鮭に含まれるβカロテンの一種であるアスタキサンチンは鮭に特に多く含まれ、活性酵素を除去、そして動脈硬化を防いでくれる効果が期待できると最近注目を集めています。
そんな鮭ですが、様々な加工品が流通していますよね。減塩がブームする中、やはり塩が添加されていない生のものから調理をしたいと思う方もいるでしょう。そこで生鮭の保存法や、お弁当用にストックしておく方法など、生鮭の冷凍方法と活用法をこの記事では紹介していこうと思います。
生鮭の冷凍方法は?
この記事の目次
塩蔵された塩鮭や塩水に浸した甘鮭など塩で既に加工されている鮭が主流に市場では流通しています。そんな中でも全く塩分を添加していない鮭も販売されています。それを生鮭と呼びます。塩鮭の場合は塩分が添加されていますので下処理も酒を振るだけですが、生鮭に関しては塩をふって下処理するとよいと考えられています。
生鮭&塩鮭の冷凍・解凍方法
1.鮭の切り身はサッと水洗いして(お湯はかけないように注意!お魚は温度にとても敏感なので冷たい水で洗うのが基本です)、水気をふき取りましょう。
2.生鮭=塩分を添加されていない鮭なので、その場合は塩を振って締めます。塩鮭の場合は塩をふる必要はありません。
3.生鮭にしても塩鮭にしてもここで酒をふることで消臭効果が期待できます。
4.キッチンペーパーで水分を良く拭きとります。ラップに包んで保存袋にいれて冷凍しましょう。
冷凍の目安は1週間程度。1週間以内で食べきると美味しいと私は感じています。
生鮭のお弁当活用法
焼きほぐして冷凍
切り身のままの鮭をお弁当に入れるのもいいですが、たまにはアレンジも加えたいですよね。そんな時は事前に鮭を焼いておいて骨を取り除きます。こんな感じに☟☟
それを保存袋にいれて冷凍しましょう。これは1~2週間以内で食べるのが目安です。
この焼きほぐしの鮭はそのままチャーハンや卵焼きなどにいれて調理しましょう。
焼き鮭にして冷凍
1.生鮭を買ってきたら塩、酒をふって水気をとって10分置きます。
2.フライパンに油をしいて、焼きます。
3.塩・醤油など好みの味つけをして焼きます。
4.切り身を半分にカットします。1回に解凍したい数分(お弁当が4人分必要なのであれば4かけ分)をラップして、保存袋に入れます。
5.電子レンジでチンして解凍をといたらお弁当箱へ。
鮭の簡単レシピ
冷凍鮭の地中海風ホイル焼き
材料
・冷凍鮭 1切り身
・しめじ(まいたけやえのきでもOK) 適量
・レモン スライス2枚
・クレイジーソルト(シトラス系)
・オリーブオイル 適量
・ローズマリー 適量
作り方
1.冷凍鮭は電子レンジで30秒~1分加熱して解凍。
2.アルミホイルを器型にして鮭、しめじ、レモン(ちなみに私はこのしめじとレモンも冷凍しています)をいれます。
3.オリーブオイルとクレイジーソルト、ローズマリーをかけてアルミホイルで包んでオーブントースターで約5~10分。
冷凍鮭の甘酒焼き
材料
・冷凍鮭 1切り身
・甘酒 大さじ3
・醤油(濃い口) 大さじ1
作り方
1.冷凍鮭はラップのまま電子レンジで1分加熱して解凍します。
2.フライパンに油をひいて1を両面焼いていきます。
3.焼き色がついたら甘酒をいれて弱火にし、蓋をして蒸し焼きにしていきます。約2分程度
4.蓋をあけて醤油をいれてスプーンを使ってソースを鮭にかけながら焼いていきます。
5.ソースがなくなってきたら出来上がり。
鮭缶のちゃんちゃん焼き
冷凍鮭ではないですが、保存品という点で、鮭缶も常備されている方がいるのではないかと思い、鮭缶のアレンジレシピを紹介します。
材料
・鮭缶 1缶(中骨入りのもの)
・バター 50g
・好みの野菜(キャベツや玉ねぎなど残り物の野菜で構いません)
・★味噌 大さじ1
・★砂糖 少々
・★酒・みりん 各大さじ1
作り方
1.好みの野菜を4~5㎝幅程度にカットします。
2.フライパンにバターを溶かして鮭(身)をいれて両面焼いていき、1でカットした野菜をのせます。
3.鮭缶に残った汁と★を合わせ、味をみて加減し2にかけます。
4.蓋をして弱火でぐつぐつ煮ていきます。全体に火が通たら出来上がりです。