わさび菜とは通年市場に出回っている野菜ではありますが、まだ馴染みのない野菜でもあります。八百屋さんで見かけたりしても、どのように調理すればいいかわからない。どんな味なの?と疑問に思われる方も多いと思い、この記事ではわさび菜の味や食べ方について解説していきたいと思います。
わさび菜は生で食べれる?
この記事の目次
八百屋さんに美味しい食べ方をうかがった際に、生でサラダにして食べることをお勧めされました。わさび菜はわさびの風味を帯びた野菜の為、サラダで召し上がられる際も、和風ドレッシングがお勧めということでした。
わさび菜は外側がかたく、内側が柔らかいという特徴があります。また茎もありますので、生で召し上がられる場合は柔らかい内側の部分を使い、茎から葉っぱを切り離して食べることをお勧めします。
追記:またわさび菜を買う機会があったので購入したところ、白い幼虫のような虫がたくさんついていました。やはり洗う時は水につけて洗うことをお勧めします。また、虫がついている場合は塩水につけて虫を浮かせるようにしましょう。
わさび菜の食べ方・レシピ3選!
わさび菜の食べ方は様々です。八百屋さんのスタッフの方には生で食べるのが美味しいと言われてましたが、他にもお浸し、胡麻和え、炒め物にしても美味しい野菜のようです。その為、今回は生のままのサラダ、炒め物、胡麻和えを作ってみました。どれも美味しくできましたので、是非試してみてくださいね!
わさび菜のサラダ
【サラダ材料】
- わさび菜 2束
- 玉ねぎ 1/4個
- 乾燥小エビ 少量
【ドレッシング材料】
- 玉ねぎ 1/4個
- 生姜 ひとかけ
- オリーブオイル 適量
- 砂糖またはオリゴ糖 小匙2
- 醤油 大匙1/2
- 穀物酢(お好みのお酢) 大匙4
【サラダのレシピ】
- わさび菜は良く洗って、茎から葉の部分を切り取ります。一口サイズにしてお皿に盛ります
- 玉ねぎはなるべく薄いスライス上に切って、塩水に5分程度浸して置き、水を切ります
- わさび菜→玉ねぎ→小エビの順にトッピングしてドレッシングをかけて出来上がり
【ドレッシングのレシピ】
- 玉ねぎ、生姜はフードプロセッサーで細かくします。
- そこにお砂糖、お酢、しょうゆをいれて更に細かくしていきます。
- 最後に別の保存容器に入れて、オリーブオイルをいれて味を調えます。
- 玉ねぎは新玉など甘味のあるものを使うことをお勧めしますが、通常の玉ねぎしかない場合はレモン汁を加えると辛みが少し落ち着きます
追記:生で食べる場合は焼肉と一緒に
生で食べるとわさびのツーンとした風味があるので、それを活かして焼肉と一緒に食べることでお肉の油っこさを軽減してくれます。
私は焼肉を食べる時にお肉とキムチをえごまの葉または大葉に巻いて食べることが多いのですが、わさび菜の葉もお箸で一緒につまんで食べると美味しいと感じました。葉が大きくないのでサンチュのようには巻けませんが一緒に食べることでより食欲が増してお肉が美味しくなると感じています。
わさび菜と豚肉の炒め物
【材料】
- わさび菜 2束
- 人参 1/2個
- 豚肉(バラ肉) 100~150g
- ニンニク 1片
- ごま油 適量
- 本つゆ 大匙2
- 醤油 大匙1
- 砂糖 小匙1
【作り方】
- わさび菜はよく洗い、5~7㎝程度に切っていきます。人参は細切り。ニンニクはみじん切りに。
- わさび菜の茎の部分が気になる方はみじん切りにして葉と別にしてもOK
- フライパンに、ごま油をひいてニンニク、人参を先に炒めていきます。人参がしなしなになりすぎる前に豚肉をいれてお肉に火が通ったら、本つゆ、砂糖、しょうゆをいれてお肉に色を付けていきます。
- 色がついたら、わさび菜をいれてさっと炒めて絡めたら出来上がり
わさび菜の胡麻和え
【材料】
- わさび菜 1葉
- すりごま(白) 大匙2
- 醤油 小匙2
- 砂糖 小匙2
【作り方】
- わさび菜を耐熱容器にいれて電子レンジで2~3分ほど加熱します
- しなしなになったら水分をとって、5㎝程度に切っていきます
- ボールにわさび菜、ごま、しょうゆ、砂糖をいれて絡めていったら出来上がり
追記:煮物・鍋物にも
・冷凍しいたけ 1個
・冷凍まいたけ 少量
・わさび菜 ひとつかみ分
・長ネギ 1/6本
・豚しゃぶ 50g
・焼き豆腐 1/4丁
・★酒 大さじ1
・★みりん 大さじ2
・★醤油 大さじ3
・水 350ml
煮ると春菊と似た感じで食べられる野菜だと思いました。煮ても美味しい野菜です。
追記:ラーメンに入れてみた
煮ることで辛みがなくなり角がなくなった優しい味になるのでお子さんでも食べやすいかと思います。
見栄えがよくなるのはメリットですね。見た目だけではエスニックに!
わさび菜の味は?
今回八百屋さんでわさび菜を見つけたので実際に購入してわさび菜をいろいろな調理法で食してみました。まず、生のまま食べるとその名の通り、わさびの風味を帯びており、ツーンとした味わいです。
葉物野菜としてサラダで食べようと思った際は和風のドレッシングなどで召し上がられるとわさびの風味を活かすことができますが、反対に洋風の味付けドレッシングで召し上がられると、わさびの主張が強いためあまり向いていないと感じました。
炒めても食べてみました。生で食べるより美味しいです。わさびのツーンとした風味アは軽減しますが、炒めすぎないことでしっかり食感も残るので美味しく頂けます。トッピングとして利用して香草感覚でも美味しく頂けるかとおもいます。
お浸し、胡麻和えのような調理方法もとても美味しく頂けます。
煮物や鍋に使っても万能です。わさび菜の風味がなくなってしまうのがとても残念ですが、春菊と同じような感じで使うことができる野菜です。
加熱することで主張が弱まる野菜なのでどんな料理にも適していると感じました。ボリュームのある野菜なので満足感も得られやすいかと思います。