レンコンの下ごしらえや保存法!部位や切り方で美味しさがアップ?

レンコンは生で食べられる?下ごしらえをする必要はあるの?アクが強いって聞いたことがあるんだけど?とレンコン調理初心者はわからないことだらけ。そんな悩みを一気に解消して美味しいレンコン料理を作ってみませんか。

レンコンはスーパーで切られてた状態で販売されているので気づかない方も多いのですが、部位があるのはご存じですか。その部位によって食感が異なります。部位ごとに調理法を変えることでレンコンの特徴を生かしてより美味しく仕上げることができるのです。

それではみていきましょう。

目次

スポンサーリンク

レンコンの下ごしらえのやり方

生で食べられる?

レンコンは新鮮なものであれば生で食べることができます

レンコンの下ごしらえ

レンコンはアクが強いので酢水や水にさらしている方が多くいらっしゃいます。確かにこの下処理を行うことでレンコンの変色を防ぐことができるため出来栄えがよくなります
しかし、風味や栄養が水の中に流れ出てしまう原因にもなりますので、風味をより楽しみたい、栄養を逃したくないという方は酢水や水につけずにそのまま食べるのが良いと考えられています。

レンコンは泥がついていることが多いので、さっと水に濡らし泥を落とす程度に洗えば下ごしらえ完了です。もちろん見栄えを重視されたい場合は酢水や水、ミョウバンや重曹水につけて黒ずみを防ぐとよいでしょう。

レンコンには部位がある?見分け方とは?

部位によって食感が違う?

2020年9月9日に放送された『ソレダメ! ~あなたの常識は非常識!?』ではレンコンは部位ごとに食感が違うので料理する内容によって部位を選ぶとよいことが紹介されていました。

番組内では株式会社西太の岡本光生さんが「肩の形で見極める。レンコンは丸みがあるものと角ばっているものがあります。丸い方は程よい歯ざわりでシャキシャキしています。四角い方は、硬くてカリカリしています。サラダを食べたいと思ったら丸みの帯びた方を選んで、煮物にして食べたいと思ったら角がある方を選ぶと良い」と話されていました。

写真のように、レンコンの形が丸びを帯びているか、角張っているかで食感が変わってくるのでレンコンを買うときは調理するものに応じて形を選ぶようにするとよいでしょう。

【丸みを帯びたレンコンに適した調理法】:サラダ、生のまま、酢の物
【角張っているレンコンに適した調理法】:煮物、炒めもの

また、同じことにはなるのですが、レンコンは先端が丸び帯びており、根本も部分が角張っています。

【先端部分】シャキシャキした食感のため、サラダなどの生ものに適している。
【根本部分】でんぷん質が多くもちもちしているので煮物や揚げ物に適している。

しかし、スーパーでレンコンを買うときは上の写真のように連なっているものではなく既にかっとされた状態で販売されていますよね。切られているものを見分ける方法は、太くて長いものが根本部分。小さくて丸いものが先端部分になりますので、大きさや形をみて見分けるようにしましょう。

新鮮さを見分ける方法


レンコンには部位によって食感の違いがあり調理法に応じて部位を選ぶとよいことは説明してきましたが、新鮮なレンコンの見分け方はあるのでしょうか。答えはYESです。
レンコンの新鮮さは穴の中を確認します。
レンコンは皮から穴にかけて黒ずんでいく特徴がありますので、スーパーで売られているレンコンの穴の中を確認して黒ずんでいる場合は傷んでいる可能性があるので変色していないものを選ぶとよいでしょう。

レンコンは料理によって切り方を変える?


【サラダに使用する場合】
サラダとして使う場合よりシャキシャキにさせたいですよね。そんな時は繊維を断つように輪切りにします。食感がよくなりシャキシャキになりますよ。レンコンにはビタミンCが豊富に含まれていますが、ビタミンは熱に弱い性質があります。しかし、レンコンの凄いところはでんぷん質で覆われているので加熱してもこのビタミンが失われにくいというところ。
【煮物に使用する場合】
縦に切ります。縦に切ることで繊維が残ると同時にでんぷん質も残ります。でんぷん質が多いほど食べた時にホクホク感をより感じることができますので煮物に使う場合は繊維に沿って縦に切るようにしましょう。

レンコンの保存方法

レンコンは濡れた新聞紙またはキッチンペーパーに包みラップをかけて冷蔵庫で保存します。
レンコンは乾燥に弱い野菜で適度な湿度と低温で保存することがポイントです。

レンコンの豆知識

2019年12月12日に放送された『くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館』ではレンコンの面白い情報が紹介されていました。

・レンコンには代謝を促進するビタミンB1やビタミンCが豊富に含まれています。→ビタミン不足には最適。
・レンコンは意外にも水中で育ちます。よくお寺の近くにあるハスの池がありますが、ハスの花の下にはレンコンがあるのはご存じでしょうか。ハスとは下の写真の花。この下にレンコンができるんです。もちろん食用でないもあるようですが、まさかここでレンコンができていたなんて驚きですよね。↓

・食用に作られるレンコンは水中の泥の中で栽培されます。
・レンコンの害虫はザリガニ。ザリガニがレンコンを食べるわけではありませんが、レンコンの根っこを切ってしまうんですね。
・レンコンは全国に30種類以上も存在します。
・「備長」細長く、日本で栽培されている代表的なレンコンの名前。もちもちとした食感で甘さがあるので煮物向き。
・「ロータス」主に愛知で栽培されているレンコンの名前。
・「金澄系(かなすみけい)」は東日本を代表するレンコンの名前。ふと目でシャキシャキした食感が特徴のためサラダ向き。
・西と東のレンコンには味の違いがあります。

参考:『くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館』

レンコンの害虫がまさかのザリガニだったなんて驚きですし、レンコンはジャガイモのように土の中で栽培されるものだと今まですっかり勘違いしていました。また、ハスの花とレンコンの関連も今まで知らなかったので自分が今まで目に見えている情報だけを頼りに生きていたんだと改めて反省しました。ハスの花の下にレンコンがなっているなんて本当に驚きです。
地方によってレンコンも食感や味が異なるようなので旅行に出かける機会があったらその土地の野菜を味わうなんていう遊びもしてみたいですね。

レンコンの凄い効能やこの記事では紹介していない見分け方を下記記事で紹介しています。↓

まとめ・感想

いかがでしたか。今までは価格のみをみてレンコンを手に取っていたという方もいるのではないでしょうか。献立が決まっている場合は部位によって使い分けるとよいでしょう。ビタミンや食物繊維が多く含まれる食材として知られるレンコンは女性の味方の野菜です。用途に合わせてれんこんを選びより美味しいれんこん料理を作ってみてくださいね♡

関連記事
スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

PICKUP-季節の食材
おすすめの記事