
四角豆は東南アジアや沖縄ではよく見かける食材なのですが本島に住んでいる方は初めて見る方も多いのではないでしょうか。そんな四角豆が私の暮らす関東圏の八百屋さんにも販売されていたので早速買って調理してみることにしました。
今回試した調理法は和え物、スープ、炒め物です。実際に調理してどんな特徴がある野菜なのかなどレビューしていきたいと思います。
目次
この記事の目次
四角豆とは?
四角豆はマメ科シカクマメ属の草木になる実鞘で、熱帯アジア原産といわれています。
四角豆の断面はひだのついた四角というのが特徴でカットするとオクラのようにとても可愛らしい形になります。
スターフルーツほど可愛くはありませんが、野菜の中では結構可愛い分類にはいってくるのではないでしょうか。
沖縄では「うりずん豆」「ウリズン」とも呼ばれています。5月に種を蒔き8月頃から11月頃まで収穫ができるといわれています。
四角豆の下ごしらえ
四角豆は洗い、ヘタの黒い部分をカットして調理します。
炒め物:そのまま使う
揚げ物:そのまま使う
和え物やサラダ:茹でてから使う
加熱調理する場合はそのままで使用しても大丈夫ですが、和え物やサラダなどは下茹でをするのが一般的です。
一度火を通すことによりよりシャキシャキとした食感が味わえます。


四角豆の食べ方
四角豆の主な食べ方は炒め物や天ぷらなどの揚げ物にすることです。また、茹でたものをサラダや和え物にしても美味しい野菜なので比較的どんな料理にも合う野菜です。東南アジアではスープの具としても使われています。
今回私は簡単な和え物、そして沖縄の豆腐チャンプルー風炒め物、そしてオニオンスープの具材に加えて調理してみることにしました。レシピと作った感想を紹介していきます。
四角豆のレシピ1:和え物
・四角豆 5本
・めんつゆ2倍濃縮 大さじ1
・すりごま(白) 大さじ2



食感もヤングコーンに近くシャキシャキの中にホクホクがある感じです。とても新しい食感でした。
食べやすい野菜で和え物にとても合っていますが、苦みを少し感じる箇所もありました。とても面白い野菜でした。
この調理法は超簡単に美味しく四角豆を食べられる方法です!おすすめ!
四角豆のレシピ2:炒め物
今回は豆腐チャンプルー風の炒め物を作りました!
・四角豆 4~5本
・豆腐 1個(3個入りのもので出来れば木綿)
・人参 1/6本
・卵 2個
・★生搾り醤油 大さじ1
・★鶏がらスープの素 5振り(大さじ1程度)
・ごま油 大さじ1~2






ポイントは★を入れた後、豆腐を崩さないように軽い力で混ぜ合わせることです。豆腐は事前に水分を抜いているので崩れにくくはなっていますが、炒めるときは形を崩さないようにした方がより美味しく仕上がりますので気を付けてみてください。
四角豆のレシピ3:スープ
新生姜と玉ねぎを使ったオニオンスープの具材に四角豆を入れました!
・玉ねぎ 半個
・玉ねぎの皮 1個分
・前茶(緑茶でもOK) ティーパック1個
・コンソメ 4.5g
・新生姜 1/2かけ
・四角豆 3本
・水 700㏄






ステーキをメインに作った時や洋食の一品として出すと喜んでもらえること間違いなし!生姜も入っているので体がポカポカします。
緑茶も玉ねぎも生姜も血行を良くしてくれる食材として知られていますので体にもとても優しい一品です。寒い日の仕事帰りとかに食べたい料理ですね。
作った感想
個人的に一番美味しかったのは炒め物の豆腐チャンプルー風炒めでした。炒め物と茹でて食べた時の食感に若干違いはありますが段違いに変化するわけではないので茹で四角豆と炒め四角豆は同じ感じで楽しむことができます。豆腐チャンプルーのレシピは是非試していただきたいです。四角豆のシャキシャキ+ホクホクとした食感を味わえるほか、他の食材ともとても相性がよく一口目で美味しい!と唸るはずです。
また四角豆をスープに入れる時は細切りにして食べるのがお勧めです。四角豆の特徴的なひだのついた四角い断面が可愛らしく浮かび上がるほか、コーンが入ったスープの食感や味に似ているので食べやすくお子さんも食べられるかと思います。スープにいれた生姜はきつめに辛みをあえて出していますが、お子さんに提供される時はショウガなしで出された方がマイルドなオニオンスープになると思います。
是非試してみてください♡