最近スーパーで見かけるようになった魚『もうかさめ』。魚の切り身というよりは内臓系の見た目で分厚いのが特徴なのですが、どのように調理して食べるのが美味しいのか疑問に思い早速調理してみることに!
私の近所のスーパーではとてもお財布に優しいお値段で販売されているので美味しいのであれば是非ともリピートしたい食材!
早速煮物と炒め物にしてみたのでその感想とレシピを紹介していければと思います。
目次
もうかさめとは?
そもそも『もうかさめ』とはどんな魚なのか気になりますよね。
このお魚は名前の通り、サメの一種です。スーパーとかでは切り身になった状態で販売されているので『サメ』とは思わなかったΣ(・□・;)なんて人も多いかもしれません。
私の暮らす関東エリアではサメを食べる文化がないのであまり馴染みないですが、
青森なんかでは昔からよく食べられており、津軽地方では『アブラツノザメ』、南部では『モウカザメ』などを食用にされています。
また、宮城県ではもうかざめの心臓の刺身『モウカのほし』を酢味噌で食べる文化もあります。サメの水揚げ量日本一を誇る気仙沼ならではの郷土料理です。
心臓のお刺身はこんな感じ↓ くじらのお肉のような刺しですね。
コラーゲンやカルシウムが豊富なため、健康的と注目を集めています。確かにサメってコラーゲン豊富な印象ありますよね。
スーパーなどで販売されている切り身はこんな感じです↓
もうかさめの食べ方
見た目はあまり良くないので一瞬内臓系に見えるのですが、柔らかくてクセがないのが特徴のため、焼き物、煮付け、フライなどにして食べると美味しいといわれています。
一度もうかさめを調理した際に失敗した下ごしらえがあります。これは絶対にやらないようにしましょう!それは、、、
煮付け
見た目からどうしても臭みが強そうなのですが、意外にもクセや臭みが少なく食べやすいお魚です。
和風の煮つけにする方が多いようですが、私は今回トマトの煮つけにしてみました!
・もうかさめ 1パック(約3⑤0g程度)
・塩 臭み取り用
・たまねぎ 半個
・にんにく 2~3かけ
・人参 1/4本
・ピーマン 1個
・オリーブオイル 大さじ1
・★オレガノ 3振り
・★ナツメグ 3振り
・★パプリカパウダー 2振り
・★ローズマリー ひとつまみ
・カットトマト缶 1缶(KALDIのものがおすすめ)
・コンソメ 4.5g
作り方
煮付けにする場合は、強火ではなく弱火でコトコト時間をかけて低温調理をしていくことをおすすめします。
鶏の胸肉と似ていて高温で調理すると硬くなりやすいと思いました。煮込むときは低温を心がけましょう。
きちんと低温で調理するとスプーンで簡単に身がほぐれるようになりホクホクに!柔らかく仕上がります。
炒め物
上の写真の塩麴で炒め物にしたレシピはスイスチャードという野菜の記事で紹介しています。
個人的にはこの食べ方で食べたもうかさめが一番美味しかったと思っているので宜しければこちらの記事も併せてご覧ください。
感想
いかがでしたか。2011年に起きた三陸沖地震はまだ記憶に新しいです。新型コロナウイルスの緊急事態宣言により県をまたぐことを自粛しておりますが、三陸地方の食材を関東地方で買うことで少しでも応援できたらとも思います。
今回私が食べたもうかさめも三陸沖産のものでした。10年経った今でも頑張って復興しようとしている地域です。距離はあるものもそこの地方で捕れたものを美味しく食べてあげることで少しでも力になっていたら嬉しいです。自己満かもしれませんが( ;∀;)笑
少なくともこの『もうかさめ』という魚は驚くほど柔らかく肉厚で食べ応えのある野菜です。調理もしやすいのでたくさんの方に食べていただきたいですね。おすすめです!