のどぐろの下処理方法!寄生虫がいたけど美味しく食べられた調理法!

毎年のどぐろの旬の時期になるとお寿司目当てに石川県金沢市の近江市場に足を運んでいたのですが新型コロナの影響による外出自粛が続く中、県を跨ぐことも気が引ける為今年はのどぐろが食べられないと落胆していました。

 

しかし、最近関東圏のスーパーでも丸々一尾ののどぐろを見かけるようになりました。

 

小ぶりのものではありますが3匹ののごぐろが入った1パックでたったの400円と破格で売られていたのには驚きました。高級魚とは思えないお値段!!

 

普段はお寿司やお刺身といった生の状態ののどぐろを食べることが多かったのですが、せっかく丸々一尾の状態で手に入れることができたので加熱調理していきたいと思います。

 

どう調理すると家庭でも美味しく食べられるのか検証です。

目次

のどぐろの下処理

まずは観察していきます。のどぐろの名前の由来の通り、エラの皮の裏面が黒色です。
口の中も黒いのがわかります。面白いお魚ですね。
頭を落として内臓を取り出しました。お腹の皮も黒いです。
一般的な三枚おろしにします。ハラミに脂がのっていて既に美味しそう!
3尾のうち1尾に寄生虫がいました。黒い斑点が身についています。新鮮ではなかったので生で食べようとも思っていませんでしたが、これをみてじっくり加熱して食べようと決意しました。w
ピンセットでとってみましたが、動いていません。寄生虫じゃないのかな?
皮にXの切れ目をいれておきます。
バットに切り身を並べて塩をふっておきます。
空気が入らないようにしっかりとラップをします。
冷蔵庫に入れて2~3時間置きます。私はいつも一晩おいてしまいます。
あまり水分を含まない魚なのでしょうか。まったくドリップが出ていませんでした。臭い匂いもしません。一応さっと水で洗い、キッチンペーパーでよく水気を拭き取ります。

美味しい食べ方【塩焼き】

材料

 

・のどぐろ 人数分(1人1~2尾)
・塩 少々

レシピ

1.フライパンにクッキングペーパーを敷き、その上に皮目を下にしたのどぐろ(塩を適量かけておく)をのせ火にかけます。
2.皮目に焼き目がついたらひっくり返します。
3.弱火にして蓋をし5分蒸し焼きにしたら出来上がり。

難易度

 

魚を捌く手間がなければ超簡単レシピです。切り身に塩をふって焼くだけ。

クッキングペーパーを使用することでお魚の皮がフライパンにくっつかず綺麗に焼きあげることができます

また、後片付けも楽ちん!

のどぐろは脂がのっている魚のため、油をひく必要もありません。むしろのどぐろの油本来の味を存分に味わうためにも他の油を使わない方がいいです。

甘みのある上品なあじわいですよ。

 

おつまみとしても活躍してくれる一品

塩焼きがこんなにも美味しいと思いませんでした。

脂がのっているので皮目がパリッと、身がふっくらとした焼き魚になりました。

なんといってものどぐろの脂が美味しかったです。

今回食べたのどぐろは小さかったので可食部が少なく、『もっと食べたい!』という欲がでてしまうほど美味しかったです。

何度も言わせてください。めちゃくちゃ美味しいです。

干物を焼いたかのように旨味が凝縮されていて、噛めば噛むほど甘みがでてくるお魚でした。

リピートしたい?

 

食事の1品料理として最適ですが、日本酒のおつまみとしても最高でしょう。

パリッとした食感と、噛むたびに出てくる魚の旨味を日本酒で流し込む瞬間を想像するだけでもよだれが止まりません。

のどぐろを再度買う機会があったら間違いなく塩焼きにします

美味しい食べ方【煮つけ】

材料

  1人前
・のどぐろ 1尾
・長ネギ(白、青い部分両方)1/3本
・昆布つゆ(3倍濃縮)50㏄
・水 150㏄
今回使用した昆布つゆ。我が家はヤマサです。魚介系の煮物にとても合うと思っています。

※黒い斑点(寄生虫?)がついた切り身は煮つけに使用しました。煮汁が染みこんでカモフラージュされればいいなという願いを込めて。。。。w

作り方

1.小鍋にカットした長ネギと下処理を済ませたのどぐろの切り身、昆布つゆと水をいれて火にかけます。
2.沸騰したら弱火にして蓋をし(写真のように少しづらして)5分煮ます。
お皿によそって出来上がり!

難易度

 

魚を捌くのが大変なだけで、煮付けにするのはとても簡単です。
具材を入れ、沸騰させて弱火にしたら煮詰めていくだけです。

料理初心者の方でも簡単に作れるでしょう。また、昆布だしを使うことで味付けも失敗することはありません。

 

やはりのどぐろの煮つけは最高です!黒い斑点がなかったら尚良かったでしょう!

※ちなみに黒い斑点を食べた翌日健康状態に特になにも問題ありませんでした。加熱したので大丈夫だったのか、寄生虫じゃなかったのかわかりませんが、一安心!

脂がしっかりとのっているので濃厚な味わいでした。また、昆布出汁との相性も抜群です。

これが家庭で食べられるとか幸せでしかありません。

リピートしたい?

 

間違いなくまた作ります。

魚を捌く手間がなければ★5です。

最後に

【捌きやすさ】
のどぐろ自体は捌きやい魚でした。ウロコもそんなに多くないですし、皮も柔らかく簡単に捌けましたが、身が柔らかいので身を潰さないように捌くと良いでしょう。魚初心者同然の私でも捌けた(100均で購入した出刃包丁で)のでどんな方でもチャレンジしやすいかと思います。【美味しい調理法】
塩焼きも煮つけも両方とも美味しかったのですが、個人的には塩焼きが大ヒットでした。あの味を思い出すだけでもよだれが出てきそうです。本当に美味しすぎて何度も食べたい1品でした。のどぐろを調理する機会がありましたら是非塩焼きにしてみて下さい。

 

皆さんの参考になっていたら嬉しいです♡

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

PICKUP-季節の食材
おすすめの記事