
銀杏はくるみのように殻から取り出してすぐに食べられるものではありません。
美味しく食べるには下ごしらえが必要です。
そこで、茹でる方法と電子レンジで下ごしらえをする方法、どちらが美味しくて簡単にできるのか検証してみました。
また、その銀杏を使用して茶碗蒸しも作ったのでそのレシピも併せて紹介していきたいと思います。
目次
この記事の目次
銀杏の下ごしらえ【電子レンジ】

1.銀杏の殻をキッチンバサミのこの部分で割ります。銀杏の線を垂直に挟むと割りやすいです。

2.殻を割ると薄皮に包まれた銀杏の実が出てきます。白い硬い殻のみここで剥きます。

3.白い殻に包まれたもの(はさみで割れ目をいれています)と、白い殻は剥いて薄皮のみに包まれた銀杏を耐熱皿に入れて加熱後違いがあるのかみていきたいと思います。

4.蓋をして電子レンジ600wで1分加熱します。

殻ありで加熱したものです。柔らかく全体が加熱されていますが、少し表面がしわしわになっていました。

薄皮のみで加熱したものは綺麗に火が通り表面もつるつるです。

5.薄皮を剥きます。加熱するとつるんっと簡単に剥けます。

電子レンジで加熱した銀杏です。問題なく加熱できていますしホクホクでした。このまま食べることが出来ます。
銀杏の下ごしらえ【茹で】

1.銀杏の殻をキッチンバサミで割ります。

2.殻を剥いた薄皮が付いた状態の銀杏を塩ゆで(水700cc+塩小さじ1)します。沸騰してから3分茹でましょう。

3.薄皮を剥きます。茹でた銀杏はよりするんっと薄皮が剥けました。これで完了です!
どっちが簡単で美味しい?
見た目
写真でもご覧いただけるように見た目は全く変わりません。
どちらもとても美味しそうな銀杏です。
電子レンジの方が表面が乾燥するのかと予想していましたが、全く気になりませんでした。
味
ほとんど変わらないものの、塩茹でしたものの方が銀杏の青臭さが軽減されていたように思います。
塩で茹でることによって塩味が付くのも嬉しいポイントです。
そのまま食べる場合には塩ゆでの方が美味しいと感じました。
料理に使う場合であっても味を邪魔するほどの塩気の濃さではないので問題なくこの状態のものを調理に使用することが出来ます。
食感
食感はほとんど変わりません。レンジでも塩ゆでもホクホクの銀杏になります。
しかし、電子レンジで加熱する際は白い殻を剥いたものの方が表面がつるつるできれいに仕上がっていたので、
白い殻を剥いてから加熱することをお勧めします。
簡単さ
どちらもとても簡単です。一番大変だと感じる工程は殻を割る工程だと思います。
力加減がとても難しく、殻と一緒に実も潰してしまうこともあります。
しかし、それは気にしなくていいでしょう。胃に入ってしまえば全て同じです。笑
電子レンジの方が洗い物が少なく済みます。
一方、塩ゆでしたものはより薄皮が剥きやすかったです。
個人的には電子レンジの方が簡単だと感じました。
茶碗蒸しも作ってみた
茶碗蒸し材料
5人分
・卵 6個
・★白だし 大さじ2
・★水 大さじ4
・★三温糖 小さじ2
・茹でむきエビ 人数分 5尾 →鶏モモ肉でもOK
・銀杏 人数分 5個
・椎茸 2個
茶碗蒸し以外にもプリンや前菜を出すときなどにも使えて便利です。
茶碗蒸しレシピ

1.耐熱カップに茹でむきエビ、銀杏を入れます。

2.卵をボウルに割り入れて切るようによく混ぜます。

3.卵液を濾します。これをすることで滑らかに食感になります。

4.濾した卵液をボウルに戻して★の調味料を加えてよく混ぜます。

4.1の耐熱カップに卵液とカットした椎茸を加えます。

5.電子レンジ500wで4分加熱します。

完成!あれ?卵の加熱加減が完全に失敗している。。

底まできちんと火が通っているものの表面にシワができてしまっているのが気になります。水を増やせばよかったのかな?
銀杏の下ごしらえは問題なくできたものの、
茶碗蒸しに少し失敗してしました。
味は茶碗蒸しで美味しかったのですが、
火の通り具合がオムレツのようになってしました。
電子レンジの茶碗蒸し作りにはもう少し研究が必要そうです。
茶碗蒸し作りで成功したらまたその作り方を追記していけたらと思います。
しばしお待ちを。