はぐらうりって知っていますか?私は今年初めて千葉県にある野菜専門店で目にしました。見た目はウリ科の野菜。冬瓜に似ていますが、冬瓜よりも皮が柔らかくキュウリに近い野菜です。
この時期(夏)になるとあらゆる種類のウリが流通し始めるのでとても嬉しくなります。幼い頃はウリが好きではなかったのですが最近は種類によって味が違ったり、漬物や煮物にすると食感が変わるのが楽しくて美味しくて仕方ありません。
今回は初めて買ったはぐらウリの美味しい食べ方・調理法を検証していきたいと思います。
目次
はぐらうりとは?
野菜情報サイト『野菜ナビ』」によると「はぐらうり」は白うりの仲間で、おもに千葉県で生産されています。「マクワウリ」の交雑種と考えられていて、歯がぐらつく人でも食べられることが名前の由来といわれます。(中略)千葉県の成田山新勝寺の参道に並ぶ漬け物店では、地元産のはぐらうりを使った浅漬けが特産品になっています。」と説明されています。
地元が千葉県にもかかわらずこれは知りませんでした!!!料理にハマったのも3年前。野菜にハマったのも3年前。八百屋さんに通い始めたのも3年前。それなのに3年目にしてこの野菜を初めて知るとは!!!見落としていました。
ちなみにまくわうりは攻略済みで、その美味しさはまるでメロンのよう!!デザート感覚で食べられるウリですのでスーパーで見かけた時はぜひ試してみて下さいね!メロンより安価で甘さも控えめなので大人のおやつにぴったりです♡
はぐらうりの下ごしらえ
下ごしらえは簡単です。どの冬瓜やはやとうりなどのウリ科の野菜と同じで、半分に切ったら中のワタと種をくりぬいて皮をむき、好きな大きさにカットして調理するのみ!私はこんな感じで進めます。↓
これで下ごしらえは完了です!!
冬瓜に比べて皮がとても柔らかいのでピーラーで簡単に皮を剝くことができます。
はぐらうりの美味しい食べ方
はぐらうりは見た目が冬瓜だったので漬物と煮物にしたら絶対美味しいだろうと思い、今回は人気の浅漬け、煮物、炒め物を作ってみることにしました。ウリ科の野菜は煮物にするとほくほくになって美味しいです。普段は豚肉と一緒に和風の味付けにするのですが、アメリカ人の旦那にも美味しく食べてもらいたかったのでトマトソースベースのイタリアン風の煮物にチャレンジしてみました。
それではレシピとレビューを紹介していきます。
浅漬け
今回使用した浅漬けの素はこちら↓
浅漬けの素は液体のものや粉末のものが販売されています。お好みのものをお使いください。
煮物
鶏そぼろのトマト煮(イタリアン風)
【材料】
・鶏ミンチ 100~150g
・トマト缶 (KALDIのものがおすすめ) 1缶
・はぐらウリ 1/4個
・★あじしお 5振り
・★オレガノ 5振り
・★バジル 5振り
・★ナツメグ 5振り
・★コンソメ 小さじ1
・おろしにんにく(チューブ) 2,3㎝
・オリーブオイル 適量
・白ワイン 大さじ1
※★のスパイスはダイソーでも購入可能です!スパイス類は高価なイメージですが実は100円ショップで揃えられますよ♡
【作り方】
和風の煮物が作りたいという場合は、冬瓜のレシピの記事に煮物の作り方を紹介していますので参考にしてください。↓
炒め物
【材料】
・ツナ缶 1缶
・マヨネーズ 大さじ1
・はぐらウリ 1/4個
・キッコーマンのしぼりたて生醤油 小さじ1
・粗びき黒コショウ 少々
・ごま油 適量
【作り方】
作った感想
いかがでしたか。ウリ科の野菜は個人的には漬物と煮物にするのが素材の味や特徴を最大限に生かせる調理法だと自負しています。漬物は特に塩でもみこむものが美味しく仕上がる印象です。そのためぬか漬けや醤油漬けなどにせず、浅漬けや塩漬けにするとしんなりとしてジューシーなうりの漬物が出来上がります。
煮物に関しては漬物とはまた違ったホクホクでとろっとした食感に代わるので大根の煮物が好きな人やおでんが好きな人にはピッタリでしょう。個人的にはショウガをいれた煮汁で煮込むのがお気に入りです。
はぐらウリはウリ科の中でもクセがなく皮も柔らかいので比較的調理しやすい野菜になってくると思います。ウリを初めて調理するという方でも簡単に料理できますのでおススメです。是非試してみてください♡