パッションフルーツといえば、アメリカ大陸の亜熱帯地域を原産とするトケイソウ科の果物で海外旅行先のホテルで食べたことがあったり、東南アジアにいくとパッションフルーツのジュースなどが販売されており、その時に初めて食べた!という方も多いでしょう。最近では日本のスーパーでもパッションフルーツが販売されるようになりました。しかしどうやって食べればいいかわからない!という方もまだ多いかと思います。
この記事ではパッションフルーツの食べ方を紹介していきたいと思います。
パッションフルーツとは?
パッションフルーツはアメリカ大陸の亜熱帯地域を原産とするトケイソウ科の果物です。和名は『クダモノトケイソウ』。和名は時計のように見える特徴のある花のトケイソウの仲間で、果物を実らせる種である事に由来しています。
堅い表皮は滑らかで黄色か濃紫色、赤色など、内部に小さくて堅い種を多く含み、黄色いゼリー状の果肉と果汁がある
パッションフルーツの主な栄養素
- パッションフルーツの果肉部分にはβカロテンがたっぷりと含まれています。100g=1100
μg - ビタミンB6やビタミンC、葉酸などが豊富
- カリウムも100gあたり280mgと多く含まれます
パッションフルーツの食べ方!種も食べられる?
パッションフルーツの果実をそのまま食べる場合、食べ方はとても簡単です。皮の部分を包丁で半分に切ります。切るとこのような断面になっています。
半分にカットしたらあとはスプーンで黄色い種、果実をすくって食べていきます。
パッションフルーツは種ごと食べることが出来ます。
また、旬の食材百科さんは「室温に置いておき追熟させる事で酸味が和らぎ甘味を強く感じる事が出来るようになります。」と解説されていますので、食べるタイミングは追熟させた後が甘味が増して美味しいそうです。はじめ買ってきたときのパッションフルーツはツルっとしていますが、追熟していくことで表面にしわが出始めます。この時点で食べると良いでしょう。
パッションフルーツはどんな味?
パッションフルーツは甘酸っぱい中にうま味のある夏に食べたいフルーツです。お酢に似たような酸味があり、甘いというよりは酸味の方が強いので柑橘が好きな方は美味しく食べれるかと思います。しかし、果実の部分は種ばかりで見た目は少しグロテスクです。ふやかして黄色くなったチアシードというイメージです。
酸味が強いのでそのまま食べるより、サラダなどのドレッシングとして利用した方が美味しく頂けると感じました。醤油やオリーブオイルと和えて和風ドレッシングにしてもいいですし、オリーブオイルとパッションフルーツだけでイタリアン風にしても美味しいかと思います。パッションフルーツの味と種のプチプチとした食感も一緒に楽しむことが出来ます。
また、酸味が強い点から、ヨーグルトにかけて食べることでその酸味がマイルドな味わいに変わります。ヨーグルトと一緒に食べたり、スムージーにしても美味しいです。
まとめ&感想
いかがでしたか。個人的にはスムージーにしてキンキンに冷やしたパッションフルーツが一番好きです。特に夏場外出時に飲みたくなります。外が暑いと甘いものはあまり飲みたくなりませんが、酸味のある飲み物が飲みたくなることがあります。そんな時はパッションフルーツのジュースでスカッとされてみてはいかがでしょうか。プチプチの食感も一緒に楽しめるので満腹感も他ジュースよりも得ることが出来ます。