にんにくの芽の食べ方!下ごしらえや豚肉を使ったレシピを紹介!

にんにくの芽といえば、5月中旬から6月初旬に旬を迎え市場に出回る野菜です。実のにんにくは皮を剥いて調理が必要ですがこのにんにくの芽はそのままの状態で調理することができます。

にんにくとは全く見た目が異なり緑色の棒状の形をしていますが、食感や味はどのようなものなのでしょうか。

このブログではにんにくの芽の下ごしらえのやり方、そしていくつかの調理法を試し美味しい食べ方を検証してみましたので紹介していきたいと思います。

目次

にんにくの芽の下ごしらえ


にんにくの芽の下ごしらえ方法は主に2つ。下ごしらえとして下茹でを施すか、下茹でしないでそのまま加熱調理するかという2択になります。

 

私の経験上、下茹でしたものはナムルなどの和え物に適しています。

一方、下茹でせずに加熱調理に使うにんにくの芽はよりにんにくの香りを味わえるので炒め物に適しています。

下茹でするかしないかでかなり食感が変わってきます。↓↓

【下茹で済み】:柔らかくホクホクとして食感。にんにくの香りは抑えめ。薄めの緑色に。
【下茹でなし】:シャキシャキとしていてにんにくの香りが強め。強めの緑色なので彩りよくなります。

 

ちなみに下茹でする際は沸騰したお湯に2~3分程度茹でればOK!茹ですぎるとせっかくのしゃきっとした食感を失ってしまいますのでサッと茹でるのがポイントです!

にんにくの芽の美味しい食べ方1:豚肉とにんにくの芽のオイスター炒め


【材料】2人前

 

・タケノコの水煮 1袋
・豚バラ 50g
・ごま油 大さじ1/2
・にんにくの芽 1握り程度
・★鶏がらスープの素 大さじ1/2
・★オイスターソース 大さじ1
・★黒コショウ 適量

【作り方】

1.タケノコの水煮はザルにあけて水を切ります。にんにくの芽は4~5㎝にカットします。
2.フライパンにごま油をひいて、にんにくの芽を炒め豚バラを加えます。豚バラに火が通ったらタケノコをいれてサッと炒めましょう。
3.お肉に火が通ったら★を加えて味を調えお皿に盛り付けたら完成!

にんにくの芽は豚肉との相性が抜群!また中華の味付けでの炒め物にとても適しています。炒めることでにんにくの香ばしい風味が口の中で広がり絶秒に豚肉の甘さと相まって美味しく仕上がります。下茹でしていないのでよりにんにくらしさを感じることができます。

にんにくの芽の美味しい食べ方2:ナムル


【材料】

 

・にんにくの芽 好きなだけ
・お湯 700~1000㏄
・塩 小さじ1/2
・★鶏がらスープの素(粉末) 適量大体小さじ1程度
・★ごま油 適量大体大さじ1程度
・好みで白ごま
★の分量は自分の好きな塩梅で調整してください。

【作り方】
1.沸騰したお湯に塩、にんにくの芽を加えて2~3分加熱
2.ザルにあけ、お皿に1と★をいれて和えれば完成!好みで白ごまを振りかけてもOK!

茹でることによって緑色が薄くなってしまう欠点はあるものの、食感もよくナムルに向いています。ほんのりとにんにくの風味がするのでお酒のお供にも◎。

にんにくの芽の美味しい食べ方3:オムレツ


【材料】2人前

 

・卵 3個
・ツナ缶 1個
・岩塩 一つまみ
・にんにくの芽 2~3本

【作り方】

1.にんにくの芽はみじん切りに、ツナ缶は水を抜きボウルに入れます。
2.ボウルに卵と岩塩もいれ混ぜます。
3.フライパンにオリーブオイルをひいて、焼きオムレツの形を作ったら出来上がり!

オムレツの中にしゃきっとした食感が加わり美味しさが増します。にんにくの味がポイントになってくるので薄味の味付けで十分美味しく食べられます。ポイントはニンニクの芽をできるだけ細かく刻むこと。細かくすることで卵と混ざり合いやすくなります。反対に大きくカットしてしまうと食感が卵の柔らかさと喧嘩してしまうので注意が必要です。

にんにくの芽の美味しい食べ方4:にんにくの芽を使った豆腐チャンプルー風炒め物

材料

2人前

 

・にんにくの芽 5~6本
・玉ねぎ 1/2個
・人参 1/8本
・ぶたしゃぶ 200g
・豆腐(絹でも木綿でもOK)150g(3パックの1つ)
・小麦粉 お肉にまぶす程度
・ごま油 大さじ1
・酒 大さじ1
・★鶏がらスープの素 小さじ1と1/2
・★甘口醤油 大さじ1
・★コショウ 適量
・いりごま(白) 好きなだけ

作り方

1.たまねぎは芯を取って薄切りに、にんにくの芽は5㎝幅にカット、にんじんは皮はそのままで細切りにします。
2.豚しゃぶは一口大の大きさにカットしてバットにのせて小麦粉をまぶしておきます。こうすることで豚肉の栄養を守れるほか、加熱によって硬くなるのを抑えてくれます。
3.フライパンにごま油を引いて1を加えて炒めます。
4.野菜をサッと炒めたら、豚肉を加えてお肉をほぐしながら炒めていきます。
5.お肉に2/3程度火が通ったら弱火にして酒を回し入れます。
6.豆腐をスプーンですくって加えます。
7.★の調味料を加えてフライパンを振りながら全体に絡めていきます。豆腐を潰さないように注意しましょう。
8.お皿に盛り付けて白ごまをトッピングしたら出来上がり!

これはめちゃくちゃ美味しい!オイスター炒めの時と同様にニンニクの風味がより感じられる食べ方です。

豆腐を入れた後に調味料を入れているので深めのフライパンで調理するのがコツです。フライパンを振りながら炒めるのが苦手な方は調味料を入れてから豆腐を入れるといいかもしれませんが、豆腐に調味料が絡まなくなってしまうので豆腐を触らないように混ぜるようにすると良いでしょう。

ニンニクの芽はよく炒めているのでシャキシャキというよりはホクホクと柔らかい食感になりました。これもまた美味しい!にんにくの芽はやはり炒め物にするのがベストですね。味付けは中華風。焼肉のタレにもあると思います。

にんにくの芽の美味しい食べ方5:肉なし麻婆ナス

材料

2人前

 

・ナス 1本
・油揚げ 1枚
・にんにくの芽 3本
・にんにく 2かけ
・ごま油 大さじ1~2
・唐辛子(輪切り) ひとつかみ
・★水 100㏄
・★赤味噌 大さじ1/2
・★豆板醤 小さじ1
・★シャンタン(チューブ) 10㎝

作り方

1.油揚げはフードプロセッサーで細かく砕きます。これがひき肉風になります。
2.にんにく、にんにくの芽はみじん切りに、ナスは乱切りにカットします。※ナスにあまり油を染みこませたくない場合はラップをして電子レンジで30秒加熱しましょう。私は油染み染みが美味しいと思うのでそのまま調理します。
3.フライパンにごま油をひいてにんにく、にんにくの芽、鷹の爪を加えて中火で炒めて油にニンニクの香りを移します。焦げそうな場合は弱火でじっくりと火を入れましょう。
4.油揚げを加えて炒めます。
5.ナスを加えて炒めていきます。
6.ナスに油が染みこんでない場合は追いごま油をします。
7.★を混ぜ合わせておきます。
8.弱火にして7を加えます。
9.約3分煮込んだら完成!
お肉を切らしていたので油揚げで代用しましたがなかなかいける味!
お肉の中では鶏そぼろに一番近くなりました。油でいためたのと煮込んだおかげでパサパサ感は一切感じられません。

そしてニンニクの芽!!これが加わることによりシャキシャキとした食感が加わり味噌ベースで濃厚な味でも飽きずに無限に食べることができます。笑 イコール美味しいということです。笑

少しピリ辛ですが、味噌がマイルドにしてくれているので辛いのが苦手な方でも食べられると思います。

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感想

いかがでしたか。個人的にはやはり王道の豚肉との炒め物が好きですが、茹でて食べるというのもなかなか美味しく再度作りたいと思いました。今回は中華ベースのものが多くなりましたが、タイ料理やスパイスが強いインド料理などにも使えそうな野菜なのでまたチャレンジした時は追記していきたいと思います。

通常のニンニクは皮むきが面倒ですが、にんにくの芽は下ごしらえがとても簡単で、彩りもよくなるので重宝したい野菜だと思いました。
ニンニクほどパンチはありませんが、風味が楽しめるのとシャキシャキとした食感が病みつきになること間違いなしです。

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