冬瓜といえば、夏野菜の1つ。秋の季語に使われたり、冬瓜の名前に『冬』と入っていることから勘違いされやすい野菜だが、夏に収穫される野菜です。実は大きいもので短径30 cm、長径80 cm程度にもなりスーパーでも大きいサイズのものや半分にカットされて売られているものもあります。
旬は夏季だが玉のままなら冷暗所保管で冬まで日持ちすることから冬瓜と呼ばれており、保存が長く効く点、1玉300円程度でかなりの量が食べられる点でもお財布に優しく日本の家庭で親しまれている野菜です。
冬瓜の料理法4選!
この記事の目次
冬瓜の料理に欠かせない皮の剥き方で簡単な方法を比較して検証しました。その内容は下記記事で紹介していますので宜しければ併せてご覧ください。
冬瓜の煮物のレシピ
【材料】
・冬瓜 1/4個
・豚肉 200~300g
・生姜 1かけ
・焼きあご出汁 8g 今回使ったのはこちら☟ ダイソーに売っています。
・醤油 大さじ2
・本みりん 大さじ3
・酒 大さじ1/2
・ごま油 大さじ1
・水 400ml
【作り方】
冬瓜の汁物のレシピ
【材料】
・冬瓜 1/4個
・長ネギ 1/4個
・マイタケ 1袋
・麹味噌 大さじ2
・かつおだし 4g
【作り方】
1.冬瓜は煮物の時と同じように皮を剥いて一口大にカットします。
2.長ネギも2㎝幅にカット。マイタケは洗わずに手でちぎります。
3.かつおだし4gに対して水400㏄で出汁を作り、そこに冬瓜、長ネギをいれて沸騰させます。
4.長ネギが柔らかく煮えたらマイタケを投入し、麹味噌を溶き入れて完成。
冬瓜の漬物のレシピ
【材料】
・冬瓜 1/8個
・漬物の素 今回使ったのはダイソーで購入できるしその漬物の素☟
【作り方】
冬瓜の皮を使ったきんぴらのレシピ
【材料】
・冬瓜の皮 適量
・好きな野菜(今回は菊芋、人参、大根の皮を使用)
・めんつゆ(2倍濃縮) 大さじ2
・いりごま(白) 適量
・ごま油 大さじ1
・唐辛子(乾燥 輪切り) 小さじ1
【作り方】
1.冬瓜の皮、好きな野菜は全て千切りにします。
2.フライパンにごま油をひいて唐辛子を炒めます。
3.2に千切りにした冬瓜を投入します。冬瓜の皮はとても硬いのでなるべくよく炒めるようにします。
4.それなりに冬瓜がしんなりしてきたら、他の野菜もいれて炒めます。硬い野菜から順にいれて炒めます。
5.めんつゆで味を調えていりごまをかけたら完成。
冬瓜の美味しい食べ方はどれ?
今回冬瓜を煮る、汁物にする、漬ける、皮を炒めるの調理法を試してみましたが、冬瓜は煮汁をよく吸い込んでホクホクに柔らかくなる特徴があります。それを最大に活かすには煮物にするのが一番美味しいと感じました。また、汁物もおススメです。見た目は大根ですが、大根とは異なり苦みがなくほくほくとした食感を楽しむことが出来ます。また、味がしみていてとても美味しくなります。
漬物はあまり美味しいとはいえませんでした。漬物にする場合ははりはり漬のように一度煮てから漬物にする調理法が良いでしょう。皮は捨てずにきんぴらにすると彩の良いきんぴらが仕上がります。
まとめ&感想
いかがでしたか。冬瓜は大きいサイズのものでもスイカのように1000円しません。ほとんどのものがひと玉300円~500円程度で購入できます(地域によって異なる可能性あり)。そして皮まで丸ごと食べることが出来ますので無駄のない野菜です。お腹いっぱいになりますしお財布に優しいので、金欠の時に特に重宝したい野菜ですね。