減塩効果があるとして最近だしが注目を集めています。そんなだしの定番が昆布+鰹節のだしではないでしょうか。煮物であったりお味噌汁のだしとして使うことも多くあります。
しかし、だしを取った後の昆布の調理法に悩まされますよね。そんな時に簡単に活用できる方法を紹介していきたいと思います。
出汁をとった昆布の活用法1:昆布の炊き込みご飯
【材料】
- だしをとった昆布
- だしをとっておいたシイタケ
- 生姜 1片
- めんつゆ 大匙1
- 醤油 大匙2
【作り方】
- だしをとった昆布は柔らかい状態の時にみじん切りにします
- しんたけは前の晩からだしをとっておきます(乾燥しいたけ6個程度を水にいれて冷蔵庫で1晩置く)、または通常のシイタケであれば水に浸して2~3時間置いてだしをとります
- 生姜はみじん切りに
- 昆布をしいたけのダシの中へ。醤油、めんつゆも入れます。この時点で味見をして味が足りない方は醤油などを足しましょう
- 炊飯器にお米をいれて、入れたお米の分量分のだし汁をいれて、最後に生姜をいれたら炊飯していき完成です。
しいたけと昆布からだしが出ますのでとても美味しい炊き込みご飯になります。塩昆布をおにぎりに良く入れますが、食感は似ていてお米との相性は抜群です。また、昆布を煮るなどの手間もないのでしいたけの出汁だけ用意しておけば簡単に作れちゃいます。
また、昆布もそうなのですが、昆布を超えるグルタミン酸(大腸がん予防成分といわれている)摂取量がしいたけの出汁には入っていますので健康面でもおすすめといえます。
また、炊飯が終わったご飯はその後冷凍保存すればいいので経済的でもあります。私の場合は1週間を目安に食べきります。是非試してみてくださいね!
出汁をとった昆布の活用法2:昆布の佃煮
出汁をとった昆布1回分だけでは足りないのでだしをとった昆布を冷凍保存してためておきます。それなりの量になったら、冷蔵保存で回答して佃煮を作ります。作り方は通常の作り方で問題ありません。
解凍した昆布を鍋にいれて、水600ml程度、しょうゆ1:みりん:1/2の割合と砂糖を大匙1程度で煮込んでいけば完成。お好みで白ごまなどを飾りましょう。
出汁をとった昆布の活用法3:昆布茶
昆布茶の作り方は2種類あります。緑茶やほうじ茶など自分の好きなお茶に昆布(1口サイズにカットしたもの)をいれるだけというもの。そこに潰した梅をいれると梅昆布茶になって美味しいです。
もう一つの方法は乾燥させた昆布をフードプロセッサーで粉々にして粉状にし、お湯を注いで出来上がり。この方法の場合も同様に潰した梅をいれると梅昆布茶になって美味しいです。
どんな調理法も面倒!という方は?
出汁をとった昆布にごま油、めんつゆ(少量)、白ごまをトッピングしてそのまま食べても美味しいです。しかし、この場合乾燥する前に食べる必要があるので、調理してすぐ食べられる方にお勧めです。おつまみ感覚で昆布を食べることができます。大きい昆布のままでは食べづらいという方は一口サイズにカットしてから味付けすると良いでしょう。
是非試してみてください。