今年も新米の季節がやってきました。新米の季節になるとその旬の美味しさを楽しみたく白米をついつい買ってしまいます。
今年は千葉県産の『こしひかり』を味わってみることにしました。
新米の甘みや旨味をより引き立てる方法で調理してあげることでその美味しさが倍増します。
このブログでは白米を美味しく炊きあがる方法を紹介していきたいと思います。どなたでも簡単に真似できる内容となっておりますので参考にしてみてください。
目次
新米の美味しい炊き方【洗い方】
今回購入してきたのが、無洗米の千葉県産こしひかりです。
新米の味や品質は一般的に夏場の天候や気候に影響されるといわれ、夏が暑いと上質な味になるといわれています。
今年の夏は特に暑かったので美味しいお米ができているだろうという期待が高まります。
無洗米なので洗わなくてもいいお米ですが、新米を洗う方法をお伝えしたいのであえて洗っていこうと思います。
- 溜まったお水の中にお米を流し込むことでお米の組織が傷まず柔らかくお米を洗うことができます。
- 洗うポイントは米粒同士をすり合わせないことです。わざと水を多くいれて優しく洗いましょう。
- 新米は臭いの素になる脂が少ないため、たくさんかき混ぜる必要がありません。古米はこの2倍かき混ぜるとよいとされています。
- 冷たい水で長時間浸水させた方がよりお米の真ん中まで水が浸透します。また、水が熱伝導の役割を果たすので熱がきちんとお米の中まで届くようになります。
新米の美味しい炊き方【炊き方】
- 白米は水分が多い方が美味しく炊けると誤解されている方もいますが、そんなことはありません。出荷される時の水分量が約14.5~15%と決まっている為、新米も古米も変わりません。その為、お水の量は表示通りでOK!
- 炭酸水で炊くことで香りがよくふっくらと炊き上がります。
新米の美味しい炊き方【炊きあがったら】
- 電気炊飯器の場合は炊きあがりの音が鳴った時点ですでに蒸らしが終わっていますのですぐにほぐしてしまってかまいません。
- 余分な水分を飛ばして米粒の表面を硬くします。
- 保温したい場合、平らにお米を広げるとおかまとの接地面が増えてしまうため、ずっと熱した状態となり乾燥してしまいます。その為、なるべくお米を真ん中に寄せて内壁に触れないように内側に寄せるようにしましょう。料亭や旅館で予想タイプのご飯が出てくる時は真ん中に盛られていることが多いので注意してみるとお店の方の心配りを感じられますよ。
また、保存したい場合、保存容器に隙間がないように詰めて保存しましょう。
隙間があくと空気が入ってしまいます。冷凍した時に空気の水分が霧になってごはんにつきます。その為、解答した時にべちゃつく原因となりかねません。ぎゅーぎゅーにつめるとお米が潰れてしまいますので隙間を作らない程度に優しく詰めましょう。
まとめ
いかがでしたか。
どなたでも簡単に新米を美味しく炊き上げることができます。
柔らかく、ふっくらでみずみずしい。
日本人だからこそお米の味を楽しみたい。季節の旬のものを美味しいと感じたい。
この方法で新米を炊くとお米一粒一粒の甘みや旨味がより引き立てられているほか、ふんわりとした食感に、お米の力強さを感じることができると思います。
下記が美味しく炊くポイントです。
- 水を張ったボウルでお米を洗う
- お米同士をすり合わせないように洗う
- たっぷりの水の中で10回かき混ぜる
- 洗った後は浸水させて冷蔵庫に1時間入れる
- 炭酸水で炊く
- 新米を炊くの水加減は表示通りに
- ごはんをほぐすタイミングは炊きあがってすぐ
- 保温したい場合は、真ん中にお米を寄せておく
- 保存したい場合は、保蔵容器に隙間ができないように詰める