毎年のどぐろの旬の時期になるとお寿司目当てに石川県金沢市の近江市場に足を運んでいたのですが新型コロナの影響による外出自粛が続く中、県を跨ぐことも気が引ける為今年はのどぐろが食べられないと落胆していました。
しかし、最近関東圏のスーパーでも丸々一尾ののどぐろを見かけるようになりました。
小ぶりのものではありますが3匹ののごぐろが入った1パックでたったの400円と破格で売られていたのには驚きました。高級魚とは思えないお値段!!
普段はお寿司やお刺身といった生の状態ののどぐろを食べることが多かったのですが、せっかく丸々一尾の状態で手に入れることができたので加熱調理していきたいと思います。
どう調理すると家庭でも美味しく食べられるのか検証です。
目次
この記事の目次
のどぐろの下処理
美味しい食べ方【塩焼き】
材料
・のどぐろ 人数分(1人1~2尾)
・塩 少々
レシピ
難易度
魚を捌く手間がなければ超簡単レシピです。切り身に塩をふって焼くだけ。
クッキングペーパーを使用することでお魚の皮がフライパンにくっつかず綺麗に焼きあげることができます。
また、後片付けも楽ちん!
のどぐろは脂がのっている魚のため、油をひく必要もありません。むしろのどぐろの油本来の味を存分に味わうためにも他の油を使わない方がいいです。
甘みのある上品なあじわいですよ。
味
おつまみとしても活躍してくれる一品!
塩焼きがこんなにも美味しいと思いませんでした。
脂がのっているので皮目がパリッと、身がふっくらとした焼き魚になりました。
なんといってものどぐろの脂が美味しかったです。
今回食べたのどぐろは小さかったので可食部が少なく、『もっと食べたい!』という欲がでてしまうほど美味しかったです。
何度も言わせてください。めちゃくちゃ美味しいです。
干物を焼いたかのように旨味が凝縮されていて、噛めば噛むほど甘みがでてくるお魚でした。
リピートしたい?
食事の1品料理として最適ですが、日本酒のおつまみとしても最高でしょう。
パリッとした食感と、噛むたびに出てくる魚の旨味を日本酒で流し込む瞬間を想像するだけでもよだれが止まりません。
のどぐろを再度買う機会があったら間違いなく塩焼きにします。
美味しい食べ方【煮つけ】
材料
・のどぐろ 1尾
・長ネギ(白、青い部分両方)1/3本
・昆布つゆ(3倍濃縮)50㏄
・水 150㏄
※黒い斑点(寄生虫?)がついた切り身は煮つけに使用しました。煮汁が染みこんでカモフラージュされればいいなという願いを込めて。。。。w
作り方
難易度
魚を捌くのが大変なだけで、煮付けにするのはとても簡単です。
具材を入れ、沸騰させて弱火にしたら煮詰めていくだけです。
料理初心者の方でも簡単に作れるでしょう。また、昆布だしを使うことで味付けも失敗することはありません。
味
やはりのどぐろの煮つけは最高です!黒い斑点がなかったら尚良かったでしょう!
※ちなみに黒い斑点を食べた翌日健康状態に特になにも問題ありませんでした。加熱したので大丈夫だったのか、寄生虫じゃなかったのかわかりませんが、一安心!
脂がしっかりとのっているので濃厚な味わいでした。また、昆布出汁との相性も抜群です。
これが家庭で食べられるとか幸せでしかありません。
リピートしたい?
間違いなくまた作ります。
魚を捌く手間がなければ★5です。
最後に
のどぐろ自体は捌きやい魚でした。ウロコもそんなに多くないですし、皮も柔らかく簡単に捌けましたが、身が柔らかいので身を潰さないように捌くと良いでしょう。魚初心者同然の私でも捌けた(100均で購入した出刃包丁で)のでどんな方でもチャレンジしやすいかと思います。【美味しい調理法】
塩焼きも煮つけも両方とも美味しかったのですが、個人的には塩焼きが大ヒットでした。あの味を思い出すだけでもよだれが出てきそうです。本当に美味しすぎて何度も食べたい1品でした。のどぐろを調理する機会がありましたら是非塩焼きにしてみて下さい。
皆さんの参考になっていたら嬉しいです♡