
大和芋といえばとろろというイメージが強いですがとろろ以外にも様々なアレンジ法があるのはご存じでしょうか。大和芋は長芋に比べて舌触りがとても滑らかなので他の調理に使うことでふっくらと美味しい食べ物が作れちゃいます。
今回調理したのは4種類のレシピ。カステラ風卵焼き、豆腐カレーグラタン風、トマトとしし唐のアヒージョ、そして大和芋の団子汁です。どれも美味しく仕上がったので早速レシピとレビューをしていきたいと思います。
目次
この記事の目次
大和芋の食べ方&下ごしらえ
大和芋は芋の中でも珍しい『生』で食べられる食品です。長芋と同じですりおろしてとろろとして食べられることが多いですね。長芋との違いはその粘り。長芋は粘りは少な目でシャキシャキとした食感が特徴ですが大和芋はより粘りが強いのが特徴です。その粘りをより出したい時は、なるべく細かい目のおろし金ですりおろすことでより粘りが増します。シャキシャキ感は長芋の方が強く大和芋はシャキシャキ感の中にホクホクが混ざっている食感です。
下ごしらえは簡単で泥を落として洗い皮をピーラーで剥いて調理に使います。長芋と同様に素手で触ると手がかゆくなりますので皮の部分を残してすりおろしたり、包丁でカットするときは手袋をして行うと肌荒れを防ぐことができます。私はちなみに肌が強い方なので素手で調理していますが調理後すぐに手を洗えば特に肌は荒れませんでした。
肌荒れの度合いは人によって異なるので敏感肌の方はお肌を守ってあげてくださいね。
一般的な食べ方は、
生で食べる場合:角切りや細切りにしてめんつゆやわさび醤油などに浸して食べたり、すりおろしてとろろとして食べます。
加熱して食べる場合:炒め物、煮物、すりおろしてふわふわ感を出したり、粘りを出すために使います。
長芋よりも少しお値段が張るのが痛いですが、長芋にはない上品さが味わえるのと粘りが強い特徴を生かした調理法でより美味しいご飯が作れますので大和芋をマスターしていきましょう。
大和芋の美味しいレシピ1:豆腐カレーグラタン風
・レトルトカレー(中辛)または残ったカレー 1人前
・絹ごし豆腐 1/2丁
・大和芋 30g程度
・ミックスチーズ 適量



大和芋の美味しいレシピ2:トマトとしし唐のアヒージョ
・ミニトマト 4個
・しし唐 3個
・大和芋 50g程度
・にんにく 2かけ
・オリーブオイル たくさん
・塩コショウ 適量




この食べ方は一番粘りを感じない食べ方です。じゃがいもよりもさっぱりとした味なので食べても重たくなく軽くペロリ!お酒のおつまみとしては薄味なので食事の1品として出すのがおススメ。
大和芋の美味しいレシピ3:大和芋の団子汁
・青ネギ 1/4本
・大和芋 30g
・シイタケ 2個
・鶏のささみ(塩こうじに漬けておいたもの) 2本
・水 700㏄
・塩コショウ 適量
・片栗粉 小さじ2
・★醤油 大さじ1
・★酒 大さじ1
・★かつおだし 小さじ1






大和芋の美味しいレシピ4:カステラ風卵焼き
このカステラ風卵焼きはテレビ番組『ヒルナンデス』の私のお気に入りのコーナー「一流ホテルのレシピをテレビ初公開」ではヒルトン東京お台場の一流シェフが教えてくださっていたレシピで私も早速作ってみました!これがもうたまらなく美味しいんです!!ホテルのレシピだから難しそうと思うかもしれませんが、炊飯器を使ったとても簡単調理法で、家庭で作った味とは思えないほど品がありますので是非試していただきたいレシピです♡下記記事で紹介してきます。
作ってみた感想
いかがでしたか。私は個人的に一番好きな食べ方はカステラ風卵焼きでした。しかし、このカステラ風卵焼きは大和芋の味をダイレクトに感じられるものではありません。ダイレクトに感じるのであればはやり炒め物や生で食べる食べ方がいいでしょう。今回紹介したレシピ以外に納豆にすりおろしたものをのせてアクセントにワサビを添えたり、細切りにしたものをめんつゆに漬けて食べても美味しそうだと思いました。
ラーメンを頼むときもこってりの豚骨醤油が好きな私にとっては団子汁は物足りなさを感じましたが、体に染みる薄味の『THE 和食』を楽しめるので好きな方は好きだと思います。
皆さんの参考になっていたら嬉しいです♡