私は以前タイのバンコク、マレーシアのクアラルンプールに住んでいた経験があることからエスニック料理が大好き。THE和食の薄く味、出汁の味も大好きなのですが、暑い夏になると特にエスニック料理が食べたくなり日本で手に入る食材でなるべく本場の味に近づけながらアジアの味を楽しんでいます。そんなこともあり、東南アジア料理に欠かせないココナッツオイルは家に常備されています。そして、このオイルの特性に注目してバターなしでクッキーができるのではにかと思い隙間時間に作ってみることにしました。
作り方や味の感想などをレビューしていきます。
ココナッツオイルの特性とは?
サラダオイルやオリーブオイルなどのオイルは通年液体状ですよね。しかし、ココナッツオイルは異なります。
ココナッツオイルは夏になると液体化していて冬になると気温の低さで固体になるんですよね(※常温保存していた場合。暮らす地域により異なります)。つまり、気温によって形状が変わる性質があります!
アホな私は今まで液体と固体のココナッツオイルは全く異なる商品だと勘違いしていました。というのも今までは東南アジアで暮らしていて常温で保存していたというのもあって液体状で買ったココナッツオイルが固体になることを知らなかったんです。
しかし、日本に帰国してスーパーでココナッツオイルを買ったときは固体だったんですが、常温で保存していたら、四季のある日本では夏は液体、冬は固体になっていることに気づきました。こりゃあ驚きました。笑
そこで気づいてしまったんです!この性質は原理的にバターと一緒。バターも冷蔵庫で冷やしておくと固体の状態ですが、常温や電子レンジなどで加熱すると溶けて液体になりますよね。この特性を生かしてバターなしでもクッキーができるのではないかと思ったんです。
思い立ったらすぐ行動!ということでバターなしでクッキーを作ってみることにしました。
と言いつつ、本当の理由はバターを切らしていてココナッツオイルが家に置いてあったのでこの材料でクッキーが作れないか?と思った為なんですが。。。笑 新型コロナウイルスの自粛期間中でスーパーに行くことはなるべく控えていたのでバターのみ買いに行くというのは気が引けまして。
でもこれが今後この方法でクッキーを作っていこうというきっかけになるとは思ってもいませんでした。
ココナッツオイルクッキー!バターなしで作ってみた♡
材料
・小麦粉 200g
・ココナッツオイル 100g
・三温糖 100g
・卵 1個
【好みで】
・くるみ
・紅茶葉
※【好みで】はプレーンタイプではなくクッキーに味を加えたい場合に使用します。そのため、ココアパウダーやチョコチップなどもよいかと思います!
作り方
私はくるみクッキーと紅茶クッキーを作りました!
作ってみた感想
普通のクッキーの作り方とほとんど変わりません。バターをココナッツオイルに変えただけなのでとても簡単でした!
ココナッツオイルを使ったクッキーはバターで作るよりもクリスピーで軽やかな味わいになります。バターのクッキーは濃厚で分厚いものも作れますが、ココナッツオイルの場合分厚めにカットして焼いたとしても溶けるのが速く最終的に平べったくて周りがクリスピーなクッキーになりました。私はカリカリの方が好きなのでとても好きな食感です。クッキーの周りはチーズパンのパリパリした部分に似ています。中はちゃんとしっとりしているのでクッキー感もちゃんと味わえますよ。
ココナッツの味も強くないのでココナッツのような癖が強い食べ物が苦手な方でも食べれるかと思います。ココナッツと言われない限り気づきません。現に旦那はココナッツを一切感じていなかったようです。
トッピングのくるみはあまりお勧めしません。くるみの苦みがなぜが際立ってしまいました。ナッツを使うのであればアーモンドがよいかと思います。
おすすめ度
絶対におすすめです!
お菓子作りの一番面倒くさい部分って食材の買い出しだったりします。日ごろからお菓子作りをしている方であれば食材も常に常備されているかもしれませんが、私のようにお菓子作りを普段しないという方がお菓子を自宅で作ろうとなると、バニラエッセンスやバターなど普段使わない食材を買いに行かなくてはなりません。
ココナッツオイルクッキーの利点はほとんどの食材が保存期間が長いものを使って作れる点です。バターは開封後基本的にでは2週間程度で食べ終えなければいけません。しかし、ココナッツオイルの賞味期限は大体2年間といわれています。つまり、常に常備しておける食材なのです!卵、小麦粉や砂糖は普段料理する人は基本的に家に置いてあるかと思いますので、追加で食材を買ってくる必要がないんです。そして簡単で美味しい!
言うことなしではないでしょうか。
隙間時間に簡単に作れるところも利点なので、ココナッツオイルが家に置いてあるという方は試してみてはいかがでしょうか♡