2019/2/22に放送されたTBS系テレビ番組『あさチャン』で家庭でできるシミ抜き法が紹介されていました。その内容はとても簡単なもので、更に嬉しいのが自然なものを使っているため環境にも優しい!
この記事では、ワイシャツの襟、カレーやミートソースの汚れ、そして泥などが混ざった汚れのシミ抜き法を紹介していきます。
シミ抜きのプロ
この記事の目次
今回番組内では、シミ抜きのプロ『不入流』の高橋勤さんに家庭でできる簡単シミ抜き法を伝授していただいていました。『不入流』とはいらずにゅうと読み、高知県に本山を構えるシミ抜きの流派で、高橋勤祖主が伝えられた各派のシミ抜き技術を改良し、独特な新たな技を加え創設されたようです。武道のようなとてもかっこいい印象を受けるシミ抜き専門のプロの方のようです。
有限会社 不入流
〒780-8075
高知県高知市朝倉南町4-18-5
TEL.088-843-6979
FAX.088-844-7715
シミ抜き法1:ワイシャツの襟の汚れ
【必要なもの】
- 大根(スティック状に切ったもの)
- アンモニア水
- 洗濯石鹸
【シミ抜き方法】
- アンモニア水を洗濯石鹸につけます
- 襟の汚れた部分にその石鹸を塗り込んでいきましょう
- その後は石鹸を大根につけてシミをこすります
- いつも通り洗濯
アンモニア水は洗浄力を高め、大根は分解を高める効果が期待できるといいます。大根と洗濯石鹸は普段から使っている方も多いと思いますがアンモニア水は家に置いていないという方も多いかと思います。薬局で100mlあたり300円~500円程度で販売されていますので、家庭に新しく常備していはいかがでしょうか。特に値段が張るものはありませんし、一度使う量もほんの少しです。
シミ抜き法2:カレーやミートソースなどの油・食べ物汚れ
【必要なもの】
- はちみつ
- きゅうり
- アンモニア水
- 洗濯石鹸
- 大根
【シミ抜き方法】
- はちみつをお皿に入れ、三分の一に切ったキュウリをすりおろします(はちみつがみえる程度に)
- そしてよく混ぜた後、すりおろしで残ったきゅうりに1をつけてシミに塗り込んでいきます
- 仕上げに先程の洗濯石鹸・アンモニア水・大根でシミをこすります
- これで普段通り選択すればOK!
はちみつときゅうりには分解酵素が含まれているといいます。はちみつはジアスターゼというでんぷんの分解酵素、キュウリはホスホリパーゼという油の分解酵素です。それをうまく利用してシミ抜きをしていきます。先程の襟汚れの方法にちょい足しするだけなのでとても簡単ですね。また、きゅうりとはちみつなので自然にも優しく手荒れの心配も必要なさそうです。
シミ抜き法3:泥や食べこぼしのさまざまなシミ
【必要なもの】
- 焼酎
- お酢
- 深さのある容器
【シミ抜き方法】
- 深さのある容器に焼酎1:お酢1を入れていきます。※衣類が浸る程度に
- 容器の中に衣類を入れ1~2時間つけ込みます。
- いつも通り洗濯します
『焼酎とお酢は浸透力が強くシミを浮き出させる効果がある』と話されていました。焼酎は大容量のもので安価なものだと1000円適度で購入できますし、お酢はDAISOなどの100均で購入できますね。意外と色々なシミが混ざった状態になることって多くあります。特にお子さんの服などに多いのではないでしょうか。家庭で簡単に試せるシミ抜き法なので是非試してみてはいかがでしょうか。
シミ抜き法4:古くて変色したシミ
【必要なもの】
漂白剤をつくっていきます。
- 酸素系漂白剤
- 尿素系漂白剤
- オキシドール
- 深さのあるプラスチック容器
【作り方】
- 少し深さのあるプラスチック容器に酵素系3:尿素系1の割合で入れていきます
- オキシドールを漂白剤が浸る程度入れていき完成
【シミ抜き方法】
- 作った漂白剤を筆などでシミに塗り30分放置します
- いつも通り洗濯します