
アスパラ菜とはあまりスーパーでは見かけない野菜ですが、実は全国各地で栽培されるようになっています。冬場から春先が旬になってくるのでスーパーや八百屋さんで見かけて食べてみたいけど、どう食べればいいかわからないという方も多いかと思います。
今回、八百屋さんにアスパラ菜の美味しい食べ方を教えてもらいましたので、それを紹介していきたいと思います。
アスパラ菜とは?
この記事の目次
アスパラ菜とはどんな野菜なのか調べたところ、旬の食材百科さんでこのように紹介されていました。新種の野菜のようです。
アスパラ菜は中国野菜の花芽を食べる野菜で、暑さに強い「菜心(ツアイシン)」または「サイシン」と、寒さに強い「紅菜苔(コウサイタイ)」をこう配させ育成された新しい品種で、菜心や紅菜苔と同じく、とう立ちした茎葉と花芽を食べる野菜です
私自身新しい野菜には常に目を光らせてチェックしているのですが、なかなか見かけることがなく、旬な時期にしか出てこない野菜です。
味は?美味しいの?
アスパラという名前の通り、茎の部分はアスパラに似ています。しかし、お花がついている先端部分はなばなの辛し和えに似たような味があります。実際に生でそのままかじって食べてみたところ、生の状態だと少しクセが強く青臭さを感じます。しかし、火を通すことでアスパラに近い味に変わり美味しく召し上がられます。
また、アスパラと違って花の部分が既にからしのような風味があるのでさっと火を通すだけでそのまま食べれると感じました。味付けが必要ないので減塩食にも向いているかと思います。
また、より火を通すことでアスパラ菜の花の部分の辛みは飛びます。少しくせが強いと感じた場合は、より加熱して食べても美味しく頂けますよ。
アスパラ菜の美味しい食べ方
八百屋さんにアスパラ菜の美味しい食べ方を聞いたところ、アスパラ菜は下処理の『茹でる』という工程は必要ないとのことでした。また、火はあまり通さずさっと炒めるのがポイントのようです。
さっと炒めるだけで火は通り、食感も楽しむことができます。
生で食べた時にアスパラと小松菜を混ぜたような味で少し臭みを感じたので、少しだけ炒めるだけでよいという情報に半信半疑で調理していみましたが驚きました。数秒さっと炒めただけで茎は柔らかくなり味も青臭さが軽減されています。茎の部分はアスパラの細い版です。炒めるのがベストな野菜だと感じました。
アスパラ菜の簡単レシピ
アスパラとベーコンの炒め物
- アスパラ菜 5~6本程度
- ニンニク 2片
- ベーコン 1袋
- シトラス系クレイジーソルト 適当
- アスパラは半分に切ります、ニンニクは潰してから粗切り、ベーコンは2㎝程度に切ります
- フライパンにオリーブオイルをひいて、ニンニク→ベーコンの順に炒めます
- にんにくが少し黄金色になってきたら、アスパラ菜を投入
- 数秒さっと炒めてクレイジーソルトで味付けして出来上がりです
アスパラ菜とツナのマヨネーズ炒め
【材料】
- アスパラ菜 4~5本
- マヨネーズ 大匙1
- ツナ缶(ノンオイル) 1缶
- クレイジーソルト 適量
【作り方】
- アスパラ菜は良く洗います、ツナ缶に含まれている水は捨てていきます
- フライパンに大匙1のマヨネーズをひいて、中火にします。
- マヨネーズが溶けてきたら、そこにアスパラ菜を投入。
- ツナも入れますが、アスパラ菜と最初は混ぜずフライパンの脇で加熱しながら水分を抜いていきます。
- ツナに火が通ってきたらアスパラ菜と混ぜ合わせ、最後にクレイジーソルトで味付けしたら完成
アスパラのお浸し
- アスパラ菜 5~6本
- 麺つゆ 適量
- アスパラ菜は半分にきって、耐熱皿にいれて電子レンジで3分加熱します
- アスパラ菜の水分を絞ってお皿に盛り、めんつゆをかけて出来上がりです
お浸しにからしをからしをプラスしてからし和えにしても相性良いと思います。元々葉っぱ・お花の部分がからしのような風味があるので全体をからしでまぶすことで美味しさがアップするかと思います。
感想
個人的にはアスパラ菜は炒めて食べるのが一番美味しいと感じました。茹でる必要がない野菜なので、いためて食べるか電子レンジで加熱するのが一番良いのではないかと感じました。茹でるという工程はゆで汁の中に栄養素が流れ出てしまう可能性がありますので、より栄養素を摂取するという点でもさっと炒めるのが適していると考えます。電子レンジで加熱後はお好みのごまだれなどで和えても美味しいと思いますよ!是非試してみてくださいね!