ナスの油の吸いすぎを防ぐ調理法や栄養を損なわない保存方法とは?

2019/7/17に放送されたテレビ朝日系テレビ番組『ソレダメ! ~あなたの常識は非常識!?』ではナスに関する新常識を紹介されていました。ナスの見分け方や、栄養を逃さない保存法、そして油の吸いすぎを防ぐ調理法も紹介されていました。その方法とは?

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ナスの見分け方


すらっとしたナスとぷくっとしたナスではどちらが美味しいナスでしょうか。美味しいナスは、すらっとしたナスです。
一般的にナスは成長するほど皮が硬くなるといわれています。ふっくらとしたナスは栄養が行き届かないまま長期間木に実っていたナスで、時間がかかった分皮が硬くなり口当たりが悪くなります。ナスはすらっと真っすぐなものを選びましょう。

また、以前「ナスの鮮度をチェックするなら『ヘタ』をチェックしましょう。ヘタについているトゲが、特に触ってみた時に痛いくらいにピンっと立っているものが新鮮なナスである」と『教えてもらう前と後』で紹介されていました。

栄養を損なわないナスの保存法


ナスの栄養を損なわない保存方法は、『立てておく』ことです。ナスは横に寝かして保存すると重力のかかり方がいびつになり大切な栄養を失ってしまいます。その為、立ったまま成長する状態を保ってあげることでストレスを感じさせないようにするのがポイントです。
また、ビニール袋に入ったナスは、そのまま冷蔵庫に保存しないようにしましょう。ビニール袋の中が結露してしまいカビの原因となり、ナスを傷めてしまいます。保存するときは袋から取り出し新聞紙で包み立てて冷蔵庫に保存することが最適です。

冷凍保存はできる?

この方法は番組内で紹介された内容とは関係ありませんが、水を多く含むナスをすぐに腐らせてしまう方も多いかと思い、一般的な冷凍保存法を調べてみました。やり方は簡単です☟☟

  1. まずヘタを取り、調理でよく使う乱切りや輪切りなどにカットします
  2. 次にアクを抜きましょう。5~10分ほど水にさらします。
  3. しっかりと水気をとり、1回に使う分量分/保存袋に入れます。
  4. 冷凍庫に入れて保存すれば完成

【冷凍保存期間】なるべく早く食べることにこしたことはありませんが、おおよそ1か月保存
【解凍方法】解凍せずにそのまま調理に使うのが適しています。解凍するとべちゃっとなる原因になりますので、お味噌汁や焼きナスなどそのまま調理するようにしましょう。
【食感】水分が多くなるので、少し水っぽくなりしんなりとはしますが、調理してしまえばそこまで気になりません。

追記

テレビ朝日系テレビ番組の『くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館』ではナスのおいしさをキープできる保存方法として、野菜ソムリエプロの森之翼君が

ナスをキッチンペーパーに包んでポリ袋にいれて保存します。くるまないとナスから水分が出てしまうため、水滴が出てナスが傷む原因になります。また、ナスは温かい場所を好みます。冷蔵庫だと冷えすぎてしまう為、キッチンペーパーとポリ袋で冷気が直接当たりずづらくしてあげます

と解説されていました。
この保存法は私が普段から保存しているやり方だったので、聞いたときは嬉しくなっちゃいました。そもそも私は新聞をとっていないので、新聞の代用となるキッチンペーパーを使うようにしていました。これで冷蔵庫の中で立てて保存すれば完璧ですね。

油を吸いすぎないナスの調理法とは?


ナスに含まれるお肌にとても良い栄養素『ナスニン』は油で炒めることによって吸収率がアップします。その為、ナスと油は相性が抜群といえます。しかしナスはスポンジのように油を吸い取ります。カロリーを取りすぎて太ってしまわないか心配になりますよね。
中華のお店では油で表面をコーティングして油を吸いにくくするワザ『油通し』が採用されています。しかしこれは家庭で行うと考えると手間がかかります。
そこで役に立つのが電子レンジです。電子レンジで加熱するとナスの実のスポンジの目が詰まって萎むため、油の入る隙間が少なくなり油の吸収を抑えることができます。

電子レンジで30秒加熱してから炒めるようにしましょう。

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まとめ&感想

いかがでしたか。調理前に電子レンジで加熱するだけでナスの油の吸いすぎを防ぐことができるとはかなり驚きです!これは絶対に使っていこうと思いました。油を吸い込んだナスもとても絶品ですが、脂質の摂りすぎが気になる方や家族の健康が心配な方は是非試されてみてはいかがでしょうか。

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