しかし、この葉の部分がカリカリになると嚙み切りにくい!!笑 素揚げとしても美味しいとあったので期待したのですが、そこまで美味しい食べ方とは言えませんでした。また通常のにんにくに比べてオイルへのにんにくの香りも移りにくかったです。アヒージョは通常のにんにくの方が断然美味しいですね。にんにくの蕾以外の具材はアヒージョにしてめちゃくちゃ美味しかったですよ♡w

にんにくの蕾レシピ2:さばとにんにく蕾の煮物


【材料】
・鯖 4きれ
・にんにくの蕾 3~4本
・鷹の爪 4本
・めんつゆ2倍濃縮 50㏄+お水150㏄

【作り方】

1.鯖は塩を振り10分置き洗って臭みを取りキッチンペーパーで水分をとり鍋にいれる。にんにくの蕾と鷹の爪、めんつゆと水を合わせたものを鍋に入れる。
2.煮汁が沸騰したら弱火にして落し蓋またはアルミホイルをかけて約15分煮ます。余熱で5分置いたら完成。

煮物にすると、全体がホクホクになります。ニンニクの味はほとんどしませんがよく噛んでいくとほんのりとにんにくを感じることができます。にんにくの風味を生かすのであれば和風の煮物よりトマトベースなど洋風の煮物にした方が合っていると感じまhした。イタリアンにアレンジしてみてください。

ニンニクの蕾レシピ3:豚しゃぶとにんにく蕾の炒め物


【材料】
・豚しゃぶ 200g
・にんにくの蕾 4~5個
・ピーマン 1個
・ごま油 大さじ1
・ごまぽん 大さじ1
・好みで白ごまトッピング
【作り方】

1.フライパンにごま油をひいて豚肉と蕾をいれて炒めます。
2.ピーマンは細切りにして、豚肉に火が通ったらピーマンも投入します。
3.ごまぽんをいれて味付けをして完成!

豚しゃぶは焼き目がつくまでカリカリに焼くのがポイントです。にんにくよりも蕾は風味が弱いのであまりにんにくの味はしませんが、ホクホクとした食感を楽しむことができます。炒め物はありですね!

実際に作ってみた感想

いかがでしたか。今回、アヒージョ・煮物・炒め物にしましたが、今回作っていないてんぷらが一番適していることがちょっと納得できた検証でした。煮物にする場合はイタリアン風で和風を避けた方が良いでしょう。炒め物は当たり障りのない感じの味で食感は楽しめませすがこれといってものすごい「美味しい~!!」というわけではありません。にんにくと思って調理すると失敗する結果になるかもしれません。というのも蕾はあまりにんにく感がないので風味程度に味わえる程度です。より美味しく食べるのであれば葉の部分を剥いて中のホクホクの部分のみを使った方が美味しいかもしれません。葉の部分が焼くと歯切れが悪い食感になるので少し邪魔に感じるかもしれません。
参考になったら嬉しいです。

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