プチベールの食べ方!下ごしらえは必要?どう調理すると美味しいの?

プチベールとはご存じですか。プチベールって普段めちゃくちゃ小さいキャベツといった印象を持っていたのですが今回八百屋さんに売られていたものは大きいサイズのプチベール。新しいものを見つけたら試したくなる性分なので早速どう食べたら美味しいのか検証してみました!

今回は失敗作もありましたが、その失敗を皆さんにはしてほしくないのであえてそちらも紹介していきますね。

目次

プチベールとはどんな野菜?

プチベールはアブラナ科の野菜です。
アブラナ科の野菜とは、例えばブロッコリー、芽キャベツ、キャベツ、カリフラワー、カラードグリーン、ケール、コールラビ、カラシナなどを含みます。よく食卓に並ぶ野菜もあれば、コールラビやカラードグリーンなどあまり馴染みのない野菜もあります。

国立がん研究センターなどが昨年4月がブロッコリーを含むアブラナ科の野菜を食べる程全死亡リスクが減少すると発表されていることから最近ではアブラナ科の野菜を積極的に摂取する方が増えています。
キャベツって値段がよく高騰するイメージありませんか。そんな時はケールやプチベールなどをキャベツの代用品として利用することができるますので、キャベツが高値の時にプチベールを調理してみてもいいですね。

ちなみに、プチベールの品種はウィキペディアによると、「1990年に株式会社増田採種場がケールとメキャベツの交配によって開発した、世界初の「非結球メキャベツ」である」ということです。

よく見かけるプチベールは名前の通り小さいですが、今回私が購入したもののように大きく育ったものも市場に出ているようです。

小さいもの
大きいもの

味はどんな感じ?

そのままの味です。キャベツの甘みを少し含むケールといった印象です。しかし、キャベツ特有の辛みや苦みがない点と、ケールの苦みがかなり緩和されている点でとても食べやすい野菜となっています。

葉はどちらかというとケールよりで、茎の部分にキャベツの甘みを感じることができます。

食感に関しては今回食べたものが大きく育ったものであったため、小さいものよりも硬さを感じました。ケールも葉野菜の中で比較的筋っぽくて硬い野菜ですよね。その硬さを引き継いでいますが少し柔らかさを感じます。調理する際はケールと同じようにどのようにカットするかが美味しく食べるポイントになってきます。

プチベールの下ごしらえ

前述したように、プチベールは硬いのでなるべく下茹ですることをお勧めします。生のものはごわごわとした食感です。小さいものはそのまま生で食べても美味しいという声もありますので、葉をちぎってまず食べてみてもいいかもしれません。

私は硬い食感の野菜はあまり好きではないので、下茹でをします。
下茹では塩を加えた水を沸騰させて3~5分程度茹でましょう

プチベールの食べ方

下茹でしてそのまま


下茹で後のプチベールの味をそのまま楽しみたいという方はそのままソースをつけて食べることもできます。
コース料理などでお魚やお肉の横にプチベールを茹でたものが添えてあることってありますよね。

1.プチベールを洗います。
2.茎の部分を切ります。
3.塩を加えた水が沸騰したらプチベールを加えて3~5分茹でます。目安は茎が柔らかくなっているまで。茎が硬いと食べづらいので茎の柔らかさを基準に茹でると良いです。茹で上がったら出来上がり!好きなソースにつけて召し上がれ!

美味しくも不味くもない感じ。ケールをそのまま食べるのも得意ではないので私はそのまま食べるのはあんまり好みではありませんでした。みじん切りにしてサラダなどにした方が美味しそうですね。
ケールよりは明らかに甘みを感じることができます。好きな人は好きかもしれません。

炒め物に


こちらは失敗作をアレンジしてなるべく美味しく作った炒め物。
ではどのように失敗して、失敗作をどのように美味しく仕上げたのかを紹介していきます。
※下茹でしたプチベールを使用しています。
【材料】2人前

 【材料】
・生きくらげ 3個
・ミックスビーンズ缶 1缶
・プチベール ひとにぎり程度
・マジックソルト オレンジ
・オリーブオイル 適量
・にんにく 3かけ
マジックソルトオレンジ

【作り方】

1.にんにくは潰してみじん切りに。生きくらげは3㎝程度にカットします。
2.フライパンにオリーブオイルをひいてにんにくを炒め、きくらげ+ミックスビーンズを加えてサッと炒めます。
3.下茹でしたプチベールを加えます。
4.マジックソルトで味付けしたら完成!

ここまでが失敗作。何が失敗かってきくらげを入れてしまったこと、そしてプチベールを切らずにそのまま入れたことです。プチベールをそのまま入れた方が見栄えはいいのですが、食感が茹でても硬く茎の部分は筋張っているのでそのままいれると噛み切れず大変な思いをします。

そこで、アレンジ。きくらげを取り出してプチベールをみじん切りにしてサッと炒めて、少量キッコーマンのしぼりたて生醤油を加えて味を調えたら出来上がり!

これは食べられる!プチベールはみじん切りにして食べるのが正解!とても食べやすくなります。またきくらげもいなくなったので味の違和感もなくなりました。醤油を加えるのもポイントです。
プチベールはオリーブオイルとの相性、そして醤油との相性がいいと感じました。
キャベツの風味が入っているのでみじん切りにして塩昆布と和えるだけでも美味しいかと思います。その際は下茹でした後にみじん切りにしておくことをお忘れなく!

お好み焼きに


こちらは成功作です。( ´艸`)
【材料】2~3人前

  ・★おからパウダー 200㏄
・★水 200㏄
・★卵 1個
・長いも 1個
・豚バラ 100g
・プチベール 一握り程度
・★牛ダシダ 大さじ1
・★チェダーミックス たくさん
・オリーブオイル 適量

(ソース)
・お好み焼きソース
・マヨネーズ
・鰹節

【作り方】

1.ながいもは皮をむいてすりおろしボウルに入れます。
2.プチベールは下茹でしてみじん切りにします。
3.豚バラは事前に表面がカリカリになるまで焼いておきます。
4.1のボウルにプチベールと★を加えてよく混ぜ合わせます。
5.フライパンにオリーブオイルをひいて4を加えて丸型にします。なるべく平たく焼いていきます。
6.ひっくり返しますがとても柔らかい生地なので崩れないように気をつけながらひっくり返します。両面に焼き目がついて中まで火が通たら出来上がり!ソース+マヨネーズ+鰹節をかけて召し上がれ!

生地のベースをおからパウダー、チーズ、卵、長芋のすりおろしにしているので糖質も制限出来てとてもヘルシーなお好み焼きになっています。プチベールをキャベツの代用として使いましたが、全く違和感ありません。みじん切りにして火を通すことで生の時に感じたごわごわ感もなく逆にシャキシャキとした食感を味わうことができました。また、キャベツよりも甘さが抑えられているのでより大人の味になっています。表面はチーズのかりかり、中は長芋のふわふわ感が残るので食感も楽しめます。

他アブラナ科の野菜

まとめ&感想

いかがでしたか。大きいプチベールを美味しく食べる方法は下茹でをして茎を柔らかくしてからみじん切りにして調理をすることです。牛乳とコンソメベースのスープなどにみじん切りにしたものをいれても美味しいかと思います。みじん切りにしてしまえば使い方は千差万別!また購入する機会があったらさらに成功作を増やしていきたいと思います。

皆さんの参考になっていたら嬉しいです♡

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