黄鯛といえば福井県若狭地方の笹漬けで有名なお魚ですが、主に日本海西部、西日本でたくさん獲れ、よく食べられているいます。しかし、最近私の近所のスーパー(首都圏)でもたまに見かけるようになってきました。1尾200円ととても安価で売られていたので早速調理してみることにしました。
このブログでは黄鯛の捌き方、美味しい食べ方・レシピを紹介していければと思います。
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黄鯛を捌いてみた
切り身ではなく1尾で買ってきたので自分でさばいていきます。キンメダイや真鯛は捌いたことがあるのですが、黄鯛は捌いたことがないので初めての試みになります。身は炊き込みご飯に、アラはアラ汁にしたいので3枚おろしにします。
魚さばきはまだ初心者レベルというのと三徳包丁を使っているので綺麗な仕上がりとは言えませんが、初心者の方や三徳包丁しか持っていない方ががどこまで捌けるかの参考にはなってくるかとは思いますので、お付き合い頂けたら嬉しいです。
3枚におろすのはとても簡単でした。思ったよりは身が柔らかかったです。個人的には真鯛よりも柔らかく感じました。
魚さばき初心者の方、出刃包丁を持っていない方は皮引きは大変だと思った方が良いと思います。
しかし、煮つけや霜降りなど鯛料理は、皮を付けたまま調理するものも多いので皮引きができなくてもウロコさえきちんと取れていれば問題かなと私は思います。
鯛自体は初心者でも捌きやすい魚と言われていますので練習にも良いですね。そして、鯛は骨、頭、身、皮と比較的食べられるところが多い魚ですし、また、出汁は最高です。一度は捌きたい魚ですね。
黄鯛の美味しい食べ方1:炊き込みご飯のレシピ
材料
・はまぐり 200g
・はまぐりのだし汁 100㏄程度
・玄米 1.5合
・もち麦 0.5合
・水 1.5合分
・白出汁 大さじ1
・昆布出汁(粉) 大さじ1
・醤油 大さじ1
・鯛 半身
・こネギ 適量(トッピング)
作り方
通常のはまぐりの下ごしらえ、出汁の取り方なので知っている方は自分のやり方でOKです!
【はまぐりの下ごしらえ、出汁の取り方】
友人が遊びに来たのでこの炊き込みご飯を振舞ったのですが、とても美味しい!とお代わりまでしてくれました。
黄鯛の出汁とはまぐりの出汁、昆布の出汁が合わさって薄味の中に奥深い味わいを感じることができます。また、玄米だけでなくもち麦も一緒に炊くことによってもっちりとした食感になります。
黄鯛の身はとても薄味です。魚の臭みが一切ないのが特徴だと感じました。しかし、黄鯛としての味の主張も少ないと思いました。食感は柔らかいのでどんな方でも食べやすい魚です。魚自体の味が薄いので煮つけにしても美味しいと思います。ハマグリに関しては小ぶりにも関わらず身が肉厚で出汁もしっかり取れていましたし、身も噛むたびにジューシーな出汁が口の中に流れこみ、美味しく頂きました。はまぐりは角がなく柔らかい出汁が取れるので鯛のように素朴な出汁がでる魚と最高の組み合わせになります。
黄鯛の美味しい食べ方1:アラ汁のレシピ
材料
・水 500㏄
・はまぐりの出汁 100㏄
・生姜 1/2かけ
・長ネギ 1/3本
・昆布(乾燥) 2枚
・好みでこネギ 適量
作り方
黄鯛の出汁は、真鯛の出汁に比べると正直薄味ですが、それでも鯛の美味しい風味を感じることができます。身の部分は臭みが全くなく本当に柔らかくほろほろです。
ハマグリの出汁との相性がとても良く上品な味を引き出すことができました。磯の香りもほのかにします。
黄鯛は他の鯛よりも臭みやニオイがきつくないと感じました。
黄鯛の美味しい食べ方1:黄鯛の卵の煮つけ
材料
・黄鯛の卵 1尾から取れた分
・本だし(4倍濃縮)50㏄
・三温糖 小さじ1.5
作り方
黄鯛の卵は初めて食べたのですが、めちゃくちゃ美味しい!!!
皮がとても薄いため皮がむけて中身が出てしまいました。その為、煮つけというよは焼きたらこに似た食感になりました。笑
商品化して市場に出回ってほしいほど美味しかったです。甘めの煮つけにするのがおススメです。ご飯が進みます。