今年(2019年)は梅雨が長く家の中はカビだらけになった!なんて方も多いのではないでしょうか。私もそうです。湿度が高い中、晴れの日が全くなかったので天日干しする機会が減りいつもカビていないものがカビていることに気づきました。その1つがニトリで買った珪藻土のバスマットです。
カビに強い珪藻土ですが、それでも黒カビにやられてしまったので、実際にカビキラーを生産するジョンソン株式会社と珪藻土を購入したニトリに問い合わせて対処法を教えてもらいました。写真付きで実際にカビを落としたやり方を紹介していきたいと思います。
どれくらいカビた?
実際に私の家で使っているニトリで購入した珪藻土のバスマットがこちらです。☟☟
珪藻土は化石土でできており、菌やカビの繁殖を防ぎ・ダニを寄せつきにくい状態を保つということでその使い勝手の良さに人気に拍車がかかりました。お洗濯もする必要がないので家事の負担が少なくなりまさに主婦の味方です。布で出来たバスマットに比べてお手入れも楽で、1週間に1~2回の陰干しするのみ。水分の吸収量が減ってきたら、サンドペーパーで表面を削ってお手入れをしていきます。毎日洗濯をする必要があった布のバスマットに比べて本当にお手入れが楽です。
長寿研究の第一人者白澤先生によると「カビが原因の怖い病気である爪白癬があります。白癬菌は水虫菌で皮膚に着くと水虫を起こします。カビが爪の中に入り込んでしまうと巣を作ってしまって体内の至る所にカビが拡散する場合もある」と話されていました。その為、バスマットは常に清潔な状態に保つことが大切です。
しかし、そんな珪藻土でも陰干しをしなかったり、使用後にたてかけて除湿しなかったり、使用環境によってカビてしまうことがあるというのです。
珪藻土のカビのと落とし方【ニトリ編】
ニトリに実際に問い合わせて珪藻土バスマットのカビの取り方を教えていただきました。
今あるカビの取り方
- 流水で洗い流す
- 乾燥させる
- それでも取れない場合は、アルコール除菌する
という案内でした。
そこで実際にこの方法でカビ退治をしてみました。
う~ん。。。カビの漂白ができていません。それもそのはずです。
この方法が間違えているわけでありません。カビを退治するためには、お湯をかけてカビを死滅させるか、アルコール除菌で死滅させる方法があります。そのため、カビは退治できているかもしれませんが、残念ながら漂白作用がないので黒カビの死骸がそのまま残ってしまいます。カビは殺せたかもしれませんが、黒カビの場合、目立つのでできれば死骸も漂白していきたいですよね。
珪藻土のカビの落とし方【カビキラー編】
そこで、カビの漂白効果のあるカビキラーを珪藻土に使用しても健康被害や化学反応など大丈夫なのか気になったので、生産しているジョンソン株式会社に問い合わせてみました。
とのことでした。カビキラーの使用できる素材の中に珪藻土が入っていなかったので、使えることに驚きましたが、カビキラーが使えるのであれば無敵です!!!実際にカビキラーを使ってみました。
珪藻土の吸収のスピードがとても速いのでサッとカビ全体にふりかけてブラシで伸ばしていくことをおすすめします。あとは通常のカビキラーの使い方同様に、時間を置いて流水で洗い流し乾燥させたら終わりです!見てください。カビが漂白されてとてもきれいな状態に戻りました!☟☟
珪藻土のカビに悩まれている方は是非試されてみてはいかがでしょうか。私の場合はバスマットが白かったので脱色の問題がありませんでしたが、色のあるバスマットを使用されている場合は目立たないところで試して脱色があった場合は使用を控えるようにしましょう。また、珪藻土対応のカビ除去スプレーも他社で販売されています。脱色が気になる方は違う製品を試すという手もあるかと思います。
まとめ&感想
いかがでしたか。ニトリの対応してくださった方はカビ予防法として週に2~3回陰干しをすること、また使った後は立てかけて換気すると良いことを教えてくれました。両社ともに対応がとても丁寧でとても助かりました。珪藻土は私にとって新ジャンルだったので掃除法に悩んでいましたが、これで解決です。これからは上記方法で対応していこうと思います。同じように悩まれていた方の少しでもお役に立ててたら嬉しいです!