もみじ大根の食べ方!生でサラダに?どう食べるのが美味しいか検証!

もみじ大根はずんぐりとした形で皮の鮮やかな紅色が特徴の大根です。果実は白色と紅色がところどころ混ざっています。赤大根の品種のようでもみじスティックとも呼ばれているようです。今回初めて八百屋でもみじ大根を見つけたのでどの調理法で料理をすると美味しくなるのか検証してみることにしました。

このブログでは味は美味しいの?生で食べても辛くない?などといった疑問も解消しながら、もみじ大根の美味しい食べ方を探っていこうと思います。

目次

もみじ大根の食べ方1:生でサラダに

生のまま食べるサラダは2種類作ってみました。1つ目は和風の味で優しい味わいの塩昆布和えサラダ。2つ目はカラフルな色どりを楽しめるカクテルサラダ!

塩昆布サラダ


【材料】

 

・もみじ大根 1/8本
・塩昆布 ひとつかみ
・ごま油 大さじ1
・いりごま(白) 適量

【作り方】

1.もみじ大根は皮つきのまま細切りにします。
2.ボウルにもみじ大根と塩昆布をいれてよく混ぜます。塩昆布の塩で揉みこむイメージ。水分が抜けてしんなりしてきます。
3.ごま油といりごまを和えたら完成。

もみじ大根は皮が果肉よりもより色鮮やかなのが特徴なので皮も使ってサラダにしました。

野菜の紫色はポリフェノールの一種で栄養価が高く、捨てては勿体ない部位です。食べられるのであれば皮ごと食べると健康的にも利点があります。

しかし、煮物などに使用する際は皮ごと煮ると煮汁が染みこみにくいという欠点もあるので調理法によって皮を剥いて食べることでその食材の美味しさを最大限に引き出すことができます。

生で食べる場合本来は皮を剥いてシャキシャキとした食感を楽しむのですが、皮を付けた方が少し硬めの食感が加わって歯ごたえがよくなり私は美味しいと感じました。もみじ大根は皮自体も肉厚でジューシーなのが美味しいです。

通常の大根に比べてもみじ大根は皮に辛みをあまり含んでいないと感じました。果実自体もほんのりとした甘みがあり、生でも食べやすい大根です。 塩昆布と和えることで大根の水分が抜けてより柔らかくなり食べやすくなります。

カクテルサラダ


【材料】

 

・アボカド 半個
・トマト 半個
・パプリカ 1/4個
・もみじ大根 1/8本
・酢水 もみじ大根が浸かる程度
・黒酢たまねぎドレッシング↓(KALDIで売られている今話題のドレッシング)適量


【作り方】

1.もみじ大根は皮つきのまま角切りにして酢水に2分つけます。色の変色を防げるかと思ってやってみました。
2.すべての野菜を角切りにしてボウルに入れます。
3.もみじ大根は水切りします。
4.ボウルにもみじ大根を加えてドレッシングをかけてよく混ぜ和えたら完成!

通常の大根サラダの場合、辛みが強いのでできる限り細切りにして辛みを抑えることが多いですが、もみじ大根は辛みが少なかったので思い切って角切りにしてみました。

また、カクテルサラダはその色味が大切ということもあり皮つきのまま使用しています。

黒酢のまろやかさ、玉ねぎの甘みもドレッシングから加わっているためか、大根特有の辛みを一切感じることなく美味しいカクテルサラダになりました。
ポン酢などであえて鰹節を+して和風サラダにしても美味しいと思います。

もみじ大根は皮つきでもその硬さを感じることなく美味しく食べることができます。

もみじ大根の彩を一番綺麗な状態で保てるのも生なので生で食べるのが最適の食べ方だと思いました。

もみじ大根の食べ方2:すりおろしに

1.皮付きのまますりおろしやすい大きさにカットします。
すりおろします。綺麗な紅色!!
納豆にかけて食べました。お魚の和え物として出してもいいですね。

通常の大根に比べ辛みが少ないのであのつーんとした辛みが欲しくて大根おろしにしたい場合は向いていないといえます。
反対に大根おろしの辛みが苦手という方にとってはとても食べやすいと思います。
大根の甘みをふんだんに感じられます。しかし、色が他の食材に映りやすい欠点があるのであわせるものは紅色と合うかどうか考えながら使用する必要がありそうです。色の濃さは時に食欲を減退させてしまうこともあるので注意が必要ですね。

もみじ大根の食べ方3:漬物に


【材料】

 

・もみじ大根 1/4本
・米酢 大さじ2
・はちみつ 大さじ1

【作り方】
皮つき、皮なしで食感や仕上がりに違いがでるのか試してみました。

1.もみじ大根は皮つきのまま、そして皮をむいたものを用意し扇切りにします。食べやすい大きさであれば好きなカットの仕方で構いません。型を抜いて可愛くしてもOK!
2.耐熱容器にカットしたもみじ大根を入れ、そこにお酢とはちみつを加えます。
3.蓋をして電子レンジ600wで2分加熱します。
4.粗熱を取って冷蔵庫に入れて1晩寝かせたら出来上がり。

全く同じ調理法で通常の白い大根を漬けたことがありますが、皮つきのものは皮が乾燥として食感が悪くなりました。

しかし、もみじ大根は皮が肉厚で多汁なので乾燥することなく全く邪魔をしませんでした。これは驚き。
また、皮の方が紅色が強く、皮と一緒につけることでよりその紅色が果実部分にも染み込んで綺麗な漬物に仕上がります。

皮なしのものはシャキシャキの漬物。皮つきのものはシャキシャキとしっとりとした味わいで私は皮つきのものの方が好みでした。

甘酢漬けは生で食べた時よりもより甘さを感じられフルーツのような感覚で食べられるのでお子さんでも食べやすいと思いました。

もみじ大根の食べ方4:炒め物


【材料】1~2人前

 

・油揚げ 2枚
・ピーマン 1個
・もみじ大根 1/8本
・マヨネーズ 大さじ1
・醤油 大さじ2
・ごま油 大さじ1
・いりごま(白)適量

【作り方】

1.もみじ大根はピーラーで皮ごと薄切りにしフライパンに入れていきます。
2.ピーマンはヘタのみとって、種ごと細切りにします。※種やワタにピラジンが10倍含まれるので一緒に摂取します。
3.フライパンにごま油を入れて火にかけます。

ピーマンの種の栄養に関しては下記記事で紹介しています。↓↓

4.細切りにした油揚げ、ピーマンを加えて炒めます。
5.マヨネーズを加えて和えながら炒めます。
6.最後に醤油を焦がし醤油になるようにフライパンに直接入れてサッと炒めいりごまを好みでかけて出来上がり!

これは美味しい!大根の辛みが一切感じられません。大根のシャキッとした食感とピーマンのシャキッとした食感が相まってとても美味しいです。

油揚げはできるだけパリッとなるように炒めるのがポイント。また醤油も焦がし醤油風にするとより香ばしい炒め物になります。

炒め料理に使うのはありですね。しかし、もみじ大根の一番の特徴でもある紅色は薄れてしまう欠点があります。

いかがでしたか。今回はあえて煮物にしませんでした。通常の大根はイカ大根、ぶり大根、おでんなどの煮物料理に使われることも多いですが、もみじ大根の場合他の食材への色移りが気になったので煮物にはしませんでした。がんもどきが紅色になっていたらさすがに食欲なくしますよね。笑

個人的には今回試した調理法どれも美味しかったのですが、一番簡単に作れる点で、塩昆布の和えサラダがお気に入りです。

皆さんの参考になっていたら嬉しいです♡

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