
めんつゆにはいくつか種類があり、ストレート、2倍濃縮、3倍濃縮、4倍濃縮のものなどがあります。レシピ本どおりに調理をしようとしたときに、めんつゆ3倍濃縮のものを使った調理法が記載されていますが、家に置いてあるめんつゆが2倍濃縮のものでどれくらいの量をいれればいいかわからない!3倍濃縮のものを買わなければいけないのかなど悩むことってありますよね。
そこでめんつゆの希釈度合いや3倍濃縮⇔2倍濃縮簡単に換算・計算できる方法などをわかりやすく解説していきたいと思います。
めんつゆの希釈度合い
よく勘違いしてしまいがちなのが、めんつゆの○倍濃縮度合いによって水をその分いれて薄めるというやり方です。例えば、2倍濃縮の場合はめんつゆ1に対して水を2でわったり、3倍濃縮であればめんつゆ1に対して水3で割ったりと誤った薄め方をされている方がいらっしゃいます。
基本的な概念は、水を加えて○○倍に薄めるという概念です。例えば、2倍濃縮の場合はめんつゆ1に対して水は1を加えて2倍に薄めます。3倍濃縮の場合はめんつゆ1に対して水2を加えて3倍に薄めます。また、4倍濃縮の場合はめんつゆ1に対して水3を加えて4倍に薄めるという考えになります。
但し、調理する内容によって薄める度合いは異なりますので、めんつゆのパッケージに記載されている目安の水の量を確認するようにしましょう。
めんつゆの簡単計算法
自宅にあるめんつゆとレシピに書いてあるめんつゆの濃縮度が異なる場合にどれくらいの量を入れればいいかわからない!を解決するためには、まず小さじ、大さじをg単位で知っておくことで分かりやすくなります。
基本的にしょうゆなどの液体を計量する場合、小さじ1=6g 大さじ1=18g とされています。これを元に下記で紹介する計算式を当てはめていけば簡単に3倍から2倍、2倍から3倍濃縮のめんつゆの量を計算することができます。
3倍濃縮⇔2倍濃縮
まず、3倍から2倍濃縮に変換したい場合、2倍濃縮のめんつゆは3倍濃縮のめんつゆの1.5倍になりますので、計算式は、下記になります。
また、3倍濃縮のめんつゆの分量が大さじ1(18g)の場合、18×1.5=27gになりますので、2倍濃縮のめんつゆの分量は、大さじ1+1/2となるわけです。
反対に2倍濃縮から3倍濃縮にしたい場合は、下記計算式になりますね。
ちなみになぜ1.5倍なのかといいますと、例えば3倍濃縮のめんつゆの分量が小さじ1(6g)の場合、ストレートの状態にするには3倍にする必要があります。つまりストレートは大さじ1(18g)になります。このストレートの状態を作る為の2倍濃縮めんつゆの分量は小さじ1+1/2(9g)になります。(※この9グラムは下のストレートにする計算からきています。)そこで、2倍濃縮のめんつゆ9g÷3倍濃縮のめんつゆ6gを計算すると、1.5になります。つまり、3倍濃縮のめんつゆの1.5倍が2倍濃縮のめんつゆという計算になるのです。
3倍濃縮⇔ストレート
ストレートの計算式は下記です。
ストレートにする計算式は一番簡単です。3倍濃縮の場合は3倍に。2倍濃縮の場合は2倍に。4倍濃縮の場合は4倍にするのみです。
3倍濃縮⇔4倍濃縮
4倍濃縮は3倍濃縮の0.75倍になります。その為、計算式は下記です。
まとめ&感想
いかがでしたか。小さじや大さじといった具合にレシピ本で記載されていると頭がこんがらがってどう計算すればよいかわからなくなります。しかし、小さじ、大さじをg単位にして、そこから計算式を当てはめていくことでどれだけのめんつゆが必要になってくるかわかるのです。わざわざ新しいめんつゆを買ってくる必要はありません。自宅にあるめんつゆを計算式に当てはめて分量を計算すれば問題なくその調理法に使うことが出来ます!是非参考にしてください。