
パッキーマオとはタイの激辛バジル焼きそば。『パッキーマオ』はタイらしい酸っぱくて辛くシャキッとする食感が特徴で現地では『酸っぱらい炒め』と呼ばれています。
隣接国であるマレーシアの国民的な麺料理のチャークイティオにも似ていています。およそ1~3㎝幅の平麺で米麺を使っているためそのモチっとした食感も美味しさの秘密。
カルディでパッキーマオが作れるキットが売られていたのでどれくらい辛いのか、簡単に作れるかなどレビューしていければと思います。
目次
パッキーマオキットに含まれるもの
- 米麺(センヤイ)100g
- パッキーマオソース 100g
- チリパウダー 4g
用意するもの
【パッケージに記載されている用意するもの】
- 豚またはエビやイカなどのシーフード 100g
- 野菜(いんげん、にんじん、ベビーコーン)120g
【私が用意したもの】
- 豚肉(しゃぶしゃぶ)150g
- シーフードミックス(イカとエビが入っているもの)100g
- いんげん 4本
- 小松菜 1本
- 人参 1/4本
- 酒 大さじ1
- 味の素 5振り
- ベビーコーン 50g
- ごま油 大さじ1+大さじ1
- 塩水(水800㏄+塩小さじ1)
パッキーマオの作り方

1.いんげんは先端を切り落とし、筋がある場合は筋を取ります。

2.沸騰した鍋にいんげんを入れて3分茹でます。

3.茹でたいんげんはザルにあけます。

4.小松菜も沸騰したお湯に入れて4分ほど茹でます。

5.小松菜も茹でたらザルに開け水気を絞り取ります。

6.塩水に冷凍シーフードミックスを入れて解凍します。約4分。塩水で解凍することで冷凍シーフード独特の臭みを軽減することができ、美味しく仕上がります。

7.解凍出来たらザルにあけて水気を取ります。

8.人参は皮つきのまま短冊切りにし、小松菜も3㎝幅にカット、いんげんは3㎝幅にカットします。

9.フライパンにごま油大さじ1をしいて人参を炒めます。

10.人参に7割程度火が通ったら5㎝幅にカットした豚肉を加えて炒めます。

11.弱火にして酒を入れます。こうすることによって豚肉が硬くなるのを防ぐことが出います。

12.シーフードも加えます。

13.小松菜とベビーコーンを加えます。

14.味の素を加えます。タイでも大人気の味の素。私はタイの入国管理局でジョークで『Mrs.味の素』と呼ばれたことがあるほど、タイでは浸透している調味料。

15.鍋で水を沸騰させ、米麺を投入し麺同士がくっつかないように菜箸でかき混ぜながら3分茹でます。

16.茹で上がった麺をザルにあけてすぐにごま油大さじ1をかけて混ぜ合わせておきます。そうすることで麺同士が固まらず炒めやすくなります。

17.フライパンで炒めていた具材にパッキーマオソースを加えてよく混ぜ合わせます。

18.麺も加えて麺にソースをよく絡め合わせます。

19.チリパウダーを半分加えます。チリパウダーは結構辛いです。半分入れて韓国の『辛ラーメン』ほどの辛さになりますので味を見ながら量を調整することをおすすめします。

20.最後にいんげんをいれてサッと炒めます。

21.お皿に盛り付けて完成!
食べてみた感想
激辛焼きそばというだけあって結構辛い焼きそばです。日本で販売されているものって日本人テイストに合わせて『激辛』と書いてあっても本場ほど辛くなかったりしますが、この焼きそばは本場並みに辛いです。
私の辛さの強さは辛ラーメンまでが限界程度の中間レベルですが、今回チリパウダーを半分いれてスーハーいいながら食べるほど結構辛みを感じました。全ての量を入れていたら食べられなかったでしょう。笑
バジルの焼きそばなのでバジルをトッピングし、ライムを添えてあげるとより本場の見た目に近づくと思います(私は冷蔵庫にあるもので作ったのでこんな見た目になりました)。またライムを絞ることでその辛さに酸っぱさが加わってより本場っぽい味になったのではないかと思います。
この焼きそばは私の両親(一緒にタイのバンコクに2年半暮らしていました)に美味しいとおすすめされて食べましたが、レトルトとは思えないほどタイの味を感じれられる商品だと思いました。
辛いのが苦手な方でもチリパウダーを入れければ美味しく食べられると思います。パッキーマオソース自体がとても美味しく、フライパンに入れた瞬間にタイ料理独特の匂いが広がるのでエスニック料理が恋しい時に重宝したいですね。
今回私が使った野菜が下ごしらえが必要なものが多かったので少し手間はかかりましたが、面倒くさければバジルと人参、ヤングコーンだけでも美味しくなると思います。私的には結構簡単に作れたと思います。
皆さんの参考になっていたら嬉しいです♡