先週行きつけの八百屋さんに行ったら「のらぼう菜」という野菜を見つけてしまいました!新しい野菜を見つけるとどうしても試したくなる私はもちろん買って調理してみることに!見た目は菜の花。「茎が美味しい」とパックに書いてあったので茎がどれだけ美味しいのか、美味しい調理方法はあるのか検証していきます。
のらぼう菜の食べ方
この記事の目次
一般的な食べ方は「下茹でしたものを使用する」という方法です。のらぼう菜の葉の部分はいいのですが、茎部分は比較的太いので一度茹でることで硬さを和らげることができます。炒めものであっても一度下茹でをして食べるのが一般的のようです。
今回私は、「下茹でしたもの」「電子レンジでチンしたもの」「そのまま炒めたもの」を作ってどんな違いがあるのか検証してみました。
作った料理は「ツナと卵の中華和え」「お浸し」「にんにくとベーコンの炒めもの」です。どれも簡単で美味しく出来上がったのですが、のらぼう菜の食感や出来上がりはそれぞれ異なりましたので、レビューも合わせてレシピを紹介していきます。
のらぼう菜の簡単レシピ3選
ツナと卵の中華和え(下茹でしたもの)
【材用】
・のらぼう菜4から5本
・ツナ缶(水煮) 1缶
・ゆで卵 1個
・★鶏ガラスープの素 大さじ1
・★オイスターソース 大さじ1
・★ブラックペッパー粗挽き 適量
【作り方】
お浸し(電子レンジで加熱したもの)
【材料】
・のらぼう菜 2から3本
・濃い本だし 大さじ1
・花かつお 適量
【作り方】
- のらぼう菜は3から4cm程度にカットします。
- 耐熱皿にいれて電子レンジで2から3分加熱します。
- 水分を絞ってお皿に盛り、本だしをかけて鰹節をのせたら完成
にんにくとベーコンの炒めもの(そのまま炒めたもの)
【材料】
・のらぼう菜 4から5本
・薄切りのベーコン 5枚
・鷹の爪(輪切り) 少量
・にんにく 2かけ
・オリーブオイル ひとまわし
・マジックソルト(オレンジ色のやつ)※工程3の写真のもの。
【作り方】
追記:のらぼう菜の和風パスタ
また、のらぼう菜を買う機会があったので、今回はなばなのパスタのようにのらぼう菜の和風パスタを作ってみることにしました!
材料
1人前
・ベーコン 1袋(5枚)
・しめじ 1/3袋
・しぼりたて 生醤油 大さじ1
・マツタケの味お吸い物 1袋
・パスタスパゲッティ 1人前
・オリーブオイル 大さじ1
・味の素 4振り
作り方
個人的に最近マツタケの味お吸い物の和風パスタにハマっていてしめじが食べたい気分だったのでのらぼう菜の和風パスタにしてみることにしました。
一度のらぼう菜は下茹でしているのでなばなやアスパラガスのパスタのように食感を楽しめるパスタになっています。
緑が加わることにより春も感じられてさっぱりとした味わいです。なかなかおすすめ!
追記:のらぼう菜のビスマルク風
今SNSで話題のアスパラのビスマルク風から得たアイディアで、のらぼう菜もアスパラのような風味があるのでビスマルク風にしてみることにしました!
材料
・卵 1個
・パルメザンチーズ 適量
・オリーブオイル(好みのオイルでもOK) 適量
・粗びきコショウ 3振り
・マジックソルト(オレンジ) 小さじ1 ※好きなハーブソルトでもあじ塩でも構いません。
作り方
1本そのままの状態で茹でてあえて切らずに飾ってみました。茎の部分がアスパラに似ているのでとても美味しく食べられますが、筋があるのでナイフとフォークでカットするのがマストになります。
お箸で食べようとすると歯では噛みちぎりずらく、どうしても汚い食べ方になってしまうので洋風な食事をする時の1品として出すのがおススメです。
のらぼう菜はどんな味?
のらぼう菜はなば菜ほど苦味がないことでも知られている野菜のようです。確かになば菜って独特のくさみがあるので苦手な人は苦手ですよね。なば菜と比較するのであれば確かに苦味が少なく食べやすい野菜です。しかし調理法によってはその苦味が残った状態になりますので注意が必要です。
一度下茹でをすることで苦味を抑えることができます。また食感にも柔らかみが生まれて食べやすくなります。
個人的にはなば菜よりもアスパラ菜に味が似ている気がします。しかし、アスパラ菜のような辛味はありません。
特に下茹でをした茎の部分はのらぼう菜の中でも一番美味しいと言われる部分ですが、アスパラにそっくりでほくほくとした食感が魅力です。
のらぼう菜はかき菜と同種という説があります。かき菜が八百屋に売られていたので買って調理してみました。また違う調理法で検証しています。またかき菜=なばなと考える地域もあるようなのでなばなの記事も一緒に載せておきますね♡
結果、おすすめの調理法とは?
今回調理してみた結果。そのまま炒めるという方法でも十分美味しく食べられます。しかし絶対に電子レンジでの加熱はおすすめしません。一番簡単な加熱法ですが、先端部分と根本部分で太さが異なる野菜ですので、加熱のかかり方が異なり食感を害します。また葉っぱはしなしな状態に。。。。(泣)
一番美味しく食べれる方法は「下茹でをする」方法です。その後の工程は炒めるでもお浸しや和え物にするでもなんでも構いません。パスタと一緒に食べても美味しいでしょう。今回は中華、和風、イタリアンの調味料を使いましたが、マヨネーズなどとの相性も良い野菜だと思います。カレー、味噌汁などの汁物にいれても美味しいと思いますので、是非試してみてください♡