しじみのはカルシウムが豊富とテレビで紹介!栄養を効果的に取る方法!

2019/8/26に放送されたTBS系テレビ番組の『名医のTHE太鼓判』ではカルシウム不足の食事をしている方が多いことを紹介し、カルシウムを豊富に含む最強食材として『しじみ』を紹介されていました。しじみといえばオルニチン=肝機能に良いイメージですが、カルシウムとは意外ですね。なぜしじみのカルシウムが注目されているのでしょうか。また食べ合わせには何が合うのでしょうか。

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しじみのカルシウムが凄い?


管理栄養士の赤石定典先生は「しじみは牛乳と比較してカルシウムの量が2倍以上あります。なのでカルシウムを補充におススメの食材です」としじみがカルシウムの代名詞の牛乳よりもカルシウムを含むことを明かされていました。100gあたりのカルシウム含有量は牛乳が110㎎のところ、しじみは240㎎あります。

また、しじみの殻にもカルシウムを含まれることを紹介している記事がありました。とても興味深かい研究です。

しじみの殻貝の成分について分析(依頼)してみたところ、そのほとんどが炭酸カルシウムで形成されていることがわかりました【データ(1)参照
殻貝が酸性であることから、アルカリ性のものと化学反応させることができると知り、私たちに身近なものとして“酢”による実験を行ってみました。衛生的面を考え、煮沸殺菌をした殻貝をティーパックに詰めたものを48時間ほど酢に漬け、その後、酢のカルシウム含有量を調べたところ、1,000倍近くの数値に変化していることがわかりました

イトハラ水産さんは、殻にもカルシウムが含まれ、その殻に含まれるカルシウムを摂取する方法(カルシウムが溶け込んだ酢)なども紹介されています。今まで捨ててしまっていた殻の部分も有効活用する姿勢が私の「勿体ない精神」にとても響きました。しじみを買ったらこのお酢を作って調理に活かしたいと思いました。しじみの出汁も出そうなので品のあるお酢の味になりそうですね。

カルシウムを効果的に摂取する食べ方

冷凍する

しじみは冷凍するとしじみが生命を維持しようとするため栄養成分がアップするといいます。管理栄養士の赤石先生は、「しじみに含まれるうま味成分が上がります。さらにオルニチンは8倍にアップします。オルニチンというのは成長ホルモンを刺激します。それを刺激することによって骨を丈夫にしてくれます」と解説されていました。
以前『教えてもらう前と後』でしじみの冷凍保存方法を紹介されていました。その方法は下記記事で紹介されています。☟☟

『名医のTHE太鼓判』で紹介されたレシピ

1.鍋に沸騰したお湯と塩、出汁を入れます。
2.そこへ冷凍しじみをいれます。(※解凍するとうま味が逃げるので凍ったままのしじみを投入するのがポイント!)
3.そこに酢をいれて、しじみの出汁がでたら完成です。
赤石先生は「お酢に含まれる酢酸の働きによってしじみのカルシウムの吸収率を上げます」と解説されています。また「貝殻に含まれているカルシウムが酢酸の力によって煮汁に溶け出す」と話されていました。

そっか!つまりしじみの殻をつけてしじみ酢を作る必要はなくて、しじみ汁を作っている時にお酢を加えればいいのか!これは簡単!すぐに試せそう!!!♡

しじみの他記事

以前『ソレダメ! ~あなたの常識は非常識!?~:テレビ東京』ではしじみに含まれる成分が味覚を良くしてくれることを紹介されていました。☟
味覚をよくする食べ物はしじみ?その理由とは?【それダメ】

しじみはカルシウムだけでなく、今まで知らなかったあらゆる健康効果が期待できそうですね。

まとめ&感想

イトハラ水産のデータ、そして管理栄養士である赤石先生の説明により、しじみ+酢の相性がとてもいいこと、それを組み合わせることで殻に含まれるカルシウムを摂取することができることがわかりました。これからしじみ料理を作る際は酢とあわせて殻に含まれる栄養も逃さず摂取していきたいですね。

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