新米の美味しい炊き方!水加減や研ぎ方をちょっと工夫して格上げ!

新米とはこの年に収穫されたお米で秋(8月~10月)に収穫されるのでまさに今が旬!日本人の心「ほっかほかの炊きたてご飯」。新米を使ったご飯はこの時期たまらないですよね。

しかし、この新米も美味しくする炊き方で調理されているでしょうか?古米と同じ炊き方では勿体ありません。新米だからこその調理法でより美味しいごはんに格上げしていきましょう。

目次

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新米の選び方


新米と言ってもたくさんの種類があってどれを選べばいいかわからないなんて人も多いのではないでしょうか。まずは新米の選び方からみていきましょう。

2020年9月9日に放送された『ソレダメ! ~あなたの常識は非常識!?』では小池精米店の店主であり五つ星お米マイスターである小池理雄さんが「お米というのは同じ品種でもその年によって味わいや質が変わってくるんです。ひのひかりやにこまるを代表とする西日本のお米は粘り気が少なくさっぱりとした味わいになっています。コシヒカリ、あきたこまち、ひとめぼれなどを代表とする東日本のお米は粘り気が多くてもっちりとした味わいになるでしょう。」と紹介されていました。

お米の質は夏場の天候によって変わります。地域によって夏場の太陽の浴び方が異なるのでこのような味わいや質に変化が生じるということです。野菜も東と西で同じ品種でも異なる味わいのものがありますよね。日本は小さな島でも地域によって気候に変化があります。様々な特徴の食が存在するのはその気候の違いによるものであってそれを味わえるというのは贅沢極まりないです。自然の恵みに感謝です。

話は戻りますが、自分好みのお米を選ぶ際は、生産地を確認するといいということです。

【西日本のお米】さっぱり&あっさりとした味
【東日本のお米】もっちり&しっかりとした味

私は今まで東日本の銘柄のものを購入することが多かったのですが確かにもっちりとしているものが多かったです。しかし、私の好みはさっぱりとしたものなので今後は西日本のお米にもチャレンジしてみようと思いました!

新米の美味しい炊き方!

研ぎ方

2020年9月9日に放送された『ソレダメ! ~あなたの常識は非常識!?』では小池理雄さんが「新米をおいしく食べるのには洗い方がとても重要です。ポイントはお米に対してとにかくやさしく洗うことです。」と紹介されていました。
新米の美味しさを最大限に活かすにはお米は研ぐのではなく洗うを意識しましょう。新米は古米以上に丁寧に洗う必要があります。

1.先にボウルに水をいれます。
2.溜まったお水の中にお米を入れ洗います。

 こうすることでお米の組織を傷めずにやさしくお米を洗うことができます。
3.一度ザルにあけボウルに移し、再度お水を入れやさしく洗います。→お米同士のすり合わせは避けましょう。
4.通常ですと洗うのは20回程度ですが、新米なので大体10回程度かき混ぜ×2をすればOK!
参考:『ソレダメ! ~あなたの常識は非常識!?』

通常の古米だと水分に触れる時間をできるだけ短くすることが美味しいごはんを炊く秘訣でした。これは料理研究家の浜内千波先生も話されています↓

しかし、新米になってくると話は別ということですね。とても繊細な米粒の為できるだけ傷めないことに集中してお米を洗っていく必要があるということです。とても勉強になります。

水加減

2020年9月9日に放送された『ソレダメ! ~あなたの常識は非常識!?』では「洗ったお米はしっかり浸水します。ラップをして冷蔵庫にいれるのがソレマルです。新米は一合につき、水は大さじ2分1杯分減らしてください。」と紹介されていました。

米の分量によって水を減らします。分量はこんな感じになりますね↓

米の量 2合 3合 4合 5合
水を減らす量 大さじ1 大さじ1+1/2 大さじ2 大さじ2+1/2

炊き方

2020年9月9日に放送された『ソレダメ! ~あなたの常識は非常識!?』では「新米は炭酸水で炊くと美味しくなる」と紹介されていました。
炊飯器の中での化学反応を想像しただけでもふっくらとして艶のあるお米ができそうですよね。炭酸水でお米を炊くことで香りがよくふっくらと炊きあがります。炊き方は簡単です。

1.浸水に使ったお米の水を捨て、新米を炊飯器に入れます。
2.炊飯釜に炭酸水を入れて、先程の水加減の量で調整します。
3.お急ぎモードで炊きましょう。

参考:『ソレダメ! ~あなたの常識は非常識!?』

最近の普通炊きモードでは浸水時間が含まれています。一方お急ぎモードは浸水時間が短くなっていますので既に浸水が済んでいる場合はお急ぎモードを使うようにしましょう。

まとめ&感想

新米がここまでデリケートだったとは知りませんでした。あくまで生産されて年の違いとだけ把握していたので繊細な米粒だという特徴があるなんて思いもしませんでした。旬のものを味わえるのは日本ならではの風情ですよね。季節があるからこそ味わえるものです。そんな旬の新米の美味しさをより引き出した調理法で美味しく頂いてみてはいかがでしょうか。
私はあまり炭水化物を摂取しないようにしていますが、玄米はたまに食べるので今年の新米で玄米を見つけたら買ってみようかと思いました。ダイエット期間が後少しで終わるのでダイエット終了したら味わいたいと思います。

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