2019/7/30に放送されたTBS系テレビ番組『教えてもらう前と後』では夏バテ予防に効果のある生姜焼きを特集。夏バテ予防に必要なビタミンB1を最高な形で摂取できるのが生姜焼きであると紹介し、その健康効果を存分に摂取できる生姜焼きの調理法を紹介されていました。その方法とは?
生姜焼きは夏バテに効果的?
この記事の目次
管理栄養士の赤石定典先生は「夏バテ予防に欠かせない栄養素はビタミンB1です。このビタミンB1を最高な形でとれるのが豚の生姜焼きです。」と紹介。豚肉が持つビタミンB1の量が牛肉の約10倍。さらに生姜には整腸作用・食欲増進・免疫力向上などの効果がありますので夏バテ予防の様々な健康効果が期待できるのです。
健康効果がアップする生姜焼きの作り方とは?
管理栄養士の赤石定典先生さんが教えてくださっていた作り方で、『夏バテ解消』『健康パワーアップ』ができる生姜焼きの作り方を伝授されていました。
ポイント1:玉ねぎを一緒にいれる
生姜焼きの健康パワーアップ効果のために必ず一緒に入れたい食材は『玉ねぎ』です。
玉ねぎが持つ『アリシン』と合わさることによってビタミンB1の吸収率が10倍に上がります。この玉ねぎの健康効果を活かすためには、玉ねぎを調理の最初に切っておきます。というのも、アリシンを生み出すのに10分かかります。その為、切った後10分ほど放置しましょう。
ポイント2:豚ロースの下ごしらえは小麦粉でコーティング
ロース肉はバラ肉よりもビタミンB1の含有量が多いので、ロース肉を使うようにしましょう。そこへ小麦粉をふりかけてコーティングしていきます。お肉を加熱すると加熱した段階でビタミンB1(水溶性)が外に流出してしまいます。その流出を防ぐためにコーティングをします。
ポイント3:味付けで生姜を皮ごとする
タレはみりん、酒、醤油などの一般的な調味料に、生姜は皮ごと摺ります。生姜の皮からはポリフェノールやショウガオールをより多く摂取することができるといいます。
また、生の生姜と加熱ショウガを使い、ショウガのW効果を狙います。生姜は加熱前と後で栄養が異なるというのです。
生姜は加熱する前と後で栄養の効果が異なる?
生姜は加熱前と加熱後で栄養効果が異なります。加熱前の生の生姜には生姜シンゲロールという代謝アップや発汗作用を促す効果が期待できます。
このシンゲロールを加熱すると、ショウガオールに変化します。このショウガオールは血行促進や免疫力向上を促す働きがあると考えられています。
教えてもらう前と後
『教えてもらう前と後』は、毎日放送の制作でTBS系列にて2017年10月17日から毎週火曜20:00 - 20:54に放送されている教養バラエティ番組である。