お店でステーキを注文する際は当然のようにお肉の焼き加減を自分好みに選ぶことができます。しかし家庭やキャンプ場で自分が調理をするとなると、焼き加減を確認するのはとても難しいですよね。お肉の表面の焼き具合は目で把握できますが、お肉の中身はカットするまでわからないものです。
せっかくのステーキをカットして台無しにしたくはないですよね。調理中に切らなくても中の焼き加減が確認できる方法があったらって思いませんか。手を使うだけで簡単に確認できる方法があるのです。それではどんな方法で調理中にお肉の焼き具合を確認していくのでしょうか。
お肉の焼き加減の種類
お肉の焼き加減の確認方法の前に、お肉の焼き加減の種類はどのようなものがあるのでしょうか。
ファミリーレストランやステーキ屋さんにて選択できる焼き加減はこんな感じでしょう。
- レア
- ミディアム
- ウェルダン
主に3種類から選びますよね。レアは3割ほどが焼けた状態。ミディアムは7割ほどが焼けた状態。ウェルダンは9割ほどが焼けた状態を指します。この3種類の焼き加減からさらに細分化されたものがミディアムレアやブルーレアなどです。
私は一番好きなものがミディアムレアなのでほとんどの場合ミディアムレアで注文します。
外食であれば今まで当たり前のように注文できていたレアやミディアムレア。新型コロナウイルスの影響による外出自粛によって自宅でステーキを作ろうと考えて初めて気づいた方も多いのではないでしょうか。「お肉の焼き加減ってどうやって確認してるんだ?」ということ。今まで当たり前のように食べていた自分の好きな焼き加減のステーキも、お店に行けばプロが簡単に作ってくれていたからであって自分で作ろうとなると難しいということに気づかされます。
しかし!家庭でも簡単にお店のような焼き加減を確認できる方法があるというのです!!その方法とは?
お肉の焼き加減の簡単な確認方法
2020/7/13に放送された『ヒルナンデス』ではキャンプでおなじみのたけだバーベキューさんがキャンプ中に家族と一緒に楽しめるキャンプレシピを紹介されていました。今回のテーマは100均グッズを使って本格的キャンプ飯を作るというもの。どのレシピも驚きが多く美味しそうだったのですが、一番気になったのが、たけだ流お肉の焼き加減の確認方法。
番組内でたけだバーベキューさんは「OKサインの法則で確認することができます。まず、トングでお肉をツンツンとつついてください。反対側の手はOKサインのポーズをとります。トングを持っている手の空いている指で親指の下の手の腹部分(母指球)を触ります。人差し指+親指のOKサインをした時の母指球の柔らかさとお肉の柔らかさが同じ場合はレア。中指+親指の柔らかさの場合はミディアム・レア、薬指+親指の柔らかさの場合はミディアム。小指+親指の場合はウェルダンになる」と話されていました。
つまり、こんな感じで確認します。↓
これは新常識です!!かなり役立ちます。ステーキを作ることが最近多いので実際に使っていきたいと思いました。
これで安心。自宅でもお店のように好きな焼き加減のステーキが食べられるようになります。
他にも確認方法はある?
お肉の焼き加減を確認する基本的な方法は竹串や金串を使って確認する方法です。
お肉を串で指した時に、血が混じった濁り液が出てきた場合はまだ中まで火が通っていなく、透明な汁が出てきた場合は中まで火が通っています。しかし、この確認方法は主にハンバーグなど中までしっかりと火を通す調理で使う方法であって、ステーキの焼き具合を確認する方法には適していません。
他の焼き加減の確認方法を調べていたら、海外でこんな確認をされている地域もあるようです。
「お肉の焼き加減は顔の部位を触ったときの柔らかさで確認する方法で、例えば、おでこの硬さはミディアムウェル、ほっぺたはミディアムレア、あごはミディアムと同じ硬さになる」といいます。
やはりどの国も体を触って確認する方法が主流のようで、体のある個所の柔らかさとお肉の柔らかさを比較して確かめているようです。こうなってくると感覚で覚えていくのが一番早そうですね。
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まとめ
いかがでしたか。新型コロナウイルスの影響による外出自粛は解除されたものの、まだ怖くて外食にいけない、解除されたけど自粛を心がけているなんて方もまだ多くいらっしゃるかと思います。自宅で料理をする方も増えて本格的なステーキを家庭で作りたいと思っている方も多いでしょう。お肉の焼き加減は手の腹の親指下の母指球という場所を触れば確認できるということなのでステーキを作る際は是非試してみてはいかがでしょうか。