芽キャベツといえば、見た目はキャベツを小さくしたようなミニ野菜。芽キャベツが育つとキャベツになるの?と疑問に思われている方も多いと思いますが、これは品種の違いの為大人になってもきゃべつにはなりません。
そんな芽キャベツの凄い栄養素を『林修の今でしょ!講座』で紹介されていました。キャベツよりも優れた栄養素とは?
芽キャベツの栄養素
芽キャベツといえば、スープにしたり、てんぷらにして食べると甘くておいしいですよね。
キャベツといえば、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンCなどビタミンの宝庫と言われています。品種違いの芽キャベツではどれくらいのビタミンが含まれているのでしょうか。
ビタミン類
ビタミンCはキャベツよりも多く含まれています。100gのキャベツと芽キャベツのビタミンCの含有量を比べてみると?
キャベツ:41㎎
芽キャベツ:160mg
同じ量を食べるとすると、160㎎と通常のキャベツに比べて約4倍!!!
ビタミンCの1日の摂取目安は100㎎といわれています。キャベツであれば1/4個。芽キャベツであれば5個食べればクリアできます。
他のビタミンで比べてみると、ビタミンAはキャベツの約14倍、ビタミンEは約6倍ふくまれています。
ビタミンCといえば、抗酸化性が強い栄養成分です。ビタミンCは活性酸素を抑える効果が期待できます。
ビタミンAは胃の粘膜を保護する働きがあります。また、ビタミンEは胃腸の細胞膜の酸化を防止する働きがあります。
したがって、ビタミンA,C,E三つ合わせてビタミンACEは3つ揃うと胃腸を守るパワーが増します。
芽キャベツの栄養を効率よく摂取する食べ方
芽キャベツは通常のキャベツにくらべて芯が大きいのが特徴です。この芯の部分は捨ててしまいがちですが、芯の部分にビタミンが多く含まれています。そのため、ビタミンをより多く摂取したい方は、芯も食べるようにしましょう。
その原理は、芽キャベツは虫に食べられにくい芯の部分に栄養を蓄える習性があります。また、根から必ず栄養を吸収していますので栄養価が高いといえるのです。
胃腸を元気にする芽キャベツの食べ方
芽キャベツはタンパク質と合わせて食べることで胃腸を元気にする効果がきたいできるといいます。
例えば、芽キャベツをいれたシチューは効果的です。シチューには芽キャベツの他に、牛乳やお肉といったタンパク質が含まれています。
芽キャベツ(ビタミン)抗酸化+肉&牛乳(タンパク質)胃の粘膜の材料
シチュー以外でも、タンパク質と合わせて摂取していくことがポイントなので試してみてはいかがでしょうか。
【おまけ】芽キャベツはどのように育つ?
キャベツは土の上に実をつくるのはいっぱんてきですね。しかし芽キャベツは一風変わった育ち方をします。その育ち方というのが、茎にたくさんの実がつくというもの。その写真がこちら↓↓ 見た目はわさび、少しブドウ?のようなくっつき方をしていますね。とても不思議です。