美味しいカボチャの見分け方!触らず目視で確認!煮崩れしない調理法!

新型コロナウイルスが深刻化し生活様式も変わり始めている中、スーパーでの買い物の仕方も変わってきています。従来であれば野菜を手にとって新鮮なものを確認していましたが、ウイルス感染する恐れからなるべく触らずに買い物も済ましている方も増えているはずです。

美味しいカボチャの見分け方は触ることなく目で見て確認することができます。それでは紹介していきますね。

目次

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カボチャの栄養素・効能


カボチャは冷え性や生活習慣病に有効なβカロテンやビタミンE、そして便秘改善に効果的と言われる食物繊維が豊富に含まれています。私の母親はよく『カボチャはビタミンの王様』といって調理してくれていたのを覚えています。

美味しいカボチャの選び方

種を見る【目視で確認】

2019/8/7に放送されたテレビ東京系バラエティー番組『ソレダメ! ~あなたの常識は非常識!?』では野菜のプロである岡本さんが「カボチャの種を見ます」と話されていました。半分に切られたカボチャに当てはまる目利き方法ですが、種の断面をみると種の中が黒っぽくなっているものと白っぽくなっているものがあります。カボチャの種は成熟するにつれて黒くなります。
その為、種が黒いものが美味しいカボチャです。

ヘタを確認する【目視で確認】

また、ヘタの部分がコルク状になっているものは収穫後追熟したカボチャになりますので、より甘いカボチャになります。
2020年9月10日に放送された『くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館』では野菜ソムリエプロの森之翼さんが、「ヘタの大きさを見て、より大きいものがいい。大きいものは実に栄養が運ばれている証拠」と話されていました。また、ヘタの周りが凹んでいるものは水分が抜けて熟し食べごろのカボチャです。

カボチャの色を確認する【目視で確認】

2020年9月9日に放送された『ソレダメ! ~あなたの常識は非常識!?』では、「甘くて熟したカボチャはオレンジ色のもの」と紹介されていました。ここで覚えておきたいのが「グランドマーク」というもの。グランドマークとはそのままの意味で太陽に面していない土に接していた部分にできる変色を指します。このグランドマークは実の熟し具合がオレンジ色として現れるのでこのマークがよりオレンジ色になっているものが熟しているカボチャのサインになります。つまりオレンジ色が濃ければ濃いほど甘くなっている印です。

また、『くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館』では野菜ソムリエプロの森之翼さんがグランドマークのことを、「グランドマークは日に当たらず緑色になっていない状態なのでカボチャの中の色が見えている状態になります」と紹介されていました。
これは納得ですね。カボチャはよりオレンジ色の方が熟した状態になります。グランドマークが濃いオレンジ色であればあるほど熟した状態ということです。触らず目で確認できるのも嬉しいですね。

上の写真の〇の部分がグランドマークです。このカボチャは薄い黄色なのでまだ熟しているとはいえませんね。この部分が濃いオレンジ色になった時が食べ頃です。

重さを見る【触って確認】

これは目視で確認できるものではありませんが、カボチャの重さを確認します。軽いカボチャの方が美味しいカボチャです。これは軽いカボチャの方が完熟している状態の為です。重いものは水っぽいようです。※品種にもよります。

皮を確認する【触って確認】

TBS系テレビ番組『この差って何ですか』では皮が硬いカボチャと硬くないカボチャでは皮が硬いカボチャの方が甘いカボチャであると紹介されていました。カボチャは収穫後寝かせれば寝かせる程甘くなっていきます。また水分が抜けていくので硬くなっていきます。つまり硬くなった状態は熟している証拠となるわけです。

カボチャを煮崩れさせない方法とは?


カボチャって煮物にした時に皮の部分だけ残って実の部分がドロドロになってしまうことってありますよね。でもホロホロのカボチャをなるべく作りたいから煮込みすぎてしまうことも。火加減がとても難しい野菜の1つです。
しかし、下ごしらえの際にあるひと手間を加えるだけで煮崩れしなくなります。野菜ソムリエの香月りささんは「カボチャを煮る前に30分水に浸せば煮崩れしません」と解説されていました。

カボチャが煮崩れする原因

カボチャの煮崩れの原因は切り口から染み出たでんぷんがカボチャの実を柔らかくしてしまう為です。しかし、下ごしらえの段階で先に水に浸してしまうことでデンプンが先に流れ出て煮崩れしにくくなります。

栄養を逃さない調理法

カボチャは栄養が豊富でビタミンの宝庫と言われています。その栄養をなるべく逃さずに調理していきたいですよね。カボチャは特にビタミンAに体内で変わるβカロテンや疲労回復などに有効と言われているビタミンEの豊富な野菜です。βカロテンやビタミンEのは油に溶けやすい性質なのでカボチャ料理に油を使うと吸収率がアップします。そのため、煮物に少量の油を加えて調理したり、天ぷらにして揚げ物にして食べるのも栄養を逃さずに調理する方法です。

まとめ&感想

いかがでしたか。美味しいカボチャは『種が黒いもの』そして『軽いもの』を選ぶようにしましょう。またカボチャの煮物をつくる場合は下処理として『カボチャを水に30分浸す』ようにすることで、カボチャを賢く食べることが出来ます。是非試してみてはいかがでしょうか。カボチャが半分に割れた状態で売られているものは種が確認できますが、そのままの状態のものは重さを確認して美味しいカボチャを選んでいきましょう。

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