メロンの中でも一番馴染みのある品種はアンデスメロンなのではないでしょうか。アンデスメロンとは温室栽培される高級メロンである「マスクメロン」に似た味わいで比較的安価に市場に出回っているメロンです。地域によって市場に出回る品種は異なるかもしれませんが、わたしの暮らす地域ではアンデスメロンが主流にスーパーで扱われています。
メロンは、赤肉系、青肉系、白肉系そして皮に網があるネットメロンと網のないノーネットメロンに分類されますが、それらメロン全般の選び方、食べごろの見分け方や保存の仕方をこのブログでは紹介していこうと思います。
目次
※今回使用する写真は全てアンデスメロンです。
メロンの選び方
一般的にメロンを選ぶときに着眼したいポイントは下記です。
- 持った時にずしっと重みのあるもの=よりジューシーなメロンの証拠
- ネットメロン(網目があるメロン)の場合は、網目が細かく均等で網の盛り上がりが高いもの=甘く美味しいメロンの証拠
- 触った感じが少し柔らかいもの、特にお尻(底)の部分に弾力があるもの=熟している証拠
- 皮が少し黄色みを帯びているもの=熟している証拠
- 甘い香りがするもの
新型コロナウイルス蔓延後、食品を気軽に手に取って確かめることも恐縮してしまう世の中となり、なかなか重みや柔らかさは確認しづらくなりました。そんな時は網目に注目して選ぶと良いでしょう。
カットされたメロンであれば果肉が少し黄色がかったもの、そして種に近い果肉がよりジューシーなものを選ぶと熟していて甘いメロンの証拠ですので参考にしてみてください。
メロンの食べごろの見分け方
すぐ食べる場合は熟しているもの、食べるまでに時間を置く必要がある場合は追熟が必要な硬めのメロンを選びましょう。
食べごろの見分け方は簡単です。甘い香りがしてお尻の部分を軽く押すと少し弾力があって柔らかくなってきているものが食べ頃のメロンです。
カットされたメロンであれば種のまわりがよりみずみずしく果肉が黄色くなってきているものを選ぶと熟している証拠となります。黄色がかっているものは追熟が必要ないので買ってきたらすぐに食べるようにしましょう。メロンは日持ちしづらく傷みやすい果物ですので買った日に食べるのが適しています。
完熟していないものは常温で追熟するとより甘くなって美味しくなります。
美味しい食べ方
メロンは種のまわりとお尻の部分が甘いので縦にくし切りにして食べるのがおススメです。
くし切りにしたものをスプーンでくりぬきながら食べてもいいですし、下記のようにカットして一口サイズにして食べても食べやすくなります。
皮に近い部分が一番硬く甘くないので皮目から少し離してカットすると甘い果肉のみを堪能することができます。
しかし、完熟しているものは皮付近でも甘いものがあります。その為まずくし形にカットし、皮まわりも甘いか確認してから他のものの皮の厚さをどのくらいにしてカットするか決めると良いでしょう。
メロンの保存方法
まだ硬く甘い香りもしないメロンはまだ熟していないので常温で保存して甘い香りがしてきたら食べ頃なので冷蔵庫の野菜室で保存します。
既に熟しているメロンは野菜室でそのまま保存します。カットされたものに関しては種を取り除いてからラップをして保存するようにしましょう。
いかがでしたか。メロンが旬を迎えるのは春から夏にかけてです。メロンに含まれるクエン酸は夏バテ防止や疲労回復の効果が期待できると言われていますので旬の太陽が照り付ける夏頃に積極的に食べると健康面でも理にかなった食べ方と言えます。日本の美味しいメロンを是非味わってみてくださいね。
皆さんの参考になっていたら嬉しいです。