カリフローレの食べ方!生でも食べれる?美味しくなる調理法はどれ?

昨日八百屋さんに足を運んだら見たことない野菜を発見!見た目はカリフラワーそっくりだけど、花梗が細長く蕾が小さめ。名前は「カリフローレ」という野菜でした。気になったのでさっそく購入して調理することに!

このブログではカリフローレを4つの調理法で料理をし、どれが美味しい食べ方であったのか検証しましたので紹介していきたいと思います。

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カリフローレの食べ方!生でも食べられる?

トキタ種苗さんのカリフローレを今回購入させていただきましたが、パッケージの裏にこのように記載がありました。

これによると、生で食べる、またはさっと湯通し程度に加熱して食べるというのが美味しいカリフローレの食べ方のようです。
八百屋さんの野菜を紹介するメモにも、「新種のカリフラワー!ビタミンCとカリウムが豊富!サッとゆでてそのまま食べて」と書いてありました。

ブロッコリーもカリフラワーも野菜そのものの栄養をそのままダイレクトに摂取したいと考える方は生で食べられている方もいらっしゃるようです。生のものと茹でたものでは栄養成分が異なってきます。どの栄養素がどれほど違ってくるのでしょうか。

カリフラワーの生と茹でた場合の栄養比較

カリフローレは新種の為か栄養成分は文部科学省で未だ紹介されていませんでした。その為今回はカリフラワーを参考に調理法(生・加熱)による栄養価の違いを紹介できたらと思います。

※栄養素の中で特に著しく違いが出ていた成分のみ紹介しています。

【カリフラワー(生)とカリフラワー(茹で)の栄養成分表】

カリウム マグネシウム リン ビタミンK ビタミンB2
410㎎ 18㎎ 68㎎ 17μg 0.11㎎
茹で 220㎎ 13㎎ 37㎎ 31μg 0.05㎎
ビタミンB6 葉酸 パントテン酸 ビタミンC 食物繊維総量
0.23㎎ 94μg 1.30㎎ 81mg 2.9g
茹で 0.13㎎ 88μg 0.84㎎ 53mg 3.2g

引用:文部科学省 食品成分データベース

いかかでしょう。上記に記載していない栄養成分のほとんどはほぼ変わりなく、上記に記載している栄養成分の多くが生で食べた方が栄養価が高いことが表をみるとわかります。例外としてビタミンKと食物繊維総量は生よりも茹でたカリフラワーの方が数値が高く表れていました。

この中でも特にカリウム、リン、ビタミンCは生で食べたほうがより栄養価が高いことがわかります。

カリウムは余分な塩分を排出してくれる働きがあるため高血圧の改善に効果が期待できるといわれている成分です。
リンは骨や歯の正常な発達に不可欠な成分と言われています。またビタミンCは美肌に効果的であることで有名ですね。美肌の他にも風邪予防として摂取されている方も多くいらっしゃるかと思います。

カリフローレもカリフラワーと同じような栄養成分を含むと仮定した場合、生&さっと茹でた程度で美味しく頂けるカリフローレはカリフラワーに比べて、より栄養素を摂取することが出来るのではないかと考えることが出来ます(※あくまでも私の推測です)。
※カリフラワーを下茹でするのが一般的であると考える場合。

  生で食べるときの注意点:よく洗いましょう。ブロッコリーやカリフラワーなどは蕾の間に虫が潜んでいることがあります。蕾の部分を下にして水に数時間漬けておくことで中に潜んでいた虫が浮いてきますよ!
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美味しくなる調理法とは?

バーニャカウダ


このバーニャカウダは生のカリフローレでも、サッと下茹でしたものでも構いませんが、私はサッと茹でたものの方が歯ごたえが良く舌触りもいいと感じました
バーニャカウダソースの作り方は簡単!アンチョビペースト、ガーリックパウダー、オリーブオイルを混ぜるだけです。アンチョビペーストさえ持っていれば簡単に作ることが出来ます。
バーニャカウダのソースの材料がない場合はマヨネーズにディップするのも美味しく頂けます。
他温野菜と一緒に用意するとより彩りが良くなり食欲をそそります。
【おすすめ度】

コールスロー


カリフローレは茹ですぎてしまうと硬くなる性質があるので、生のまま調理できる美味しいレシピがないか考えていた時に閃いたものが『コールスロー』です。
生のカリフローレを使います。作り方はめちゃくちゃ簡単です!
【材料】
・カリフローレ 適量
・マヨネーズ 大さじ2
・あじ塩 5振り
・ツナ缶(油漬け) 1缶
【作り方】

1.これくらいの量のカリフローレをよく洗ってからみじん切りにします。

2.ボウルに1とツナ缶、マヨネーズ、あじ塩を加えて混ぜます。

3.よく混ぜ合わせたらお皿によそって出来上がり!

 

【おすすめ度】

今まで試したカリフローレのレシピの中で一番おすすめの食べ方です!カリフローレは結構繊維質なので生で食べる場合によく噛んで食べる必要がありますが、みじん切りにしてしまうことでとても食べやすくシャキシャキとした食感、そしてカリフローレの甘みをより強く感じることができます。ツナ缶との相性もとても良いです。とても簡単に作れるので試してみてください。

ピクルス


【材料】
・★ハチミツ 大さじ1
・★米酢 50㏄
・★粗びき胡椒 適量
・サッと茹でたカリフローレ 適量
【作り方】
1.カリフローレはよく洗い、ブロッコリーと同じように芯の部分と蕾の部分を食べやすい大きさにカットします。こんな感じに☟

2.カリフローレの芯を先に30秒茹で、その後に蕾もいれて約30秒サッと茹でます。
3.カリフローレをタッパーにいれて、★をいれて冷蔵庫で1晩寝かせれば完成。

私好みの味ではありませんでした。手抜きでお酢もケチってピクルスを作ろうとしたのが原因かもしれません。笑
より長く漬けて味を染み込ませたらより美味しくなるかもしれませんが、茹でたカリフラワーをピクルスにした方が美味しい気がします。カリフローレの良さが感じられる調理法というわけではありませんね。

【おすすめ度】

炒め物


【材料】
・ベーコン 1袋
・パプリカ(赤) 半分
・ニンニク 2かけ
・サッと茹でたカリフローレ 適量
・★オイスターソース 大さじ1
・★鶏がらスープの素(粉末) 2g程度
・ごま油 大さじ1
【作り方】
1.パプリカは縦に細切りにします。ベーコンは2~3㎝幅にカット。にんにくは潰してみじん切りに。カリフローレも食べやすい大きさにカットします。
2.フライパンにごま油をひいて、ニンニクを弱火で炒めて油ににんにくの風味をつけます。
3.ベーコン→パプリカの順にいれて、パプリカに火が通ったらカリフローレを入れます。
4.★を加えて味を調えて、サッと炒めたら出来上がり。

サッと茹でると美味しくなるカリフローレなのでなるべく加熱時間を短くしました。加熱しすぎるとカリフローレは硬くなってしまうのでなるべく加熱しないのがポイントです。
しかし生やサッと茹でたままの状態の方がカリフローレは美味しかったので、炒め物に加える場合は下茹でせずにそのまま使うとより美味しくなるかと思います。下茹でしたものを使ったのが私の失敗です。

【おすすめ度】

スープ


【材料】
・カリフローレ ひとつかみ分
・コンソメ(粉末) 9g
・牛乳 1カップ
・長芋 1本
・塩 小さじ1/3
・コショウ 少々
・パセリ 好みで

【作り方】

1.長芋は皮をむいて小さくカット、カリフローレも小さくカットします。

2.お鍋に1と牛乳、コンソメを加えて火にかけます。

3.ハンドミキサーで野菜を細かく砕きます。

これくらい滑らかになったら、塩と胡椒で味を調え出来上がり!お皿によそってパセリをトッピング!

これは激うま!裏ごしをした方が舌触りが良くなりますので時間がある方は裏ごしすると良いでしょう。私は時間がなかったのでそのままにしましたがそれでもとても美味しかったです。滑らかな舌触りではない分満腹感も感じられますのでダイエット中などにも良いメニューですね。
カリフラワーのポタージュと味はほぼ変わりませんので、カリフローレならでは感は薄いです。
今回は長芋と合わせませましたが、玉ねぎとの相性も良いので玉ねぎとカリフローレでポタージュにしても美味しいと思います!

【おすすめ度】

オーブン焼き


アルミホイルに下茹でしたカリフローレを置いて、マヨネーズ、パプリカパウダー、ガーリックパウダー、粗びき胡椒で味付けしてトースターで5分加熱したら完成。

カリフローレは加熱しすぎると硬く筋張った食感になってしまいます。その為、生またはさっと茹でた状態で食べるのがBESTです。オーブン焼きの味付け自体は美味しいのですが、長時間加熱する調理には向いていないようです。

【おすすめ度】

まとめ&感想

カリフローレの特徴は、、、、

  • 生またはサッと茹でて食べるのがBEST
  • 長時間・加熱しすぎると筋張った食感になる
  • 味はカリフラワーそっくりなのでカリフラワーを使っていた調理に使えますが、加熱には注意
  • 生で食べられるので恐らく栄養価も高い?
  • サッと茹でることでシャキシャキとして美味しい食感を楽しむことできます
  • 生で食べる場合はみじん切りにすると美味しくて食感も楽しめる

とても美味しく調理の仕方もとても簡単な野菜です。日々の食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。見た目も可愛らしくお花のようなブーケを作れるんでお祝い事の時に可愛いデザインの調理を考えるのも楽しそうですね♡

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