いかの煮物を柔らかくする方法や漁師が教える刺身の切り方とは?

2019/6/5に放送されたテレビ東京系情報番組『ソレダメ! ~あなたの常識は非常識!?』ではイカに含まれるタウリンに注目。そして固くなりがちなイカの調理法を紹介されていました。調理法とは?

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いかの煮物を柔らかくする方法?


イカの煮物を作って食べてみたら硬くなっていたということってよくありますよね。イカの煮物を作る時は切ってからではなく切らないで丸ごと煮るようにしましょう。
切ってしまうと火の通りが早すぎてしまうので失敗しやすくなります。
また、いかに含まれるタウリンは水溶性ですので丸ごと煮ると断面が少ないのでタウリンが流れにくくなります。つまり栄養面でも効果的な調理法です。

いかの一夜干しを美味しくする焼き方とは?


イカの一夜干しといえば、焼き上がったときに硬くなっていることありますよね。しかし、この失敗を回避することが出来ます。
それは、そのまま焼かないことです。そのまま焼くと小さいところから焦げてきてしまいます。その為、切って焼くことで柔らかく焼くことが出来ます
ポイントは火の入りを均一にすることです。その為、切る際も同じくらいの大きさに切っていく、または焼けたものからグリルからあげていくようにしましょう。

また、60~70度くらいからイカが動き始めます。その時が一番柔らかくて美味しいタイミングです。グリルの場合は中火で約3分適度焼いていくのが目安です。

イカの刺身の切り方


漁師のご家族の方が番組内でイカの刺身のさばき方(切り方)を紹介されていました。まず下ごしらえをしていきます。

  1. イカの頭を外します
  2. 頭が取れたら皮をむいていきます
  3. 胴体を縦に開いて骨と内臓を手で取っていきます
  4. 骨は骨の下に指一本いれて下から上へ指をなぞるような形で取っていました
  5. 刺身にするときの切り方にポイントがあります!イカの繊維は横に走っていますので、繊維の反対に縦に切っていきます
  6. 縦に切っていくことで繊維が分断され柔らかい刺身になります

また、地元の方は醤油で食べるのではなくマヨネーズで刺身を食べられていました。

げそのかき揚げの油はねを解消する調理法

イカを揚げる時に『イカ爆発』といわれる油はねがありますよね。そのメカニズムはイカの身には薄皮が張っていて身と皮の間に空気があります。油で加熱すると急激な温度変化によって空気が膨張して破裂します。

げそは集めてフリーザーバックにいれてブロック状にして冷凍しておきます。ポイントは凍ったまま揚げることです。凍ったまま使うことで油はねを防ぐことが出来ます。

凍ったイカはサイコロ上に切って使用するようにしましょう。塩、小麦粉、片栗粉をまぶして玉ねぎと卵をいれて混ぜ合わせ揚げていけば完成です。

冷凍したまま揚げていくことで油の温度が下がり急激な温度変化が起こらない為爆発を防ぐことが出来ます。

まとめ

いかがでしたか。私もイカの煮物は先に切ってから煮ていたので今後はそのまま煮るようにして柔らかいイカの煮物を作ろうと思いました。夏バテのこの時期、疲労回復効果が期待できるイカですので、美味しく調理して夏を乗り切りましょう。

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