2019/7/23に放送されたTBS系テレビ番組『教えてもらう前と後』ではタオルの3賢人が教えてくれるタオルの悩みを解決していました。その悩みというのが『ニオイ』、そして『ふわふわにする方法』というものでした。どれも簡単に問題を解決されています。そのやり方とは?
タオルが臭い!取る方法とは?
この記事の目次
教えてくれたのはタオルを知り尽くした3賢人。タオルソムリエの寺田元さん。タオルソムリエの阿部哲也さん。そして三共クリーニング店主の田村嘉浩さん。
タオルが臭くなる原因は?
タオルが臭くなる原因は雑菌です。増殖する条件が5つあります。
- 汚れと栄養
- 温度
- 湿度
- 無風状態
- 時間
使い終わったタオルは洗うまで洗濯機に放置していませんか。実はこれはこの5つの条件がそろう最悪の状態です。
使用後1日放置したタオルの雑菌は、およそ6億個!!!!
この条件というのをより詳しく調べてみました
- 汚れと栄養というのは雑菌のエサになるものを指します。エサは皮脂・汗・タンパク質・ホコリなどです。その為、汚れが付いたタオルは雑菌が住みやすくなっている状態といえます
- 温度は雑菌が発生しやすい温度は30℃~40℃といわれているようです。特に夏場は注意が必要ということですね。
- 湿度は、ダニやカビは湿度60%rh以上で増殖。菌に関しては湿度70%rh以上で増殖すると言われているようです。梅雨から夏場にかけては特に注意したいですね
- 無風状態というのは、風邪が一切当らない状態の為タオルが乾燥しないことを指します。濡れたタオルが乾燥しない状態が続けば湿気ますし、悪循環ということでしょう
- 時間というのは、おそらく使ったタオルを放置した時間ということかと思います。雑菌は1日で100倍、1週間で100億以上になるといわれているようです。その為使用済みのタオルを放置すればするほど雑菌が増えるということでしょう
タオルの匂いを消す方法とは?
3賢人が揃って解凍していたのが、「お湯につけること」。
鍋に水をいれて沸騰させたらタオルを入れます。3~4分煮たら取り出し水ですすぐだけです。これでにおいの元の雑菌が取れます。
しかし、バスタオルは鍋には入りません。そんな時は、田村さんが「お風呂の浴槽を使います。およそ40度のお湯をはり、タオルをいれて20分つけておくだけです」と、お風呂の浴槽を使う方法を教えてくれていました。
後はそのまま洗濯機で洗えば完了です。
タオルを簡単にふわふわにする方法とは?
洗ったタオルを干した後ごわごわになってしまっている事ってよくありますよね。そもそもタオルが硬くなる原因は表面のパイルが寝てしまっている為です。その原因は洗濯機での脱水にあります。脱水時の遠心力でパイルが寝てしまうというのです。
つまり、このパイルをもう一度起こすことでふわふわにすることができます。
タオルソムリエの寺田さん
寺田さんは、「干す前に20回ふるだけ」でパイルが立ち上がり乾いたときにふわふわに仕上げることが出来ると話されていました。
タオルソムリエの阿部さん
阿部さんは「タオルを逆なでしてパイルを立てる」という方法を紹介されていました。つまり寝てしまっているパイルを手で立ててあげるということです。とても簡単ですね。
教えてもらう前と後
『教えてもらう前と後』は、毎日放送の制作でTBS系列にて2017年10月17日から毎週火曜20:00 - 20:54に放送されている教養バラエティ番組である。
まとめ&感想
いかがでしたか。バスタオルは特に使用してその翌日も使用する習慣のある方もいますよね。たった1日で雑菌が洗濯後のタオルに比べて100倍になるというのですから、小まめにタオルを洗うことの大切さを思い知らされます。雑菌は目に見えないので5つの条件が整っている状態の場合は、気づいてなるべく早めに対処していきたいですね。