ニラって野菜室で保存していてもすぐにしんなりしてしまいますよね。長いから場所もとって他の野菜の重りに負けてしまったり冷蔵庫のサイズによっては曲げて保存しなければいけないので葉に負担がかかっている感じがします。
そんなニラの冷蔵保存もある方法を使うと長持ちすると某テレビ番組で紹介していたので早速検証してみることにしました。
このブログでは野菜室のニラの保存方法で一番長持ちするやり方を紹介していければと思います。
目次
ニラの保存方法
ニラを買ってきたらカットして保存する人もいればそのまま袋に入ったまま野菜室で冷蔵保存をする方もいるでしょう。
私は基本的にずぼらな性格なのでそのままインタイプでした。笑
しかし、ニラは買ってきてすぐに使わないと葉先のぶぶんからしんなりしてきてシャキッとした食感を損ねてしまいがち。どうにかして長持ちできる保存方法はないか考えていたところ、
某テレビ番組でニラはある方法を使うだけで長持ちするという内容が紹介されていました。
3つの保存方法で比較
今回比較していく保存方法はどれも野菜室での保存方法になります。
1つ目は買ってきたまま(袋入り)保存、2つ目は野菜の鮮度を保ってくれるキッチンパックに入れて保存(ダイソーで購入しました)、3つ目はテレビで紹介されていた水に浸して保存というやり方。
基本的にはそのまま保存したものの賞味期限は3日程度、水に浸したものが10日間程度と言われていますのでその中間をとって1週間保存してその状態を比較してみることにしました。
水に浸して保存する場合2~3日に1度水を交換する必要がありますが、今回どれくらいニラの成分が水に流れ出ていくのか見たかったので水は交換せずに10日間観察してみることにしました。
どれが一番新鮮に保てた?
1週間後
10日後
1と2は1週間程度でしんなりしてしまったので調理してしまいましたが、水に浸したものは鮮度を保った状態だったので10日間保存してみることにしました。
今回はあえて水を交換せずに10日間保存してみましたが、水が緑色に濁っており、蓋を開けた瞬間にニンニクのような強いニラの匂いを感じました。
これはつまり、ニラの成分が水に流れ出てしまっているということだと思います。
ニラに含まれる栄養素で有名どころはアリシンなどがありますが、ビタミンAやビタミンEといった脂溶性ビタミンも含まれます。
しかし、あまり知られてはいないようですがビタミンCといった水溶性ビタミンもニラには含まれます。水溶性ビタミンは水に流れてしまう性質があります。
また、ニラに含まれる硫化アリルという成分も水溶性です。ストレス緩和や疲労回復に有能なビタミンB1は水溶性で摂取しても1時間反語には尿として排出されてしまいますが、この硫化アリルと一緒に摂取することで脂溶性になり体内に長くとどまる働きがあります。これはニラ、玉ねぎ、にんにくなどに含まれる成分なのでできれば失いたくないですよね。
今回の保存法のようにまず野菜を切ってそれを水に浸けておくとその切った断面からせっかくの栄養が流れ出てしまう恐れがあります。
野菜のお浸しを作る時もそうですがカットしてから茹でるなんてもったいない調理法はありません。
カットせずにそのまま入れてサッと茹でることで栄養の損失をできる限り抑えることができると考えられています。
水に浸しておくことでニラは長持ちすることがわかりましたが、水を交換する手間、栄養が損なわれる可能性を考えると私はキッチンパックで保存する方法が一番楽でニラの風味も失われないのかな~と思いました。
浸しておいた水はかなり強めのニラの香りが移っていたので栄養だけでなくニラ本来の風味も抜けていると感じました。
私は今後ニラを保存する時は水には浸さずキッチンパックで保存するかと思います。ニラは買ってきてすぐに食べた方がシャキっとした食感が残っており美味しいのでその日のうちに出来れば食べるに越したことはありませんが、1日で1束まるまる使うということもあまりないかと思いますのでできれば買ってきてから3日~1週間以内には食べるようにすることでその食感をできる限り保った状態で食べれるかと思います。
皆さんの参考になっていたら嬉しいです♡