バジルの育て方!種まきから栽培方法を全て紹介!時期はいつがいい?

家庭菜園初心者でもで簡単で始めやすいハーブ栽培。ハーブ中でも最も料理に使うことが多いといっても過言ではないバジルを早速種まきから育ててみることにしました!

今回使用した栽培キットは『Delish Garden Double バジル&パクチー』。このブログでは種まき、栽培方法や成長過程を全て紹介していきたいと思います。

目次

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今回使った『Delish Garden Double バジル&パクチー』


Delish Gardenは家庭で簡単に始められる栽培キットで、自分で育てて味わう”おうちデリ”。育てられる野菜の種類は4つありミニトマト、バジル、コリアンダー、ミントがあります。今回購入したものはダブルでコリアンダーとバジルがセットになっているものにしました。バジルや各々単体のものも販売されています。

栽培キットの中身はこんな感じ。ブリキポット、インナーポット2個、鉢底アミ2個、種2品種、培養土2袋、説明書が入っています。

スイートバジルの発芽率は60%以上。コリアンダーの発芽率も同様60%以上とのこと。コリアンダーの種は結構大きいですね!

受け皿は栽培キットに含まれていないのでダイソーで黒いお皿を買ってきました!サイズはピッタリ!※受け皿がないと水がこぼれ出るので室内で栽培したい場合は必須です。

バジルの育て方

種まき

1.ブラキポットに入っているものを全て取り出します。

2.インナーポットにアミを入れます。

3.インナーポットに培養土を入れて、水を注ぎ割りばしなどを使って土の表面を平らにします※土全体に水が回るように。

4.種まきします。種はポット表面に均等になるようにバラまきます。(5/3に種まきしました。)

5.種が隠れる程度に周りの土を薄くかぶせ、霧吹きなどで優しく水をやり、種と土を密着させます。

左のポットがバジルの種をまいたものです。※右はコリアンダーですが1晩水に浸ける必要があるのでまだ種まきはこの時点でしていません。

 

 発芽するまでは土の表面を乾燥させないようにし、直射日光を避けて栽培に適した明るい場所で育てましょう。私は窓の目の前(室内)で育てました。また、発芽前と生育初期の水やりは水流で種が流れないように霧吹きなどを使用して優しく行うようにします。部屋の湿度が低い場合は発芽するまでラップをすることで土の表面の乾燥を防ぐことができます。

発芽するまでの水やりですが、5月初旬で湿度が常に60%程度キープできていたこともあり、朝の1回、夜の1回ずつ霧吹きで水やりをしました

発芽

5/8(種まきしてから5日目)に発芽しました!

5/10(種まきから1週間)で他の種からも発芽し、一番最初に発芽した芽はすくすくと大きく成長してきています。

栽培過程

5/13(種まきをしてから10日目)で、より多くの種が発芽しました。

5/17(種まきから2週間後)でこれだけ芽が大きくなりました。順調に育っています♡

5/24(種まきから3週間後)でこんな感じに伸びてきました。意外と苗は細いのでこのままどのように強く成長してくれるのか見ものです。

5/31(種まきから4週間後)の記録。一番成長しているバジルがそれらしい葉の形になり始めました。

6/7(種まきから5週間後)の記録。1本だけでなく、数本のバジルがそれらしい形になり始めました。まだ茎が細いのがちょっと心配です。

6/14(種まきから6週目)の記録。葉がよりバジルらしく大きい葉になってきました。そして間引きをして本数を減らしました。

6/21(種まきから7週目)の記録。間引きをしたおかげで茎の部分も少しずつ太くなってきています。

6/28(種まきから8週間目)。茎が斜めってきました。

園芸テープ(カインズで購入)と割りばしを使って茎がまっすぐになるように固定していきます。

写真のような感じで割りばしを軸にしていきます。

7/5(種まきから9週間目)。まっすぐに固定してから元気がみなぎってきたようでどんどん大きくなっていきます。

葉が大きく育ち4つ葉になったので食べ頃です。

種まきをしてからバジルの葉を食べられるようになるまで9週間、大体2か月かかるということがわかりました。
苗になっているものから育てた場合であれば1か月程度で食べ頃を迎えるのではないでしょうか。
バジルは他のハーブに比べても育ちやすく、初心者の私でも手こずることなく簡単に育てることができました。

バジルの摘み取り方

1.四つ葉になっている葉の下の茎をつまみます。

2.摘まんだところの茎をはさみでカットしてます。

〇で囲んだ場所がカットした部分ですがカットしたからといって成長が止まることはありません。もちろん4つ葉になっていなく、根本付近のものをカットすると成長しなくなる恐れがありますが、この写真のように上部の高く伸びている4つ葉をカットまたすればカットした部分周辺からまた枝分かれにどんどん育ってきます。

時期はいつがいい?


バジルの発芽適温は20~25度、栽培適温は20~25度になりますので、5月~10月(首都圏の場合)に種まきをすれば発芽され栽培に適した温度になるということになります。今回私は5月初旬の5/3に種まきをし、7月の夏場まで育てました。

実際に育ててみて感じたことは気温というよりも風通しのよさの方が重要であるということです。ちなみにバジルの収穫は7月~10月と言われていますので、種まきから始めるのであれば2か月前の5月~8月の間に栽培を始めると良いのではないかと思います。

風通しの重要さ

太陽に当てすぎてもよくないので、まだ苗がしっかりしていない時はお部屋の日が入り込む場所、窓が開けられて風通しの良い場所で育てるのが良いです。
5~8月と梅雨、台風、強い日差しが含まれる季節で育てましたが、強風でない日は雨の場合でも窓を開けて育ててあげることが大切です。

ちなみに7月下旬に2週間家を空けてしまうことがあり、両親宅にバジルを預けていました。

水やりをしてなるべく日光にあてていたというのですが、換気はしていなかったといっていました。その結果がこちら↓↓

預ける前

預けた後

 

たったの2週間で私の2か月間の苦労が水の泡に。。。。どうやったらここまで枯れさせられるの?あまりにもショックすぎて意気消沈。

しかも「バジルね、枯れちゃったけどたくさん食べたよ」と渡されました。

私は食べてもらうために預けたのではなく枯らさないように私の代わりに育ててほしく預けたつもりだったのですが、根本が完全に枯れてしまっていたので修復不可能。
これは水やりを忘れたのかな?と思ってしまうほどでした。

また、換気を全くしていなかったといっていたのでそれも起因しているのでしょう。

 

他人任せにしてしまった自分の責任なので両親は責められません。バジルを育てるのは初心者だったのでわからなかったのでしょう。(私も初心者でしたが)

でも愛情を注いでほしかったな~。植物も生き物ですからね。

つまり、初心者でも失敗してしまう人は失敗してしまうのでしょう。両親のように換気をせず育てた場合にはバジルを枯らしてしまう原因となるようなので注意して育ててみてください。

 

ちなみに、私の経験上、外の空気をいれないで窓を閉めっぱなしにしていた日は翌日にバジルがしなってしまっていることがほとんどでした。風が入ってくる日はどんなに揺れても元気に育ってくれていました。

 

バジルを育てる際は、風通しの良いところで育てること、そして、外から日光が入り込むお部屋で育てることをお勧めします

外で育てている方もいますが、茎の部分がしっかりと太くなっていないと虫が乗っかったりしてすぐに倒れてしまいます。
害虫でなくとも自然環境に恵まれた場所で暮らしているのであればいつ虫が飛んできてバジルの上にのるかわかりませんので念のためにお部屋で育てておいた方が良いでしょう。

いつも外出していて窓を開けていられないという場合は、種まきからではなく茎がすでにしっかりしたバジルの苗を買ってきてベランダで育てると良いと思います。

本来であれば帰宅後バジルがジャングル状態になっていると期待していたのでたくさん収穫してバジルペーストを作る予定だったのですが、これだけ枯れてしまったのでその計画はなくなりました。

ほんの束の間の楽しみではありましたが預ける前にバジルを収穫して下記のような料理を作ってみましたよ。☟☟ とても美味しいバジルでした。料理にちょい足しするだけで彩どりがよくなります。刻むと香りも良かったです。

厚揚げのトマトバジルチーズ焼き

グリーンカレーにトッピングとして使用しました。彩りが一気に増します。

 

グリーンカレーのレシピは下記で紹介しています☟

皆さんの参考になっていたら嬉しいです♡

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